今日は海外移住に興味のある人におすすめの海外移住先についてお話します。
簡単に僕の経歴を説明すると、日本で働いた後、ベトナムに移住。その後シンガポールに在住し、現在はカナダに住んでます。
海外在住歴は約10年です。
日本にいたときは、プロのツアーコンダクターとして約30か国訪問しました。
海外に移住したいけど、どこの国にすればいいかわからない、と言う方におすすめの海外移住先を紹介します。
こちらの記事で海外移住のメリット・デメリットについて解説しておりますので、
重ねて読んでいただければと思います。
海外移住にはレベル(難易度)があります。非常に暮らしやすい国もあれば、暮らしにくい国もあります。
その人の性格によってどの国と相性がいいかは異なります。自分の好みにあった国を選ばないと、海外生活を楽しめなかったり、逆に大変な思いをしてしまうので、事前にしっかりと調べておきましょう。
結論から言うと、おすすめの海外移住先は「シンガポール」です。
自分が住んでいたからということもありますが、僕個人の見解としてはシンガポールは世界で日本人が最も暮らしやすい国だと思います。
ではその理由を解説していきます。
シンガポールのおすすめポイント
①日本語だけで暮らせる
シンガポールは日本人も多く、日本の物も簡単に手に入ります。しかも日本人クリニックがあるので、病院も日本語で診察可能。医師も日本人です。
ちなみにカナダは地域により、日本語通訳がつけれる場所もありますが有料です。基本的には英語で医師とコミュニケーションをとることになります。
その他美容院もたくさんあり、日本人スタイリストが働いています。僕自身は美容院を選ぶ時、言葉の問題よりもセンスの問題で日本人スタイリストのいる美容院を選びます。今住んでいる場所は近くにそのような美容院がないので、カナダ人にカットしてもらっていますが、うっかり「おまかせ」などといってしまうと、バリカン(Clipper)を使われてしまったりします。
日本語だけで暮らしていくことは十分可能ですが、英語を勉強することを推奨します。なぜならば日本語だけでは、交友関係やできることも制限されてしまうからです。
②日本のものが簡単に手に入る
海外に住む上でこれは最も重要なポイントです。いくつかの国に住んできましたが、シンガポールは圧倒的に日本の物が簡単に手に入ります。
日本食専門のスーパーが僕が住んでいた当時だけでも2店舗(明治屋、伊勢丹)あり、すべて日本のスーパーとまったく同じクオリティです。
ベトナム(当時)やカナダにも日本食を取り扱っている店はありますが、品ぞろえはいまいちです。
日本食だけでなく、紀伊国屋(高島屋の中)もあるので、日本の本も手に入ります。
ラーメン屋や日本食のレストランもたくさんあり、他の国に比べると安価です(吉野家やモスバーガーもあった)。
あんなにちいさい国なのに至る所にDAISOがあるのもポイント高いです。
③近隣諸国(日本)が近い
シンガポールは東南アジアのハブになっていて、チャンギ空港は世界有数の空港です。近隣諸国へのフライトもたくさん就航しており、LCCも就航しておりますので、安価で近隣諸国に旅行に行けます(オーストラリアも近い)。
バリ島(インドネシア)やプーケット(タイ)、ペナン島(マレーシア)などリゾートもたくさんあるので、いろんな地域に旅行に行けます。
日本も近いので一時帰国もしやすいです。カナダは日本まで遠く航空券も高いので、頻繁に一時帰国するのが難しいです。
④公用語が英語
シンガポールは3種の民族が混在する国なので、それぞれの民族の言語の他に英語を公用語として採用しています。
シングリッシュとよばれる彼らの英語は、英語が苦手な日本人にはわかりやすい英語ですので、英語が得意でない方でも理解がしやすいと思います。
ベトナムのように英語以外の言語が公用語の国に住むと、その国の言葉を習得しないと仕事以外の私生活でコミュニケーションをとるのに、非常に苦労します。
⑤治安がいい
ベトナムやカナダの治安が悪いとは思いませんが、シンガポールは圧倒的に治安がいいと思います。日本と変わらない、もしくは日本よりも治安がいいかもしれません。
⑥娯楽が多い
オーチャードストリートと呼ばれるショッピング街や、セントーサ島と呼ばれるリゾートアイランド、屋上に船のあるホテルマリーナベイサンズとその周辺、クラークキーなど、娯楽がたくさんあるので退屈しません。
しかも小さい国なので、各スポットの移動時間も短いです。
⑦公共交通機関が便利・物価が安い
ベトナム在住時はバイクに乗ってました。バイクがないと行動範囲が狭すぎて、どこにも行けない状態でしたが、シンガポールはバスや電車があちこちに走っているので、移動が楽です。しかも安い。
前述の日本の物も安く手に入るので、気兼ねなくショッピングができる点もいいです。
カナダで日本のものを買うと高いし、ベトナムは現地採用の場合は給料が安いので、物価が安くても、それほど贅沢はできませんでした。
ちなみに隣のマレーシア(クアラルンプール)も同じような感じですが、⑥の点ではシンガポールのほうがいいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
この話にはまだ続きがあります。
こちらの記事も読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。