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延べ5000時間以上英語の勉強に費やした僕が英語の上達法やマインドセットをシェア。現在カナダ在住。3つの国に移住した経験を活かし、海外移住・海外就職に役立つ情報を発信中。

【海外移住】海外に住むメリットとデメリットを在住10年の3か国移住経験者が解説

昨日に引き続いて今日は海外移住に関するトピックになります。

「海外移住のメリットって何だろう?」と考えたことはありますか?

 

わざわざ言葉も通じない不便な国に住む意味はあるのでしょうか?

 

今日は海外移住のメリット・デメリットについてお話していきたいと思います。

僕は現在カナダに住んでいるのでカナダ基準の内容になるかもしれませんが、その点ご了承お願いします。

 

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海外に住むメリット

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海外に住むメリットというのはたくさんあります。僕個人のフィルターを通したメリットも含まれますので、必ずしもすべてがあなたにとってのメリットになるとは限りませんが、参考にしていただけると幸いです。

 

①仕事のストレスが少ない

仕事に関するストレスは少ないです。特に外資系企業で働いたら人間関係のストレスはほぼなくなります。

日本では「お客さんと業者だとお客さんが無条件で偉い」という力関係が存在しています。

あきらかに言いがかりのような理不尽なクレームだったとしても、真摯に対応しないといけないので、心が疲弊していきます。

 

海外で働くと、(日本人を相手にしない場合)この手のストレスはいっさいなくなります。

あきらかに客側の理不尽な主張がある場合は、企業側がそういうお客を排除します。

そうでなければ本当に大切にすべきお客さんに迷惑がかかるからです。

 

もちろん、お客さんも大切にしますが従業員も同じぐらい大切にします。

 

②仕事が実力主義

僕が「日系企業で働かない」と決断した理由はこれです。

日本では年功序列という文化がいまだに残っており、個人のパフォーマンスよりは「社歴が長さもしくは年長者かどうか」ということが評価の基準になっています。

 

ビジネスもスポーツと一緒で結果を出してなんぼです。

どんなに頑張っていても実力のない選手が試合に出れないのは当たり前です。

仲良しクラブではないので、「頑張っているから」というあいまいな基準で評価をしていては激しい競争に生き残ることはできません。

 

年功序列制度が残っていると優秀な若者はどんどん離れていきます。

結果を出しても昇進の見込みが薄いのであれば頑張るだけ時間の無駄だからです。

 

ちなみに日本は「残業=頑張っている」という認識がいまだにありますが、海外では「残業=時間管理ができない無能」と評価されることが多いです。

 

ただ逆に言うと実力のない人間はどんどん淘汰されていくことになるので、常に自分を磨いておく必要があります。

 

③住環境がいい

ちなみにシンガポールは国土が小さいため、家賃がバカ高いのでこの項目は当てはまりません。

 

日本だと高層マンションに住んだり、プール付きの家に住むといったことは一部の富裕層のみに限られていることが殆どですが、海外では国によってこのような住環境に一般人レベルの収入でも住むことができます。

 

特に発展途上国などは家賃も安いので、もし日本と同じ水準の給料をもらえるのであればかなり恵まれた環境に住むことができます。

 

僕自身もプール・ジム付き、コンシェルジュ付きの高層マンションに住んでいますが、家賃は平均的な金額です。

 

④子供にやさしい

残念ながら日本は小さい子供に対してかなり冷たい国です。

公共交通機関では小さい子供にイライラしている大人も多いですし、舌打ちが聞こえることもあります。

ひどい人になると赤ちゃんが泣いているだけで「黙らせろ」と怒鳴る人もいるようです。

 

でも自分の老後を支えてくれるのはその赤ちゃんです。

イライラして嫌な気分になって損をするのは自分なのだから、もう少し寛容になればいいのにと思います。

 

カナダでは子供に対して皆優しいです。

イライラしている人も見たことないですし、強面のおじさんも小さい子供に笑顔で話しかけてきます。

 

そしてカナダでは子供をとても大切にしているので、12歳以下の子供を一人で行動させたり、留守番させたりすると施設に連れていかれます。

もちろんDVなどで子供の身に危険が及ぶ場合も、行政が動くようになっています。

 

⑤福祉が充実している

これはカナダの話ですが、福祉面がかなり充実しています。

子供手当も外国人(ワークビザでもOK)に支給されますし、金額も日本の3倍近くもらえます。

 

また国が主導になっている学資保険(RESP)に対する補助も手厚く、子供のいる家庭はかなり家計的に助かります。

ただしこれは外国人の場合永住権保持者しか登録できません。

 

年金も支給されますし銀行の定期預金の利率も高く、保険代も無料(BC州は今年から)なので、とても暮らしやすいです。

 

⑥無料で英語を学ばせられる

日本で子育てをする場合、英語を身に着けさせるのであれば莫大な時間とお金がかかります。

海外で子育てをするとこのお金と時間を大幅にカットすることができます。

 

国によって公立学校の学費がかかる場合がありますが、カナダは基本的に公立学校の学費は無料です。

 

ただ、日本語の読み書きは教えないとまったく日本語の読み書きができなくなってしまうので、そこは努力する必要があります。

 

英語の問題もありますが、海外のオープンマインドな考え方が身に着くほうが個人的にはメリットかなと思っています。

 

日本で子供をバイリンガル教育する方法については、こちらの記事で解説しています。

 

 

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⑦海外旅行が安い

日本から海外旅行に行く場合は時間もお金もそれなりにかかりますが、海外に住んでいると国よっては、安い料金+短い時間で周辺国に旅行に行くことができます。

 

特にシンガポールLCCもたくさん就航しており、アジアのハブ空港になっているのでフライトの数も多いです。

また周辺国のリゾート地も近いので、時間もお金もそれほどかかりません。

こればかりは住んでいる国により状況が違うので何ともいえませんが、基本的に日本のように周囲の国から離れているような国は稀で、大体の場合隣国に安価で旅行に行くことができます。

 

⑧国に依存することがなくなる

日本の将来に不安を感じている人は多いです。

万が一日本が国家破綻した場合、そのタイミングでいきなり海外移住するのは難しいです。

 

ビザの問題もありますし、何よりも日本の生活に慣れているため環境の変化に適合できないからです。

 

海外移住して永住権を取得しておけば、国に依存する必要がなくなります。

 

日本がダメになったら、このまま今の国に住み続ければいいし、

今の国がダメになったら、日本で暮らせばいいだけです。

 

将来に対する不安が減るという意味では、海外移住が人生にもたらす価値は非常に大きいです。

 

⑨日本国内の消費税が免税になる

これは海外在住者でも知らない人が結構いますが、海外在住者は日本の消費税が免税扱いになります。

 

ただ、すべての海外在住者が対象になるわけはなく、免税になる物品に関しても条件が定められています。

 

詳細についてはこちらの記事で解説しています。

 

 

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日本の物価は決して安くないので、消費税が免税になるのは非常にありがたいですね。

これは海外在住のメリットの中でもかなり大きいと思います。

 

 

 

海外に住むデメリット

当たり前ですが、海外に住むことにはたくさんデメリットがあります。

ここでは海外に住むデメリットについて解説していきたいと思います。

 

①プライベートでのストレスがある

先ほど仕事のストレスがないことをメリットに上げましたが、私生活ではそれがデメリットになることもあります。

 

おおざっぱで適当、客目線でない業者が多いので長い時間待たされたり、サービスや手続きの内容がいい加減だったりします。

 

僕も海外に移住したばかりのころは、そういうストレスにイライラして怒りが爆発することもありました。

日本のようにすべてがオーガナイズされているわけはないので、最初の頃はストレスに感じることも多いです。

 

ちなみにクリニックの予約はそれほどでもありませんが、大型病院になると予約が半年後なんていうこともざらにあります。

 

②日本に一時帰国するお金がかかる

海外に住んでいると日本に定期的に日本に一時帰国することがあります。

大体の場合はバケーションですが、個人的な事情で帰らざるを得ないこともあります。

 

特に家族連れになるとその費用は莫大になります。

 

アジアにいたころは年に1回一時帰国していましたが、現在は2年に一回のペースで帰っています。

ちなみにカナダの場合、大人2人、子供1人で航空券だけで大体5000ドルはかかります。

それに日本での滞在費をプラスすると結構な金額になります。

 

この一時帰国の費用は日本に住んでいれば発生しようのない出費なので、これは海外に住むデメリットだと言えます。

そしてお盆や正月は航空券代が高騰するため、基本的にこの期間に一時帰国することはほぼありません。

 

③不便・退屈

日本はとても便利な国です。

働かなくてもいいのであれば、日本ほど暮らしやすい国はないと思います。

 

海外は先進国であっても不便なことが多いです。

また日本のように娯楽も発達していないので、休みの日にやることがなくて退屈することがあります。

 

アジアだと病院に日本人医師がいることがありますが、北米だと医師免許の関係で日本人の医師はいません。

どうしても言葉に不安がある場合は通訳をつけることもできますが、有料になりますし料金は決して安くありません。

 

そのため基本的には自分で医師とコミュニケーションをとる必要があります。

 

日本食日本製品が高い

シンガポールは日本の物で溢れかえっているので、日本の物が高いという印象はありませんが、カナダで日本食を買おうと思うと、下手すると日本の倍の金額になることもあります。

 

しかも日本食のラインナップもいまいちなので、手に入らないものも多いです(シンガポールは完全日本食オンリーのスーパーが2店あるのでこれには該当しません)。

 

そのため年に数回日本から食品や生活必需品を送ってもらう必要があります。

届くまでに時間差があるのと、送料がかかるため不便に感じることも多いです。

 

⑤日本の車の運転免許の更新が面倒

海外に住んでいるといつでも日本に帰国できるわけではありません。

 

アジアなら航空券も安く時間もかからないので、比較的気軽に日本に行くことができますが、それ以外の地域からだと時間もお金もかかるので、日本に行く頻度はどうしても少なくなってしまいます。

 

日本の運転免許の更新は5年に一度で、確か有効期限の前後1か月の間に更新手続きを済ませる必要があったと思います。

しかし、海外在住者の場合その時期に日本に行くことができる確証はありません。

 

もちろん、そういった人たちのための救済措置はあります。僕も免許の有効期限が切れる1年前に免許を更新させてもらいました。

そのため僕の日本の運転免許は有効期限の表示が4年になっています。

 

しかし救済措置があるとはいえ、いつでも好きな時に免許の更新ができるわけではありませんので、その点は注意が必要です。

有効期限が切れてしまうと日本の運転免許は失効してしまい、再度取り直す必要があります。

 

詳しくはこちらのウェブサイトの情報をご確認ください。

 

www.npa.go.jp

 

⑥つねにビザのステータスに依存して暮らさなければならない

永住権保持者でない場合、今後も海外で暮らせるかどうかはビザの発給条件に依存します。

 

外国人労働者が急増するなどで、政府が突然ビザの条件を厳しくするということは十分考えられますし、僕もシンガポールとカナダで同様の経験があります。

 

具体的には

 

ビザ取得条件の最低賃金の値上げ→雇用主が払えなくなる

労働ビザの更新上限が決められる→カナダでは労働ビザの延長は最大4年までだった時期がある。

 

といった感じです。

 

このようなことが起こると、ビザが更新できなくなり本人の意思とは関係なく本帰国を余儀なくされることになります。

 

⑦友達ができない

お子さんがいる家庭などは子供がらみで知り合いができることはあります。

 

しかし、そうでない場合自分から積極的に交流の場に出ていかないと、友達ができることはありません。

 

ある日突然、相手のほうから「友達になってください」なんてことはあり得ないわけです。

 

そうなると、休みの日も仕事関係の人としか交流しなくなり全然友達が増えません。

 

海外移住でホームシックになる人がいるみたいですが、

友達ができないのも原因の一つと考えられます。

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

デメリットのところに治安の問題を書かなかったのは、「海外=危険」というイメージを持ってほしくないからです。

少なくともこの10年に身の危険を感じるような犯罪に巻き込まれるようなことはありませんでしたし、僕は海外が治安が悪いとはいっさい思っていません。

 

警戒していれば犯罪に巻き込まれる確率も減ります。

そして、日本でも凶悪犯罪は普通に起こります。

 

日本の都会では疲れた表情の人をたくさん見かけますが、海外では人生を楽しんでいる人がほとんどです。

彼らはとても活力にあふれていますし、そういう人たちと触れ合うだけでも海外に住む価値というのは十分にあると思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。