「日本の将来が不安」
「子供を海外で教育したい」
「海外でのびのび子育てしたい」
そのような人は海外に教育移住を考えていると思います。
教育移住できる国はいくつかありますが、カナダはその中でも非常に人気が高いですね。
僕は教育移住でカナダに移住したわけではありませんが、カナダの現地事情について
はお伝えすることができます。
今回はカナダに教育移住する前に知っておくべきことについてお話しします。
カナダに教育移住するメリット
公用語が英語
「子供が英語バイリンガルになる」というのも大きいですが、現地で生活する上において英語が通じるというのは大きなメリットです。
英語が通じないというのは相当不便ですからね。
僕はベトナムに住んでいたことがありますが、ベトナムでは英語が通じない人も結構いるので身振り手振りでコミュニケーションをとっていました。
教育費がタダ
カナダの公立校は学費がいっさいかかりません。
国によっては学費がバカ高いところもあるので、予算の問題で教育移住が難しいという場合があります。
治安が良い
もちろんカナダでも治安の悪い地域はありますが、お隣アメリカと比べると治安はめちゃくちゃ良いです。
僕もカナダで危険な目にあったことは一度もありません。
クレジットカード落としたこともありますが、遺失物預り所に届いてましたし...。
海外で暮らすうえで治安は重要な要因なので、そういう点においてもカナダはおすすめですね。
教育レベルが高い
カナダの教育レベルは世界でもトップクラスと言われています。
U.S News&World Reportの調べでは、アメリカ、イギリスに次いで世界第3位。
ちなみに日本の東大よりもカナダのトロント大学の方がランキングが上です。
カナダ教育移住で親が苦労すること
友達がいない
「親も友達もいないので孤独を感じる」
こういう人、海外移住者の中には結構いるみたいです。
自分から交流の場に出向かないと友達はできないので、内向的な性格の人は結構キツイかもしれません。
英語が話せなければ、ローカルの人と友達になることはまずないでしょう。
仕事をしている、もしくはひとりで楽しめる趣味がある場合は、比較的孤独を感じることは少ないと思います。
教育移住する場合の親のビザ条件がわかりませんが、「就労不可」の場合は働くことができないので、ひたすら暇を持て余す可能性があります。
娯楽が少ない
日本は娯楽が充実している国なので、カナダに住んでみると娯楽の少なさにびっくりするかもしれません。
自然やアウトドアが大好きな人には楽しめると思いますが、そうでない人は「やることがない」と感じることも多いと思います。
我が家はアウトドア派でないので、バンフに住んでた時はひたすら暇でしたね。
カナダの(小)学校の特徴
我が家はまだ長男がElementary(小学校)なので、小学校のことしかわかりませんが、カナダの学校の特徴についてお話しします。
宿題がない
日本の学校のように宿題がないです。
もちろん夏休みも、です。
自主的に勉強する子でない限りは、家でまったく勉強する機会がありません。
我が家も子供が家で全然勉強しないので困っています。
学校が終わるのが早い
朝は8:30スタートで終了は14:30です。
たまにEarly Dismissalの日があり、その日は13:30に終わります。
すぐに学校から帰ってくるのでゆっくりするヒマがありません。
送り迎えがある
子供がある程度大きくなるまでは親が送り迎えをしなければなりません。
上記のような時間に送り迎えをすることになるので、毎日忙しいですね。
弁当が必要
給食がないのでランチは自分で準備する必要があります。
学校によってはLunch Programがあり、お金を払えばカンタンな昼食は準備してくれるところもあります(長男の学校もそう)。
毎日お弁当作るのは大変ですよね。
ちなみにおやつタイムもあるのでおやつも持参します。
Vacationが長い
特に夏休みが長いですね。
7月~9月までの丸2か月夏休みがあります。
その間子供がずっと家にいるので、子供の相手をするのが結構大変です。
そのため、Summer Camp(有料)を利用する人も多いですね。
友達と遊ばない
日本だと子供だけで友達の家に遊びに行きますが、カナダでは小さな子供の単独行動が許されていません。
そのため、友達の家に遊びにいく場合は親の送り迎えが必要。
相手の親と仲良ければいいですが、あまり親しくない場合は気を使います。
このような事情で友達の家に遊びに行く機会が少ないので、子供は家で遊ぶ時間が長くなります。
イベントは少な目
運動会、文化祭、修学旅行といった類のイベントがない。
それに近いイベントはありますが非常に規模が小さく、日本の学校の行事のような感じではありません。
パジャマデーやハロウィーンといったイベントはあります。
まとめ
海外に教育移住することは一長一短ありますが、子供にとっても良い経験になるのは間違いありません。
今後の日本がどうなるかわからない今の世の中、子供がどこの国でも生きていけるような教育をすることは大事だと思います。
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