英語ビジネスレベル最短への道 海外移住・海外就職情報

延べ5000時間以上英語の勉強に費やした僕が英語の上達法やマインドセットをシェア。現在カナダ在住。3つの国に移住した経験を活かし、海外移住・海外就職に役立つ情報を発信中。

海外生活で育まれる自立性

海外で暮らすと、便利なことよりも不便なことのほうが圧倒的に多いです。

便利な暮らしを求めるのであれば、日本に住むのが一番だと思います。

 

先日うちのマンションのエレベーターに、ある張り紙がしてありました。

(エレベーター内には、住民に対するお知らせの掲示板があります)

 

そこにはこのように書いてありました。

 

「10月10日に地下パーキングをクリーニングするので、08:00-17:00の間は車を駐車しないでください。もし車が停めてあったら車をレッカーします。その費用はテナント(住民)もちで、マンション管理会社はダメージ等があっても一切責任を負いません」

 

この清掃は今回が初めてではありませんが、「相変わらずすごいこというなあ」と思いました。

 

一方的に「清掃するから」とアナウンスしておきながら、一方的に「車停めてあったらレッカーするよ」って何ともめちゃくちゃな話です。

 

でも誰も文句は言わないんですよね。

 

なぜかって?

 

そういうもんだからです。

 

すべて自己責任

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今回のようなことは特に珍しいことではありません。

「頻繁に」とは言いませんが、日常的に起こります。

 

先月息子の通う学校の新しい年度が始まりました。

Grade1になって初めての登校日、学校のどこに行けばいいのか特に聞かされていません。

Kindergartenのときの教室に集合するのか、玄関前に集合するのかもわかりません。

 

他の親も右往左往する中、とりあえず人が集まっていそうな場所に行きました。

その後どうすればいいのかもわからず、他の親御さんもうろたえていました。

 

以前にこのブログでお話ししたことがありますが、

僕のクラスマンションでは過去2年間で10回以上火災報知器が鳴ったことがあります。

 

時間帯もバラバラで、朝早い時間もあれば夜遅い時間もあります。

最初の9回は、僕たちも律義に19階から階段を下りてロビーに避難していました。

 

消防士もそのたびに駆け付けるのですが、実際に火災(ボヤ)があったのはそのうち1回だけです。

 

でも非難した9回のうち一回も、管理会社から状況の説明はありませんでした。

ボヤがあったと知ったのもだいぶ時間がたってからです。

 

うちのマンションの管理会社は非常に強気な会社です。

 

  • (バルコニーであっても)タバコすったら罰金
  • ペットの後始末をしなかったら罰金
  • パーキングのゲートが閉まるまで待たなかったら罰金(部外者対策)
  • マンションの入り口のドアを押さえたら罰金(部外者対策)

 

ゴミ捨て場には監視カメラが設置してあり、一度間違えてゴミを捨てたらご丁寧に手紙が届いたことがあります。

 

僕の車のナンバープレートについても、手紙でいちゃもんつけられたこともあります(管理会社の確認ミスでしたが)。

 

それだけ普段、細かいことまでグダグダ言ってくる管理会社ですが、

火災報知器のことに対しては、謝罪どころか経緯の説明もありません。

 

ロビーに避難しているとき、住人でごった返すロビーにはコンシェルジュもいましたが、コンシェルジュからも特に説明はありませんでした。

 

でも、誰一人として文句も言わないし、コンシェルジュに詰め寄ることもしません。

 

日本なら「どういうことだ!謝罪しろ!」と、イライラしたおじさんが必ず出てくるような状況です。

 

海外生活で育まれる自立性

こういう状況が当たり前の環境で育つと、自立的な人間にならざるを得ません。

これからの時代は、自立的な生き方をすることこそが求められる時代になります。

 

自立的な生き方ができるというのは、自由な生き方ができるということでもあります。

 

日本人の多くが自分の将来に不安を感じているのは、国や会社に依存して生きているからです。

 

自分のコントロールできないものに自分の運命を握られているから、不安に感じるんです。

 

自分の力で生きていく能力が身についていれば、リストラされようが国が破綻しようが心配することはなにもありません。

 

日本は何から何まで完璧にオーガナイズされています。

 

電車の車内アナウンスで、「傘などお忘れ物のないように」などと注意を促してくれるのは世界の中でも日本ぐらいです。

 

その至れり尽くせりが当たり前の環境が、日本人の自立性をどんどん奪っていきます。

 

自立性を失った人間は思考停止します。

なぜなら、自分が依存している存在が常に助けてくれるからです。

 

日本人が海外旅行でカモにされるのも、自分で考える能力が身についていないからです。

 

仕事柄たくさんの観光客のお世話をしてきましたが、

依存が強い人ほど「なんとかしろ」の一点張りです。

その原因が100%自分にあったとしてもです。

 

僕たちは無意識のうちにたくさんの洗脳を受けています。

 

話が長くなるのでここでは割愛します。

詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

 

www.theloablog.com

 

「まったく依存するな」というわけではありませんが、依存体質でいる限り常に不安に支配されて生きていくことになります。

 

僕は、日本人はもっと積極的に海外に出たほうがいいと考えています。

 

日本が経済大国だった時代は終わりました。

今では東南アジアの小国シンガポールGDP(一人当たり)で追い抜かれるぐらいです。

 

このままでは経済レベルだけでなく、思考レベルでも世界からどんどん遅れをとってしまうのは目に見えています。

 

僕が旅行業をやっていたとき、「日本だったらありえない」という言葉を言っている人に何人も出会いました。

 

その思考こそが停滞を生み、世界から遅れをとることになる要因の一つです。

 

僕たちの子供の世代は、海外の人々と関わって生きていくことは避けられません。

 

海外で暮らすのは語学の上達のためだけではありません。

 

新しい価値観に触れ、広い視野を持って自立できる人間になれるというベネフィットは、何者にも代えがたい貴重な価値だと言えます。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。