このブログを本格的に更新するようになって約8か月が経過しました。
徐々に検索エンジンにも「海外移住ブログ」として認知されるようになり、
Bingでは「海外移住のメリット・デメリット」の記事が検索1位を獲得しました。
ちなみにこの記事です。
僕は第4ブログで「SEOやブログ収益化」についてのブログを運営していますので、
一般的な海外在住ブロガーよりはSEOに関する知識が豊富にあるというのも、上位表示を獲得できた要因の一つです。
おかげさまで「人気ブログランキング」の海外就職部門でも1位をずっと維持しています。
あまり競争が激しくないカテゴリなので、これに関しては大して自慢にもなりませんが。
ちなみにココナラで「海外移住に関する相談サービス」を始めました。
詳しくはサイドバーのリンクをご覧ください。
ココナラというプラットフォームは、海外就職に関する需要はほとんどありません。
だからココナラ経由の受注はあまり期待していないです。
どちらかというと、このブログを読んでくれている方々向けに始めたサービスです。
自分の知識や経験を活かして、一人でも多くの方のお役に立てればと思っています。
海外移住に一番必要なものは「○○力」
海外移住を実現するのに必要な要素はなんだと思いますか?
多くの人は「語学力」だと考えるかもしれません。
しかし、海外で働く多くの日本人は日本語がメインの仕事をしており、高度な英語を使いこなしている人は少数です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
僕自身の経験を振り返ってみても、初めて海外移住を果たしたときの英語レベルは決して高くありませんでした。
どちらかというと、海外に住むようになってから本格的に英語を勉強するようになりました。
もちろん、語学力はあるにこしたことはありません。
もしあなたが突出したスキルや経歴がないのであれば、語学力は大きな武器になるでしょう。
ただ、僕は語学力がなかったとしても、チャンスがあれば積極的に挑戦するべきだと思っています。
海外移住は起業と似ているところがあります。
「準備中です」という人は、いつまでたっても準備が終わりません。
「お金がない」、「自信がない」、「時間がない」という言い訳のもとに起業を先延ばしにしている人のように、「語学力がない」、「スキルがない」、「経験がない」と海外移住できない理由ばかりにフォーカスしてしまっています。
良い求人は一度チャンスを逃したら終わり
海外就職の求人は一度チャンスを逃したら、二度と同じ案件に巡り合えない可能性があります。
特に日本から海外就職する場合、ビザの問題があるのでアジア以外の国で働くのは手に職がある職種でないと難しいです。
僕自身、カナダの求人を見つけることができたのも、たまたまシンガポールのビザが切れるタイミングで、カナダの会社が求人を出していたからです。
要するに運が良かったということです。
この手の求人は一度チャンスを逃すと二度と出てこない可能性があります。
企業側からしても、労働ビザに莫大なコストと時間をかけて国外(日本)から人を採用するのには、それなりの理由があります。
ほとんどの職種は自国にいる在住日本人で賄えるからです。
その方がコストも時間もかからないので、企業側としてもリスクは低いです。
つまり、どうしても日本から人を採用しないといけない特別な事情がない限り、
アジア以外の国の企業がオファーを出すということはないということです。
良い求人を見つけたのに「まだ準備ができていない」ということで見送ってしまったのであれば、もうそのチャンスは二度とやってこないと考えたほうがいいです。
年を取ると海外就職に不利になる
管理職のポジションでない限り、海外就職は若いほうが圧倒的に有利です。
若い人のほうが柔軟性や将来性があるからです。
年齢を重ねれば重ねるほど海外の生活に順応するのが困難になります。
年配の人が海外の暮らしになじめず、やむなく帰国になるというのはよくある話です。
企業としてもそういう人を雇うのはリスクがあります。
多額の資金や労力を投資して採用した人物が、すぐにやめられてしまっては困るからです。
若い人はまだ社会に染まっていないので一から教育できます。
年配の人はすでに自分のスタイルが確立されていて融通が利きづらい特徴があります。
基本的に海外で現地採用として働くのは薄給で働くことになります。
若ければその待遇に耐えることもできますが、日本でそれなりの給料をもらっていた年配の人がその生活水準を受け入れることができるかということがネックです。
家族がいればなおさらです。
発展途上国では現地人よりは良い給料をもらえますが、
日本で働く一般的なサラリーマンよりは圧倒的に給料が安いです。
僕は今から10年前にベトナムで働いていましたが、当時の給料はUSドルで月$1000でした。
日系企業が撤退する可能性がある
日本から海外就職をする場合、ほぼ100%日系企業で働くことになります。
海外の外資系企業から直接オファーをもらうのは、超エリートの人でないと難しいでしょう。
日系企業には2つのパターンがあり、日本に本社がある企業の現地法人か日本人によって海外で設立された企業(日本に本社がない)のどちらかです。
例えば、日本が不景気になって自分の雇用されている会社の業績が落ち込んだ場合、
まず最初に海外法人を撤退させるという施策をとる可能性は極めて高いです。
つまり、海外にいるにもかかわらず、日本の景気に自分の雇用が依存するということです。
海外で設立された企業であったとしても、日本の顧客を相手にビジネスをしている会社が多いです。
そうなると結局日本の景気に会社の業績が左右されることになります。
会社が閉鎖されれば、労働ビザが失効し滞在資格も失います。
早い段階で海外就職をして永住権を取得しておけば、最悪雇用主が撤退してもそのまま海外で暮らしていくことができます。
まとめ
どんなに準備していても不測の事態は起こります。
あれこれ考えるよりも、とりあえず海外で暮らしてみるのがいいと思います。
ダメだったら帰国すればいいだけです。
海外移住というと人生をかけた一大事のように考える人が多いですが、
引っ越し先が海外というだけで、そこまで大それたものではありません。
後から後悔するぐらいなら、とりあえず行動をしてみるほうが良いと僕は考えています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。