長かった息子の夏休みももうすぐ終わりです。
コロナウィルスで3月からほとんど学校に行っていないので、
子供にとっては約半年間近い休みになりました。
6月に週二日だけ学校に通えたのですが、
同じクラスで登校してたのは息子含め2~3名。
ほとんどの子供は長い長い休みになったと思います。
日本の子供なら「ひゃっほう」と大喜びしそうなものですが、
海外(カナダ)の場合は子供にとっても喜べることばかりではありません。
【海外子育て】カナダの子育て・教育で苦労すること
①子供たちだけで遊びに行くことができない
カナダでは小さな子供だけで外出することが禁じられています。
一人で留守番させるのもNGです。
日本だと子供たち同士で遊びに行くのは一般的ですが、
カナダではそれができないのです。
友達の家に遊びに行くということもほとんどありません。
友達の家に遊びに行くということは、自分もそこに滞在するか、
相手の親に自分の子供の監督をしてもらう必要があります。
要するに気軽に遊びに行ける状況じゃないということです。
日本の夏休みだと子供たちが勝手に遊びに行くので、
親にとっても息抜きができることがありますが、
海外だと休み期間中常に子供の相手をしなければなりません。
コロナウィルスの影響でその期間が半年近くになったわけです。
我が家は妻が主に息子の遊び相手をしてくれています。
妻には頭が下がる思いです。
②遊びに行くところがない(遊び相手がいない)
子供を遊びに連れて行くといっても
公園ぐらいしかありません。
年の近い兄弟がいる場合であれば遊び相手がいるわけですが、
うちの次男は赤ちゃんのため、長男は基本一人で遊ぶことになります。
長男は子供に対してはあまり人見知りしないので、
見ず知らずの子供と仲良く遊んだりするのでまだいいですが、
もしそうでなかったら、公園で一人で遊ぶことになりちょっとかわいそうです。
今はコロナの影響でインドアプレイグラウンドも閉まっています。
今はまだ公園で楽しく遊んでくれてますが、
公園に飽きてしまったらいよいよ遊びにいくところがなくなります。
③夏休みの宿題がない
カナダは夏休みの宿題がありません。
子供にとってはうれしいことですが、
親にとっては結構プレッシャーです。
何もしなければまったく勉強しなくなるからです。
我が家はGrade1の教材を買って勉強させてます。
(妻よ、いつもありがとう)
それでも勉強時間にしたら十分とは言えません。
今年はコロナで学校にもまともに行けてないので、
学力の低下が心配なところです。
④頻繁に転校がある
日本だと転校生って珍しい存在ですが、
カナダは子供が頻繁に転校します。
我が家は以前住んでいた家から車で5分のところに引っ越したので、
息子は以前と同じ学校に通うことができますが、
本来の校区は別の小学校の校区になります。
つまり、本当なら転校してたということです。
息子が通ってた学校も
クラスメイトが引っ越しで突如いなくなる
なんとことは頻繁にありました。
せっかく仲良くなっても離れ離れになってしまうので、
子供にとってはかわいそうです。
⑤親にヘルプを頼めない
日本だと何かあったときに親にヘルプを頼めますが、
海外で暮らしているとそれもできません。
基本的に自分たちでなんとかしないといけないので、
親の負担は大きくなります。
まとめ
今のところざっと思いつくことを書いてみました。
これから海外に移住したいとお考えのファミリーは、
ぜひ参考にしていただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
カナダのいいところについてはこちらの記事でまとめています。