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【思ってたんと違う】海外移住の理想と現実

今日の記事は、将来的に海外移住を考えている人や、漠然とした海外移住に対する憧れがある人にぜひ読んでいただきたい内容になっています。

 

今までいろんな国に住んでみて感じることは、

「子供の教育を考えず仕事をしなくていいのなら、日本ほど暮らしやすい国はない」ということです。

 

暮らしやすい環境を求めているのであれば、

あえて海外に移住する必要はないと思います。

 

海外移住の良い面ばかりを見ていると、

実際に移住した後に、理想と現実のギャップに苦しみ大変な思いをすることになります。

 

海外移住のメリット・デメリットに関してはこちらの記事で紹介しています。

 

www.apollosblog.com

 

 

移住する国を決める前に

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僕は移住前に実際に行ったことがあったのはシンガポールだけで、

ベトナムとカナダは一度も行ったことがないのに移住しました。

 

それが良いか悪いかは人それぞれだと思いますが、

少なくとも僕にとっては良かったと思っています。

 

なぜなら、特に大きな期待をすることがなかったので、

現実とのギャップに苦しむこともなかったからです。

 

海外旅行で訪れただけだと、どうしてもその国の良い面しか見えなくなってしまいます。

 

これは実際に海外移住をしたからこそ言えることですが、

海外旅行と海外移住はまったく別物です。

 

旅行ではすごく楽しかったとしても、

実際に住んでみると嫌なことばかりでストレスを抱えてしまうなんてこともあります。

 

それでも「その国が好き」という気持ちが強ければ乗り越えていけるでしょうが、

そうでなければ期待していた分、現実とのギャップに苦しむことになります。

 

海外移住する前にしておいたほうがいいことは、

プラス面ではなく、マイナス面を調べておくことです。

可能であれば短期間で構わないので実際に住んでみるのがいいでしょう。

 

そのマイナス面を踏まえた上で、それでも移住したいという気持ちがあるのであれば、

移住後につらい思いをすることも少なくなるはずです。

 

ちなみにビザの問題があるので、移住する国は自由に選べるわけではありません。

その点も事前に把握しておいて、「住むことができる国」の中から自分に合った国を選ぶことが大切です。

 

海外移住に向いている人とそうでない人もいますので、

こちらの記事も読んでみてください。

 

www.apollosblog.com

 

老後の収入源は大丈夫か?

国にもよりますが、永住を見据えた海外移住をするならできる限り早い段階がいいです。

 

なぜなら、タイミングが遅いとその国の年金受給資格が得られない可能性があるからです。

 

僕はカナダの年金受給資格を満たしているので、このままカナダで暮らしていれば老後は年金で暮らしていくことができます(それ以外の収入源も複数確保していますが)。

 

中途半端な年齢で海外移住をしてしまうと年金をもらうことができなくなるので、

定年後も働き続けないといけなくなります。

 

慣れない海外で定年後も働き続けるのは思った以上に大変だと思います。

 

潤沢な資金があれば、悠々自適な老後を送ることができるでしょうが、

そうでないと、かなり過酷な現実が待っているかもしれません。

 

子供がそこそこの年齢だと苦労する

子供がいる場合、その子がそこそこの年齢だと苦労することが増えます。

だいたい小学校高学年ぐらいから上の子供が該当します。

 

日本語しか話せず日本の学校環境に慣れていると、

現地の学校になじめず、学校に行きたくなくなるという話をよく聞きます。

 

実際にそれが原因で帰国してしまった人もいます。

 

自我が完全に芽生える前であれば、最初は多少嫌がってもすぐに環境になじみますが、

そこそこ大きくなってからの孤独な気持ちは、子供にとっては大きな痛みになります。

 

日本人学校がある国もありますが、あれは数年で帰国する予定の駐在員の子供が行く学校です。

 

もちろん、駐在員でなくても子供を通わせることができますが、

子供が日本人学校を卒業してそのまま海外で暮らすことになると、

現地の言葉も話せず現地人の友達もいないので、大人になってから苦労することになります。

 

子供がいる家族が海外移住するのであれば、

できる限り子供が低年齢の間のうちに移住するのが好ましいと言えます。

 

まとめ

今回はかなりネガティブな内容になってしまいましたが、

憧ればかりが先行して実際に苦労する人が少なからずいるのも現実だからです。

 

今日は書きませんでしたが、海外移住には良い点もたくさんあります。

 

www.apollosblog.com

 

決してハードルは低くありませんが、行動し続けていればかならず海外移住は実現することができます。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。