今日は「もちろん」を表す英語表現をご紹介します。
英会話力を高めたいのであれば、相槌表現のバリエーションを増やしていくことをおすすめします。
相槌表現は単純な言い回しばかりで覚えるのが簡単な割に、
使用頻度が高いので英語初心者の方でも実践的に取り組むことができます。
読み書き中心の日本の英語教育では、
このような実践的な英語表現を学ぶことはありません。
そのため自発的に学ぶことをしなければ、
実際の会話シーンで「Yeah」を連発するという残念な結果になってしまいます。
「もちろん」を表す英語表現
Of course
これに関しては説明不要でしょう。
日本人もよく知っているもっともベーシックな「もちろん」になります。
汎用性も高く、様々なシチュエーションで使うことができる便利な表現です。
Sure thing
「もちろん」と言えばSureをイメージする人も多いと思います。
Sureでも問題はありませんが、より洗練された言い方をしたいのであればSure thing.と表現することもできます。
Definitely
Definitelyの本来持つ意味は「絶対に」です。
そこから発展した「もちろん(絶対にね)」を表す英語表現です。
似た表現でAbsolutelyというものがあり、こちらも頻繁に使われる表現です。
Why not?
何か誘いを受けた時に返答として使う「もちろん」です。
「なんでnotなの?」→「notを言う理由がないじゃん」→「もちろん」
「明日来る?」という誘いに対して、
断る(notを言う)理由がないから、「もちろん」という意味になるということです。
By all means
「もちろん」というよりは「是非とも」といったニュアンスの近い表現です。
「明日一緒に来ますか?」→「もちろん(是非とも)」といった感じのシチュエーションで使います。
certainly
「かしこまりました」に近い意味の「もちろん」になります。
丁寧な表現なのでかしこまった状況で使うことが多いです。
Indeed
「確かに(そうだよね)」の意味をあらわす「もちろん」です。
使うことはあまりありませんが、参考までに覚えておくといいでしょう。
まとめ
単語を暗記するだけの勉強法だと、「もちろん=Of course」といった感じで、
特定の表現しか思い出せなくなります。
「もちろん」という表現だけでもこれだけのバリエーションがあります。
「もちろん」という言葉を英語に訳そうとするのではなく、
状況に応じて頭を柔軟にして使い分けるのがいいと思います。
例えばお誘いを受けた時は「Why not?」で答えるといった感じです。
「もちろん」を日本語に変換しようとすると、
そのシチュエーションで即座にWhy not?と返答することができなくなります。
(日本語を訳そうとすると、最初にOf courseが出てくる)
Of courseばかりを使いがちな人は、慣れるまで意識してAbsolutelyを使ってみるようにしてください。
そうすると、無意識にAbsolutelyが出てくるようになります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。