英語を勉強している人にとって、発音練習というのはあまり重視されておらず後回しに去れる傾向があります。
しかし英語の発音を練習することは単語や文法を学ぶのと同じぐらい大切なことです。
発音練習というのはリスニングスキルにも直結するので、試験英語を勉強されている人も取り組むことをおすすめします。
英語の発音がきれいになったら、英語を話すことが楽しくなります。
そうすると「もっと英語が上手になりたい」と思うようになり、モチベーションが高まります。
今日は英語の発音練習のやり方について簡単に解説します。
発音練習のやり方
発音練習をやる際に重要なポイントをいくつかの項目にわけて解説します。発音練習は専用の教材を利用するのが一番いいです。
数多くの教材を試し、僕が一番よいと思った教材(プログラム)はこちらになります。
もし適当な教材が見つからない人は参考にしてみてください。
1.絶対に字を読まない
英語を音読することはとても大切です。アウトプットの練習をすることで、英語がスラスラと話せるようになるためです。しかし発音練習という観点からすると、音読というのは発音向上にはつながりません。
なぜなら文章を読むとき、僕たちはカタカナ英語の発音で文章を読むからです。どんなに音読をしても、カタカナ英語の発音でしか音を出すことができないのであれば、発音は向上しません。
発音練習のためにはネイティブが発する音に集中し、その音を真似することが重要です。
2.適切な教材を選ぶ
基本的には先ほどおすすめした教材に取り組めばアメリカ英語の発音を身に着けることはできます。もし自分で発音練習の素材を探す場合は、適切なものを選ぶ必要があります。
例えばSitcomのような、砕けた英語の発音+しゃべるのが早いものを練習素材として選択してしまうと、ネイティブの話す速さについていかなかったり、難しい音を出すことができなくて挫折してしまいます。
できれば綺麗な英語をゆっくり話しているものを練習素材として選ぶことをおすすめします。
3.単語や文を分解して練習する
発音が難しい単語や長文は分解をして発音練習をするのがいいです。単語であれば音節ごとに区切って、一つずつ音を出す練習をして、最終的にすべての音節をつなげて音を出すと、その単語をきちんと発音することができるようになります。
長い文章の場合は2語もしくは3語単位で区切って個別に発音練習をします。その時はリエゾンを必ず意識します。
最後にすべての文章をつなげて話すようにすると、文章全体の発音がきれいになります。
4.短い文章の時は1つの単語のように発音する
さっき言ったことと真逆になりますが、短い文章のときは単語で区切らず、文章全体をひとつの単語のように発音することを心がけます。
例えばWhere did you get it?なら「ウェアー、ディッジュー、ゲット、イット」と単語を意識して発音するのではなく、「ウェアジュゲディ」という一つの単語のように発音します。
英語を固まりで覚えるのがいいという話はこのブログで何度かしたことがありますが、発音に関しても「固まりで覚えてそれをそのまま使うだけ」という表現がいくつかあります。
発音練習をしてリスニングが向上すると、英語がびっくりするぐらい聞き取れるようになりますので、ぜひ発音練習にも時間をとるようにしてみてください。
今日は以上です。
いつもブログを読んでくださりありがとうございます。