カナダで2人、僕と息子が歩く道

離婚してシングルファザーになった著者がカナダで息子を育てる生活日記

お知らせ:いつも読んでくださっている方々へ

いつも読んでくださっている方々へ。 今までこのブログは、海外移住やカナダ生活、英語学習などについて投稿してきましたが、これからはテーマを一新し「シングルファザーのカナダ子育て記録」について発信していくことにします。 旧ブログ名:英語ビジネス…

はじまりの地

離婚して離れ離れになってから 毎月送っているポストカード。 「次男にカナダを忘れてほしくない」 そんな気持ちで送り続けている。 今月のデザインはBanff Springs Hotel。 ぼくたち家族がカナダに来て 最初の3年を過ごしたバンフにある高級ホテル。 当時は…

「サイバートラックを見に行こう」

カラッと晴れた気持ちのよい冬の午後。 車で走っていると、目の前に1台のサイバートラック。 次男が好きだった車。 いつもこの車を見かけるたび、 「サイバートラック!」と叫んでいた。 ...でも、その声はもう聞こえない。 ぼくの斜め後ろの席には、 次男が…

人生の無駄遣い

バンクーバーは雨が多い地域だと言われている。 1カ月のうち半分近く曇りか雨。 しかも冬は日の入りが早く、空もどんよりとしていることも多い。 それだけでも気分が沈むのに、僕には気晴らしできるようなものが特にない。 娯楽が少ない国なので、特にどこ…

バスケットボールに願いを

つらかった2025年が終わり、新しい年が始まる。 相変わらず家に引きこもっているけど、 気持ちは去年とだいぶ変わってきた。 悲観的な自分は鳴りを潜め、まるで別人のように強くなった。 ...いつまで続くかわからないけど。 長男のためと思いアレンジしたMen…

見つからない正月飾り  

2025年12月30日 長男が友達と遊びに行ってる間に1人せっせと大掃除を始める。 家の中には妻と次男が残していったものたちが、少しホコリをかぶってあの時のまま並んでいる。 もう使わないであろうキッチン用品。...でも、捨てずにそのまま置いてある。 子供…

涙のメリークリスマス

元妻から次男の写真と動画が届く。 ぼくがクリスマスにプレゼントしたおもちゃを抱え、「パパありがとう。メリークリスマス」とたどたどしい口調で言う次男。 心の奥底に封印していた感情が、ふとよみがえる。 こういうとき、世の父親は嬉しいと感じるのだろ…

灰色のバンクーバー

今日はクリスマスイブ。 3カ月ぶりの外出はバンクーバーに来た。 別にクリスマスだからじゃない。 髪を切るために、だ。 美容院なら近くにいくらでもあるが、ローカルは腕が良くないので日本人の美容室で切ってもらうようになった。 普段は息子の送り迎えが…

クリスマスカード

久しぶりにポストを開けてみると、 日本の元妻から手紙が来ていた。 宛先は長男。 クリスマスカードだった。 帰宅した長男に「手紙来てるよ」と告げると、 乱雑に封筒をビリビリ破る息子。 特に表情を変えることもなく手紙を読む。 そのまま無言で部屋に入っ…

ただひとつだけ違ったこと

元妻とは約16年の関係だった。 今までも数々の衝突はあった。 妻の状態だけで考えれば、 今年よりもバンフにいた頃のほうがひどかった。 当時に比べれば今年の状況は全然マシ。 にもかかわらず、なぜ今年離婚することになったのか。 一つだけ決定的に違うこ…

息子からのおくりもの

先日息子から財布とベルトをもらった。 学校から家に帰る車の中、助手席に座った息子がなにやらゴソゴソとカバンを漁っている。 「今日はプレゼントをあげる日だから」 そういって財布とベルトを渡してきた。 「Gym(体育館)に行ったら見つけたから」 と言っ…

いつでも戻ってこれるように

次男と離れて暮らすようになってもう3カ月。 家の中は彼がいたときとほぼ同じ状態のまま。 ズボラで掃除が苦手なのもあるし、 モノを捨てるのが下手というのもある。 www.apollosblog.com でも今は片づけようと思わなくなった。 来年6月、長男の卒業を祝う…

主を失ったピアノ

「子供にピアノを習わせたい」 それが元妻の念願だった。 写真のピアノはその時に購入したもの。 自宅での練習用にということで。 長男の時は経済的な余裕がなくピアノ教室は断念。 今年になってようやくその念願が実現したのだった。 そしてピアノ教室に通…

日本の貧困と将来性

ぼくが離婚に当たり一番気がかりだったこと。 それは次男が妻に引き取られ、日本で暮らすことになること。 「カナダで育つ」という権利を放棄してまで 日本で育てることは果たして彼の未来にプラスになるのか? 申し訳ないが、ぼくはそうは思えなかった。 だ…

静かに、そしてゆっくりと

離婚から約3カ月が経ち、次男のいない生活が日常になりつつある。 浮き沈みの大きかった気持ちも、最近は安定してきた。 静かに、そしてゆっくりと、 「受け入れる」段階に入っている。 買い物のため、大きめのスーパーへと出かける。 ブラックフライデーセ…

次男とつくった作品

先日発売されたオーディオブックの新作。 人生について、考えた: たいせつなものを失って考えた、生きる意味や幸せのこと 今まで50冊以上出版してきたけど、 ぼくにとって特別な1冊。 表紙の写真は次男と過ごした最後の日に公園で撮影したもの。 今でもこの…