英語ビジネスレベル最短への道 海外移住・海外就職ブログ

延べ5000時間以上英語の勉強に費やした僕が英語の上達法やマインドセットをシェア。現在カナダ在住。3つの国に移住した経験を活かし、海外移住・海外就職に役立つ情報を発信中。Sponsored by PronunciationPro,Lingoda.com,Grammarly,italki

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誰も教えていない無意識に英語がペラペラ話せるようになる秘密のメソッドを無料で公開!

僕は本当に多くの時間とお金を英語学習に投資してきました。
非効率的な学習方法で思うように成果がでなかったり、調子が悪い時は会話のシーンで全然英語が出てこなくて苦しんだり、本当にたくさんの経験をしました。

 

どうすれば学習効率を最大化できるか、英語がスラスラと出てくるようになるかということを自分なりに試行錯誤してブラッシュアップしてきました。

 

今日ご紹介するメソッドはそんな僕が見つけた「無意識で」英語がペラペラしゃべれるようになる方法です。
僕の知る限り他の誰もこの方法は教えていません。いたらごめんなさい。

 

このブログにたどり着いたあなたはラッキーです。
なぜなら僕が試行錯誤についやした時間をショートカットできるからです。

 

メソッド対象者

 

会話シーンになるとなかなかスムーズに英語が出てこない人向けのメソッドです。

「あれ、○○って英語でなんて言うんだっけ?」と考えてしまい、いつも会話に詰まってしまう人に役立つ学習方法です。

 

ですので普段アウトプットの機会がない人や、そもそも英語の表現自体をほとんど知らない初級レベルの人には、今日のトピックは何の話をしているのかわからない可能性があります。

 

なぜ英語がスムーズに出てこないのか

英語レベルもそれなりに高く、ボキャブラリーも十分にあるのに英語がスムーズに話せないのはなぜでしょうか?

 

日本語を英訳しようとしているから

英語がスムーズに話せないのは、日本語で思考しそれを英語に訳そうとしているからです。

 

いくら英語のレベルが高くても、英語ネイティブでない我々が自分の日本語と同等レベルの表現を英語ですることは不可能です。
だから日本語を英訳しようとするのではなく、「言いたいことを自分のボキャブラリーでどのように表現するか」ということを意識しなければなりません。


学んだ表現をド忘れするから

「あれ、~って何て言うんだっけ?」と思うということは、学んだ内容を一時的に忘れてしまっているからです。

その表現を知っているはずなのに出てこない。必死に思い出そうとしているうちに会話は進み、結局なにも話せないまま終わってしまいます。

 

For God's sake

このメソッドを見つけたのはある日僕が「Friends」を見ていたときのことでした。

その時見ていたエピソードは、レイチェルとチャンドラーが隣人宛てに送られてきたケーキが彼らのところに間違って配達され、それを勝手に食べる話でした。

そのあるシーンでレイチェルがFor God's sake!という表現を使ったのです。

 

はっきりと覚えていませんが、チャンドラーを急かすようなシチュエーションで使われた表現でした。
この時の僕はsakeの意味は知っていたのですが、For God's sakeの意味は知りませんでした。

「まあ急いでいるから、早くしろよ的な意味かな」と考えました。

その時あることに気づいたんです。

 

意味をいちいち覚える必要はない

For God's sakeの意味は「お願いだから」とか「頼むよ」という意味です。
でもこの時の僕は意味を調べることはしませんでした。

 

For God's sakeは「急いでいて、相手をせかすときに使う表現」としてインプットしたのです。

 

それをどう和訳するかなんていうことは大した問題じゃないんです。

「急げよ」、「早くして」、「頼むから」などなんとでも訳すことができます。

つまり意味(和訳)なんてものは必要ないんです。

 

先ほどの章で英語がペラペラ話せない理由に「日本語を和訳しようとしている」という要因を挙げました。

 

もしFor God's sakeを「お願いだから」という意味で覚えていたら、自分が相手を急かすシーンでこの表現が出てくることはないでしょう。

仮に出てきたとしても、思考の中で「お願いだから→For God's sake」という変換作業をしなければならず、そんなことを考えているうちに会話はどんどん進んでしまいます。

 

もちろんFor God's sakeは比較的汎用性の高い表現ですので、必ずしも相手を急かすときだけに使うわけではありません。

しかし、シチュエーションとセットで覚えておくと、少なくとも相手を急かしたいときにはこの表現がすぐに出てくるようになります。

 

表現+シチュエーションで覚える

実はこのようなシチュエーションとセットにして覚えている表現というのは無数にあるのです。

 

例えばあなたは初対面の人にあいさつするとき何て言いますか?

 

Nice to meet you.ですよね。
超初心者の人なら「よろしく→Nice to meet you」という変換作業をするかもしれませんが、ある程度会話に慣れている人であれば、初対面の人に対して無意識にNice to meet you.という言葉が出てきます。

 

「Nice to meet you.は初対面の人に挨拶するときに使う表現」なだけです。
あえて日本語に訳すから「よろしく」という意味になるだけです。

 

その人にもう一度会ったらGood to see you.と言いますよね。
Good to see youは2回目以降に会った時に使う表現なだけで、いちいち意味なんか考えませんよね。でもそれで困ったことはないはずです。

どうしても訳さないといけないのなら「また会ったね」とか「元気?」など何とでも表現できますが、その意味自体は大して重要ではないのです。

 

お店などのインフォメーションセンターに行けばHow may I help you?と言われます。
「How may I help you?はそういう時に使う表現なだけ」とだけ覚えておけば十分なんです。

 

自分の子供が何か上手に出来たらThere you go!と言いますが、いちいちその意味なんか考えないですよね。そういう時はThere you go!と言うものだから、言っているだけです。

 

小さい子供が言葉を覚えるプロセス

この「○○というシチュエーションでは~という表現を使う」という覚え方は、小さな子供が言葉を習得するときのプロセスと同じです。

 

そもそも言葉を知らない小さい子供は、周りの大人たちが話している言葉を「Aって言葉はBっていう意味なんだ」という覚え方はしませんよね。Bという言葉自体をそもそも知らないわけですから。

 

そうではなくて「A(というシチュエーション)の時はBというふうに言うんだ」という形で言語を習得します。その後成長してボキャブラリーが増えると「AはBという意味である」と言語化することができるようになります。

 

言葉を覚えるとき、いちいち意味なんかつけなくてもいいんです。

 

たとえば「わっしょい」ってどういう意味ですか?わからないですよね。
「わっしょいはおみこしを担ぐときに言う言葉」だけで十分じゃないですか?

 

表現+シチュエーションで覚えるメリット

以前にこのブログで「単語や表現を記憶することができないのは、そこに印象が不在だから」という話をしました。

 

www.apollosblog.com

 

机の上で単語を学んでも、その単語自体は無機質で何の印象もありません。

印象がないということは記憶にも定着しにくいということです。

 

でもシチュエーションで記憶すると「印象」が必ずついてきますから、記憶に残りやすいです。

 

For God's sakeという言葉を聞けば、レイチェルがチャンドラーを急かしている情景が浮かびます。
だからFor God's sakeの意味(あえて意味と表記します)も自然と記憶できるようになるのです。

 

英会話は瞬発力

僕が再三再四「表現をかたまりで覚えてそのまま使う」ことをおすすめしているのは、英会話は瞬発力が必要だからです。

 

会話のインターバルというのはせいぜい1~2秒程度です。
そんな短い間に日本語で考えたことを英語に変換していたら間に合いません。

だからこそかたまりで覚えてそのまま使うのがいいわけですが、「表現+シチュエーション」で覚えるというのは、それの発展形です。

 

例えばFor God's sakeを例にあげるのであれば、

「早くしてよ!」という日本語をFor God's sakeを置き換えるのが、「固まりで覚える」やり方ですが、発展形の場合は「早くしてよ!」という意味すら考えません。

相手を急がせるシチュエーションに遭遇したら、ノータイムでFor God's sake!というだけです。

 

「さすがだね=That's impressive!」という表現を例にとって、それぞれのやり方でこの表現を話そうとしたとき、どのようになるか考えてみます。

 

英訳する場合

感嘆する出来事→さすがだと日本語で思う→さすがだを英訳しようとする→さすが=すごい?→Great?Amazing?

 

このように出来事が起こってから、文章が作られるまでにいくつかのプロセスが必要になります。

 

固まりで覚える場合

感嘆する出来事→さすがだと日本語で思う→さすがだね=That's impressiveに変換

 

変換作業が伴うので若干時間がかかりますが、一から英作文するよりは圧倒的にレスポンスが早くなります。

 

シチュエーションで覚える場合

感嘆する出来事→That's impressive!

 

もはや日本語で思考することすらすっ飛ばしています。感嘆する出来事があったらThat's impressiveと反応するように記憶しているからです。

 

英訳しようが、固まりで覚えようが、シチュエーションで覚えようが伝えたいニュアンスはどれも同じです。

 

ノータイムで言葉が出てくる分、シチュエーションで記憶するやり方の方がよりスムーズに会話が進みますよね。

 

「もうかりまっか」→「ぼちぼちでんな」

「明日も見てくれるかな?」→「いいとも」

 

上記のように、日本語でもノータイムで言葉が出てくるシチュエーションがありますよね。

 

暗記中心の学習をしていると、どうしても「意味」を考えたくなりますが、それが仇となり英語がスムーズに出てこなくなってしまうことがあるので、意味を暗記する学習方法には注意が必要です。

 

今日は以上です。

 

いつもブログを読んでいただきありがとうございます。