英語ビジネスレベル最短への道 海外移住・海外就職情報

延べ5000時間以上英語の勉強に費やした僕が英語の上達法やマインドセットをシェア。現在カナダ在住。3つの国に移住した経験を活かし、海外移住・海外就職に役立つ情報を発信中。Sponsored by PronunciationPro,Lingoda.com,Grammarly

【海外移住】カナダ永住権取得は狭き門

海外移住の夢を実現するため、日本での生活を捨てカナダにやってくる人はたくさんいます。

 

たまたまカナダのブログを読んでいたら、永住権の申請中の人のブログが2つ見つかりました。

 

今まさにワークビザから永住権申請に移るタイミングで、「永住権が取れるか」という不安や切迫感が伝わってくるようです。

 

僕も彼らの気持ちは非常に理解できます。

僕も永住権を申請していたときのことを思い出して懐かしくなりました。

 

 

 

永住権取得までの道

 

僕がカナダの永住権を取得したのは2017年のことです。

当時はいろいろあって、一刻も早く永住権を取得しなければなりませんでした。

もう少し遅かったら我が家は今頃どうなっていたかわかりません。

 

僕はマネージャービザからの申請だったので、普通の人よりも高いIELTSのスコアが必要でした。

 

そこは問題なかったのですが、なにせベトナムシンガポールの在住歴があったため、それらの国の無犯罪証明を取りよせるのに時間がかかって、毎日やきもきしていたのを覚えています。

 

当時は小さい町に住んでいたので日本人コミュニティのつながりが強く、

様々な情報を手に入れることができました。

 

「ランディングペーパー(※)が出たのに国境で却下されて強制送還になった」

「○○の国境は審査が厳しいから、□□の国境に行った方がいい」

「国境で聞かれる質問にうまく答えられなかったら、永住権却下される」

 

など。

 

僕の場合、永住権が却下される見込みは極めて低かったですが、

それでも国境でランディングペーパーを永住権の書類に引き換えるまで気を抜くことができず、不安と緊張に支配されていました。

 

その後、あっけにとられるぐらいあっさりと永住権に引き換えることになったのですが。

 

当時は1日1日がすごく長く感じました。

 

いつ届くかわからないランディングペーパーを待ちわび、仕事やプライベートもボロボロで精神的に限界の状態だったので、余計に苦しかったです。

 

※ランディングペーパーとは

 

永住権申請が政府(移民局)に承認されると発行される書類。この時点ではまだ永住権を取得しているわけではない。

この書類を持って、国境(もしくは空港)の入国審査オフィスに行き(つまり一度国外に出る)、そこで永住権と引き換える。

ランディングペーパーが取得できても、ごくまれに国境オフィスで永住権を却下されることがある。

 

そもそも永住権申請までたどり着けない人が大多数

永住権とは誰でも取得できるわけではありません。

なぜだかわかりますか?

 

国としても、経済に貢献してくれるような人物に永住権を発給したいと思うからです。

 

言葉は悪いですが、どこにでもいる普通の人に永住権を発給しても、福祉にお金がかかったり、国民の雇用を奪われるだけだったりデメリットが大きいからです。

 

そもそも大多数の人は申請資格すらありません。

永住権申請には条件があり、その条件もかなり厳しいからです。

 

ワーホリから直接永住権を申請するのはまず不可能(ナニー除く)で、

ワーホリからワークビザに切り替え、そこで勤務実績を作らなければ申請資格すらパスできません。

 

ただ、ワーホリにワークビザをオファーしてくれるような企業はほとんどありません。

 

例えばジャパレス(日本食レストラン)などで働いた場合は、ワークビザが取得できる見込みは低いです。

 

仮にワークビザを取得できたとしても、管理職レベルにならなければ申請資格に到達できないという壁もあります。

 

僕が永住権を申請していたときは、カナダのビザ発給が厳しくなっていた時期で、

飲食業は、ワークビザと永住権の取得はすべて却下されていました。

 

こればかりは本当に運です。

 

仮にワークビザ取得できて管理職になれたとしても、政府がビザや永住権の条件を厳格化したらそれまでです。

 

カナダは州によって永住権取得の難易度が違う

f:id:Apollojustice:20191006102023j:plain

 

カナダは州によって永住権取得の難易度が違います。

 

僕はアルバータ州で永住権を取得しましたが、アルバータは人気の州なので比較的難易度は高めの州でした。

 

永住権取得の難易度が低い州は人気のない(マイナーな)州です。

 

マニトバ州は永住権発給に積極的です。

人気がないのでそうでもしないと人口が増えないからだと思われます。

 

永住権欲しさにマニトバ州に住む人は、日本人に限らず結構います。

 

マニトバ州に行ったことはありませんが、何もないところなので暮らしにくさは僕が暮らしているところの比ではないでしょう。

 

日本から家族総出でマニトバに引っ越してくる人もいるみたいですが、

海外生活に慣れていない人が暮らすには、ちょっとハードルが高いように思います。

なにせ領事館もないですからね。

日本食とか売ってるんだろうか」とかすごい気になります。

 

領事館に行くならわざわざカルガリーまで行く必要があります。

陸路で行けば日帰りは不可能な距離なので、領事館に行くのに飛行機に乗らなければなりません。

 

海外移住するなら永住権取得を見据えるべき

 

www.apollosblog.com

 

海外移住先を決めるときは、長期的な視点を持った方がいいです。

 

国によっては、永住権取得がほぼ不可能な国もあります。

そういうところに移住してしまうと、一生ワークビザを更新しつづけないといけなくなります。

 

ワークビザに依存するのは非常に危険です。

 

 

www.apollosblog.com

 

ワークビザの条件というのは、その時の国の状況によって変化します。

失業率が高いのに外国人労働者が多かったら国民から不満が出ます。

 

僕が永住権を申請していたころも、「失業率が一定のパーセントを上回ったら問答無用でワークビザの申請が却下される」という条件があったこともあります。

 

つまり、国が条件を厳しくすればビザの更新ができず、滞在資格を失うことになるということです。

 

仮にビザの条件が厳しくならなかったとしても、自分の雇用主が倒産したり、業績が悪くなってビザをサポートできなくなったら、職とともに滞在資格を失い帰国を余儀なくされます。

 

ワークビザを更新し続けるということは、国(景気)と雇用主に依存するということです。

 

ちなみに、カナダは以前ワークビザの延長は最大4年までだった時期があります。

 

アジアではワークビザの延長を繰り返すのが一般的ですが、

アジアも外国人労働者が増えすぎたら、このような施策をとらないとも言い切れません。

 

永住権取得は狭き門

 

永住権は申請資格を満たす時点ですでに狭き門で、そこから申請が承諾されるまでも長い道のりです。

 

海外移住を考えている人は、永住権のことは常に頭の片隅に置いておくのがいいと思います。

 

お金を払えば無条件で永住権を取得できる国もありますが、

ほとんどの先進国は永住権の取得は狭き門です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

こちらの記事で僕の永住権取得までの苦労をつづっています。

面白いのでぜひ読んでみてください。

 

www.apollosblog.com