以前スピーキング力をあげるための勉強方法についての記事を書きました。
今日は勉強した内容を定着させるための最善の学習方法について検証してみたいと思います。
英語を勉強するにあたり最も一般的な方法は「本を読むこと」です。
書店でいろいろ吟味して自分の性格やレベルにあった本を選ぶことができるので、
やはり最初は本を読むことから始めるのが一番であることは間違いありません。
単語力や文法力、リスニング力が伴っていないのに、動画学習や会話練習から始めるのはハードルが高いです。
ちなみに「ハードルが高い」は英語でintimidatingという単語で表現することができます。
基礎をしっかりと勉強した上で学習レベルを上げていかないと応用が利かなくなりますので、本を読んで学習することに異論はありません。
ですが学んだ内容を定着させようとするのであれば、「読む」だけでは不十分です。
定着させるとは簡単に言うと「記憶する」ということです。
英語の学習法にはインプットとアウトプットがあり、
アウトプットのほうが定着率が高くなります。
インプットとは読むこと、聞くこと
アウトプットとは書くこと、話すこと
です。
せっかく本を読むのであれば、そこに書いてある文章をノートに書いてみる。
以前の記事でも解説しましたが、ただ移すだけではインプットになります。
インプットでは記憶に残すのは難しいです。
ですから一度書いた文章を何度も繰り返し書いてみる。
できれば文章を写すのではなく、自分の頭で記憶したものを反復してアウトプット(書く)する。
五感をできるかぎりたくさん使ったほうが、記憶に残りやすくなります。
ですから読んだ文章をノートに何度も書いてみるということで、
一度の学習で学んだ内容を定着させることができます。
さらに精度をあげたい場合は、ノートに書きながら音読してみる。
声に出す効果は非常に高いです。
読んでいるだけとは雲泥の差です。
同じ歌も何度も聞いて口ずさんでいるうちに、歌詞をはっきり覚えていなくてもメロディーを聞くだけで自然と歌詞を思い出しますよね。
あれも反復とアウトプットの効果です。
時間も限られていますので、できれば学んだことはその日のうちに定着させておきたいですよね。忘れてしまったら、再度やり直さないといけませんので、時間が倍かかってしまうことになります。
今日は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。