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ビジネス英語コーチングを再開しました!

情報社会だからこそ英語を活用する

せっかく英語を学んだのであれば、英語でニュースをみるようにしましょう。

先日NHK Worldの記事を書きましたが、海外のニュース番組を見ることにも価値があります。

参考までにNHK Worldの記事のリンクを貼っておきます。

 

www.apollosblog.com

 

今日も自己主張が強い記事です。気分を害される方は早めに退出されることを推奨します。

 

木を見せて森を見せない日本のニュース

 

正直いって日本のニュースはかなり情報が操作された状態で放送されていると個人的には思います。

偏った視点から見えざる主観へと誘導するかの如く、ニュースが配信されています。

 

かなり前に鳥インフルエンザのニュースがありました。当時僕は日本に住んでましたが、どのニュースを見てもまったく同じ映像ばかり(マスクをした人たちの映像)だったことにとても違和感を感じました。

 

ほとんどの外国の人はマスクを着用していないにも関わらず、その映像だけを繰り返し放送することで、視聴者がある種のマインドコントロール状態に陥り、マスクが売り切れるという事態にまで発展しました。

普通のインフルエンザでも死者はでるのに、「鳥インフルで死者が出た」という報道をすることでより恐怖をあおり、より強力なマインドコントロールが生まれてしまいました。

 

ちなみに日本以外の国で3か国住んできましたが、いわゆる日本でいうマスクをしている人はいまだかつて1人も見たことがありません(ベトナムはバイクに乗る時に埃よけのマスクはします)。

 

シンガポールに住んでいた時のこと、当時の日本人の上司が話をしてくれたことがあります。

 

「タイで地震被害があった時に安否確認のため現地へ行った。その時に白人はビーチでバカンスを満喫している横で、日本のメディアはボロボロになった建物ばかりを撮影していた」

 

もちろんそういうネガティブな状況も真実ですから、それを伝えることは必要だと思います。でも現地はそれほど混乱していないということを伝えることも同じぐらい必要です。

 

Yahooニュースでも海外で事件が発生すると「海外は危険だ!」というようなコメントが散見されますが、現地は意外に落ち着き払ってます。

こういう声がでるのも、木を見て森を見ない癖がついてしまっているからだと思います。

 

海外のニュース番組は淡々と事実だけを報道しているので、変な主観が入りにくくより客観的に事実を判断できます。

もちろんすべてのニュースが中立的に放送されているわけではありませんが、日本に比べると相当ドライというか、感情が入っていない印象を受けます。

 

海外のニュースを見ることで視野が広がる

 

英語がある程度理解できるようになると、英語メディアの情報も手に入れることができます。

そこには我々日本人とは別の視点から、同じ事実を報道しているものもあります。

どちらが正しいとか間違っているとかそういうことではなく、視野が広がるので英語の勉強もかねて覗いてみるのはおすすめです。

ひとつの絶対的な価値観(正義)が正しいと思っているから、他者を許せなくなり自分自身も苦しくなってしまいます。

自分にはない視点を理解することで、「そういう価値観の人間もいる」ととらえることができるようになると、他人に自分の正義を押し付けなくなるから、自分も楽になります。

 

英語を話す上で相手のバックグラウンドを理解しておくということは非常に重要です。

日本では政治家への文句を言ったりする人を良く見かけます。しかし、海外では政治ネタはかなりセンシティブなトピックなので話さないほうがいい、というようなことを理解していないと、コミュニケーションがぎくしゃくしてしまったりします。

 

もちろん彼らにとって我々は外国人ですから、それを知らなくても責められることはないでしょうが、できれば気分よく話したいですよね。

 

英語は未知の世界を知るために役立つツールでもあります。

せっかく学ぶのであれば積極的に活用しましょう。

 

今日は以上です。

 

いつもブログを読んでくださりありがとうございます。