昨日の記事では英語学習に挫折しないための「目標設定の大切さ」について解説しました。
https://www.apollosblog.com/entry/2019/01/30/105234
英語のレベルを上げるために一番必要なものは何だと思いますか?
それは「習慣化」です。
昨日の記事でもお話しましたが、どんなに24時間必死に勉強しても1日で英語がペラペラになることは絶対にありません。
一度のたくさんの量を勉強するよりも、毎日少しずつ集中して勉強するほうが結果的に定着率も高くなり、上達も早いです。
これは英語学習に限った話ではありませんが、何か新しいことを初めたときに一番多い失敗が「習慣化できずに挫折してしまった」というものだと思います。
お尻に火がつくぐらい追い込まれた人は別ですが、普通の人は2、3日続けると次第に面倒くさくなってきて結局やめてしまいます。
でもこれは当たり前の反応なので気にしないでください。
意志というのは一番弱いのです。サボりたいという欲望のほうが勝つのは当たり前の反応です。
絶対に自分を責めて自己嫌悪しないでください。
自分は挫折するようなダメな人間だとセルフイメージを持ってしまうと、その後の人生も挑戦することが怖くなってしまいます。
習慣化できないということをもう少し掘り下げて考えてみると、
「先延ばし」→「結局やらない」ということだと思います。
ちなみに英語で先延ばしはProcrastinationと言います。
先延ばし癖のある人は完璧主義者の人が多いみたいです。
完璧にしないといけないと思うと、行動するのが億劫になり先延ばしをしてしまうことになります。
先延ばし癖がある人におすすめの方法があります。
それは「ダウンサイジング(Down sizing)」です。
簡単に言うとノルマを小さくするということです。
例えば「毎日1時間英語を勉強する」という目標を持っていたとします。
最初の頃は毎日1時間勉強できていたけど、次第にめんどくさくなり「明日やろう」と先延ばしをしてしまう。
そして結局挫折して諦めてしまうという定番のサイクルに陥ります。
「毎日1時間勉強する」という目標設定は別に変えなくてもいいです。
できるときに1時間勉強すればいいんです。
ただ気分が乗らない時はダウンサイジングする。
例えば「今日は5分だけやろう」とか。
5分なら別にできますよね。
実際は5分で終わりませんからもう少し長い時間勉強できるようになります。
5分すら勉強できそうにない、というときは例えば「机に座って本を開く」というところまでダウンサイジングしてみてください。
行動にして1分もかからないですから、それぐらいならできますよね。
ジョギングとかを習慣化したい人も同じです。
めんどくさいなぁと思って挫折しそうなら、「今日はランニングシューズを履いて外に出よう」というところまでダウンサイジングすればいいです。
外に出ることができれば「ちょっとだけでも走るか」という気持ちになると思います。
そしてダウンサイジングした目標を達成できた自分を褒めること。
昨日の自分よりも少し成長できたのだからあなたは成功者です。
そう思うことで自己肯定感が高まり自信がついてきます。
千里の道も一歩から
走ることよりも止まらないことのほうが大事です。
ぜひ試してみてください。
今日は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。