海外に住んでいて困ることの一つに、日本の本が読めないということがあります。
シンガポールに住んでいた時は、紀伊国屋があって日本の本も大量に置いてあったので、本を購入するのに困ることはありませんでしたが、世界的にもそのような国はまれです。
通常は日本の実家にオンラインで購入した本を送り、家族にそれを海外の自宅まで郵送してもらうことになります。
ちなみに僕が住んでいるバンクーバーから車で3時間程度行くとシアトルにある紀伊国屋に行くことができますが、シンガポールのそれと比べると規模も品揃えも雲泥の差です。
毎回実家からこちらまで送ってもらうと、時間もお金もかかりすぎるので、基本的にはKindleで本を購入しています。
しかし海外からKindleで日本の本を購入しようとするとある問題にぶち当たります。
それは「5冊までしか日本の本を購入できない」ということです。
海外から日本の本を購入しようとすると制限がかかる
実は海外から日本の本を購入するとき、冊数制限があるのをご存知ですか?
日本に住んでいる方も長期で海外に滞在する場合など、Kindleで日本の本を購入しようとすると同様の問題にぶち当たりますので、参考程度に聞いていただければと思います。’
詳しいことはわかりませんが、おそらくCopyrightの関係か何かで海外から日本の本を購入できるのは5冊までです。
それ以上購入しようとするとロックがかかってしまい購入できなくなります。
そのロックを解除するためには、日本国内にいるときにKindle本を購入する必要があります。
そうするとロックが解除され、再度5冊まで購入できるようになります。
しかし頻繁に日本に一時帰国できる人はまれですので、やるとすれば日本の家族に自分名義のKindleアカウントでログインしてもらい、本を代理購入してもらうぐらいしか方法はありません。
登録住所を日本にしても意味ない
一部情報で「Kindleの登録情報を日本の住所にすれば購入制限はかからない」という情報が出回っていますが、これはガセ情報です。
僕自身も最初日本の住所で登録してトライしましたが、5冊で制限がかかってしまいました。
先ほどの章で「海外に長期滞在する日本在住の人も海外では5冊までしか買えない」と説明しましたが、それと同じ状態です。
登録住所ではなく、どこから購入するかが重要なのです。
例え日本在住の人であっても海外では5冊までしか購入できないのであれば、登録住所を日本にしても意味がないのはお分かりいただけると思います。
海外から冊数制限なく日本の本を購入するためにはVPNを使う
VPNとはVirtual Private Networkの略です。もともとは公共の電波(Wifi)などを利用する際に情報の盗み見や改ざんを防ぐために使われているものです。
Private Networkというぐらいですから、その回線を利用しているときは第三者がネットワーク内に侵入できないようになっています。
実はこのVPNを使うと、海外にいながら日本国内のIPアドレスでインターネット接続ができるようになるんです。
このVPNに接続した状態でKindleで日本の本を購入しても、冊数制限がかかることはありません。
海外在住ならVPNを契約しておいて損はない
僕が使っているおすすめのVPNサービスを提供している会社をご紹介します。
Kindleには一度設定してしまえばあとは自動でVPN接続になります。
僕も最初はKindleのためだけにVPNを契約しましたが、その後さまざまな機会でVPNが必要になる場面がありました。
ですので、海外に長く住むという方はVPNに契約されることをおすすめします。
セカイVPNのアイコンをパソコンにインストールしておくと、ボタン1つで「接続・切断」が簡単にできるので気にいっています。
少し前はVPNを利用して日本のNetflixを見れましたが、現在ではVPNを利用しても日本のNetflixは見れないようになっているのでご注意ください。
ちなみに僕はKindle paperwhiteを利用していますが、アプリをダウンロードすればパソコンやスマホでもKindleで本を読むことができますので、専用端末は不要です。
読書が趣味だったり、自己投資のため読書をする人にとって、日本の本が読めないのは死活問題ですからVPNがあると本当助かりますね。
今日は以上です。
いつもブログを読んでくださりありがとうございます。