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一撃で英単語が覚えられる驚異の英語記憶術

突然ですが、「Dilute」という単語の意味をご存じですか?

 

この単語を始めて見たという方も多いのではないかと思います。

 

この単語の意味は「薄める」です。

 

僕も最近覚えました。

 

一発で覚えました。

 

そして、忘れることがないぐらい

しっかりと記憶に定着しています。

 

おそらく普通の机上学習だけだったら、

まったく覚えられなかったでしょう。

 

覚えたとしてもすぐに忘れていたと思います。

 

何の特徴もインパクトもない単語ですからね。

 

今日は、「一撃で英単語が覚えられる驚異の英語記憶術」をご紹介します。

 

一撃で英単語が覚えられる驚異の英語記憶術

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僕がDiluteを覚えたのはつい先日のことです。

 

第4ブログでSEO対策に関する記事を書いているときでした。

グーグルアドセンス広告についてリサーチをしているとき、この単語に出会ったのです。

 

アドセンス広告について書かれた記事の中で、

このDiluteという単語が使われていました。

 

初めて読んだときは単語の意味がわかりませんでした。

 

その後調べたら「薄める」という意味だといいうことがわかりました。

 

Diluteはその記事の中で複数回使用されていました。

つまり、その記事の中で比較的重要な意味を持つということです。

 

 通常英文を読んでいてわからない単語がある場合は、

前後の文脈から意味を推測します。

 

それでなんとなく意味はわかりますが、

後から辞書を引くことによりその単語の意味が完璧に腑に落ちるようになります。

 

ここでポイントになるのが

 

  • Diluteが複数回使われていたこと(文中で重要な意味を持つ)
  • いきなり辞書を引くのではなく、自分で意味を推測しようとしたこと

 

です。

 

このプロセスがあったから、Diluteという意味が強く印象に残ったのだと思います。

 

この体験を一般化して法則にするならば、

「英単語は実戦経験によって強く記憶に残る」ということです。

 

 

机上学習や受動的な勉強方法では、なかなか英単語を記憶に定着させることはできません。

 

実戦で「わからない」、「なんだこれ?」という経験をすることにより、

記憶に強く刻まれるようになります。

 

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この記事は、「たくさん間違える人ほど英語が上達する」という内容です。

 

間違えるという経験は、一見遠回りに見えて実は近道なんです。

 

間違えることにより強く印象に残るからです。

 

同じように「わからない」という経験の与えるインパクトも大きいです。

 

机上学習の「わからない」よりも実戦の「わからない」のほうが、

記憶に残りやすいです。

 

実戦経験のメリット

 

正しいニュアンスを理解できる

 

実戦経験を通して英単語を記憶することには、

その他にもメリットがあります。

 

それは、「単語のニュアンスを正確に理解することができる」ということです。

 

このDiluteが使われていたシチュエーションは、

 

「2つの広告を設置することによってクリック率が分散するので、

その効果が薄まって(Dilute)しまう」

 

という状況です。

 

「薄める」といっても様々なシチュエーションで使います。

 

もし、Diluteの意味を本を読んだだけで記憶していたならば、

どの「薄める」シチュエーションで使うのが適切なのかわかりません。

 

これは、「英単語を記憶する勉強」をしている人によくありがちなミスです。

 

単語の意味(日本語)だけを覚えているので、

適切でないシチュエーションで使ってしまうことがよくあります。

 

www.apollosblog.com

 

「うらやましい」=Envyと記憶している人は、

うらやましいと言いたいときにI envy you.を使ってしまいます。

 

もちろん、それでも意味は通じますが、

ネイティブからすると違和感を感じるわけです。

 

実戦を通してDiluteを学ぶことにより、

間違った「薄める」シチュエーションで使うことがなくなります。

 

実戦経験は単語の意味だけでなく、それが使われる文脈(シチュエーション)も同時に理解することができます。

 

生きた英語表現を学べる

大学入試で覚える単語は、ネイティブすらその意味を知らない単語もたくさんあります。

 

そして、覚えたところで一生で一度も使うことのない単語も数多くあります。

 

英語は他の教科と違って、社会に出てからも使う可能性のある教科です。

 

大学入試のためだけに必要な英単語を覚えることに、

果たしてどれだけの意味があるのかと疑問に感じることがあります。

 

実戦経験というのは、生きた英語表現を身に付けることができるので、

こういう無駄な単語を覚えることに時間を取られることがありません。

 

「私は英単語10000万語覚えました」といっても、

それを使う機会がないのであれば、その単語を知らない人と何も変わらないわけです。

 

「何のために英語を学ぶのか」という本質を理解していないと、

無駄なことばかりに時間を費やすことになってしまいます。

 

まとめ

どんなに理論を学んだところで車の運転技術が上達しないのと同じで、

英語を早く上達させたいのであればたくさん実戦経験を積むことです。

 

完璧に仕上がってからでないと実戦に移れない人がいますが、

そんなことをしていたら、いつまでたっても実戦経験を積むことはできません。

 

会社に入ったばかりの新人も、実戦経験を積むことで仕事を覚えますよね?

どんなに座学を受けるよりもそっちのほうが早いからです。

 

英単語を覚える時間を節約したいのなら、

たくさん実戦経験を積むことです。

 

そして、たくさん間違えてたくさんわからない体験をすることです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。