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【2019年】カナダのサマータイムと時差で苦労すること

カナダはサマータイムを採用している国の一つです。

 

カナダのサマータイムは3月の第2日曜日~11月の第一日曜日までで、

2019年は3月10日~11月3日までとなっています。

 

時間が切り替わるのが午前2時なので、

今から約6時間後にサマータイムが終わることになります。

 

カナダではもう肌寒くなってきましたが、

サマータイムが終わるといよいよ冬が始まるという感じがします。

 

僕はベトナムとシンガポールにも住んでいましたが、

これらの国はサマータイムを採用していませんでした。

 

また、日本との時差も少なく、仕事や日常生活に支障をきたすことも

ほとんどありませんでした。

 

シンガポールは日本より1時間遅れ、ベトナムは2時間遅れです。

ベトナムの方が東にあるのに、なぜか時間は1時間遅いんですよね。

 

カナダで暮らすようになってから、

時差やサマータイムのことを強く意識するようになりました。

 

今日は、カナダのサマータイムと時差について記事を書いていきたいと思います。

 

「サマータイムとは?」わかりやすく解説します。

サマータイムと言うのは和製英語で、実際にはDaylight Saving Time(DST)と言います。

 

主に緯度の高い国で採用されていて、夏の期間中の日照時間の長さを利用して時間を1時間早める制度のことをサマータイム制度と言います。

 

明るい時間を有効活用することで、省エネにつながると言われています。

 

主にヨーロッパ諸国で採用されており、その他オーストラリアやアメリカ、カナダなどもサマータイム制度を採用しています。

 

あまり知られていませんが、かつて日本でもサマータイム制度を利用していた時期があります。

 

戦後の米軍占領下の1948年から約4年間ほど実施されましたが、

不評のため廃止となりました。

 

世界のサマータイム一覧は、こちらのサイトをご覧ください。

 

www.timeanddate.com

 

サマータイムの良い点・悪い点

サマータイムの良い点は先ほども言及したとおり、

省エネ効果があるところです。

 

あと、カナダのような緯度の高い国は、

夏になると本当に日照時間が長いです。

 

僕が以前住んでいたバンフでは、夜10時になってもまだまだ明るかったです。

もしサマータイムを採用していなかったら、夜11時になっても明るいことになります。

 

夜が明るかったら子供の就寝時間も遅くなってしまうので、

1時間でも早く時計が進んでいるほうが、親としてはありがたいです。

 

その他良い点としては、サマータイムの終わる日(つまり明日)が、1日25時間になるということです。

 

サマータイムが終わるということは、時間が1時間遅くなるということです。

つまり、その日は1日が25時間あることになります。

 

本当にその1日は、時間の流れがゆっくりになったような感覚があります。

 

悪い点としては、上記の逆のパターンが挙げられます。

サマータイムの始まる日は1日が23時間になるため、

とても時間が早く過ぎる感覚があります。

 

もう一つのデメリットは、時計を調整するのがめんどくさいという点です。

 

スマホなどの一部電子機器は自動で時計が調整されるので、特にいじる必要がありませんが、

その他手動で時計をいじらないといけないものは、すべて自分で時間を変更する必要があります。

 

スマホで目覚まし機能を使っている人は大丈夫ですが、

普通の時計の目覚ましを使っている人は、時間がずれてしまう恐れがあります。

 

カナダの時差

こちらがカナダの時差を表した図になります。

 

f:id:Apollojustice:20191103124008j:plain

出典:National Research Council Canada

実はカナダの中だけでもこれだけタイムゾーンが分かれています。

 

現在僕が住んでいるブリティッシュコロンビア州はPDTにあたり、

以前暮らしていたバンフはMDTにあたるため、この2か所の時差は1時間あることになります。

 

日本人にはまったく実感が持てませんが、

カナダでは国内旅行をする場合でも時差が生じます。

 

そのため、ついうっかり時計の時間を調整するのを忘れてしまうと、

飛行機に乗り遅れてしまうなんてことも場合によってはあり得ます。

 

僕が以前バンフで働いていた会社は、

バンクーバーとトロントにも支社があったので、

業務面においてもこの時差の関係で多少苦労することがありました。

 

特にトロントのオフィスは、バンフよりも2時間早くクローズすることになるので、

トロントオフィス関連の仕事は早めに処理しないといけないなど、

時差による影響を少なからず受けていました。

 

 

仕事面・プライベート面における時差の影響

僕が以前働いていた旅行業は、頻繁に日本のオフィスと連絡を取らないといけない業種でした。

 

ベトナムやシンガポールで働いていたときは、

日本との時差もほとんどないため、自分たちのオフィスアワーは日本のオフィスも空いているという状況だったので、特に不都合を感じることはありませんでした。

 

しかし、カナダでは日本との時差が半日以上あるため、

こちらのビジネスアワーと日本のビジネスアワーが逆転してしまうことになります。

 

我々が働いている朝~昼の時間帯は、

日本では深夜に当たるため、緊急の案件があったとしても連絡をとることができません(人命にかかわる案件除く)。

 

予約と手配の食い違いなどがあった場合、

アジアならその場で連絡すれば日本の担当者と話ができますが、

カナダではそれができません。

 

日本とタイムリーに連絡を取ることができるのは、

我々の業務が終了する直前の夕方の時間帯だけです。

(トロントはさらに遅い時間帯になってしまいます)

 

旅行は生き物なので、

予期せぬトラブルが頻繁に起こります。

 

特に我々が日本から貰った予約内容と、

お客様が主張する手配リクエストに食い違いがあった場合は、

日本と確認するしか真偽を確かめる方法がありません。

 

そういう時に時差があると、非常に不便な思いをすることがあります。

 

海外の旅行業に興味のある方は、

こちらの記事をご覧ください。

 

www.apollosblog.com

 

また、プライベート面でも不便に感じることがあります。

日本に住む家族と連絡を取る場合などもそうですが、

何よりも「テレビの時間が日本とかみ合わない」のが一番の問題です。

 

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この記事で紹介している機材を設置すれば、

海外に住んでいても日本のテレビをリアルタイムで見ることができます。

 

僕はほとんどテレビを見ないのですが、

たまにどうしても見たいテレビなどがあった場合、

時差の問題で見れないことが結構あります(この機材は録画ができません)。

 

また子供向けの教育番組も、

見ることのできる時間帯がうまくかみ合わないなどの問題もあります。

 

北米地区で子供向けの教育番組をドンピシャの時間帯で見たい場合は、

テレビジャパンに申し込むのが良いでしょう。

 

テレビジャパン公式サイトはこちら

 

まとめ

日本で暮らしていると、時差やサマータイムを意識することはまずありません。

 

時差やサマータイムを経験することは、

不便な点も結構ありますが、日本ではできない特別な経験でもあります。

 

サマータイムが終わると感じる「冬の訪れ」。

 

そのメランコリーな感覚を味わうことができるのも、

サマータイムがある国ならではでしょう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

カナダのいいところはこちらの記事でまとめています。

 

 

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