今日は僕自身の失敗経験をシェアしたいと思います。
勉強や学ぶことが好きな人は同じ過ちをしているかもしれないので、
ぜひ最後まで読んでいただければと思います。
僕は「学ぶことが好き」という性格が裏目に出て、
非常に効率の悪い勉強方法をしていました。
それは英語に対してだけでなく、
それ以外の分野の本を読んでいるときも同じです。
勉強量や時間の割に成果が小さいんですよね。
学ぶことに喜びを感じるので、
それで満足してしまっているのも原因の一つです。
【あなたは大丈夫?】こんな勉強のやり方は95%失敗する
精読派と多読派という言葉を知っていますか?
精読派とは、1冊の本をじっくり読むタイプの人で、
多読派とは、とにかくたくさんの本を読む人のことです。
僕自身は自分のことを精読派だと思っていたのですが、
実は多読派ではないかと最近思うようになりました。
英語本やビジネス本も次から次に購入してしまいます。
もちろん、同じ本を何度も読み返すこともありますが、
1冊の本だけをじっくり吟味することはありません。
英語の本も1回読んだらそれで満足してしまって、
次の本そしてまた次の本と読み進めてしまいます。
成果ではなく学びが目的化してしまっているためか、
とにかくたくさん読みたくなってしまうんですよね。
その結果、全部中途半端になってしまい内容がまったく身に付きませんでした。
1冊の本に英語表現が100個収録されているとします。
その本を徹底的に取り組めば、その100個の表現をすべてマスターすることができます。
1か月に1冊ペースでやれば、1年に1200個の英語表現を完璧に覚えたことになります。
でも、たくさんの本を読むスタイルだと、
それぞれの本の内容が中途半端にしか身に付きません。
1か月に5冊の本を読んだとするならば、
1冊あたりに注ぐエネルギー量は5分の1になります。
つまり、1冊あたり20個程度の表現しか覚えられないことになります。
5冊も本を読んでいるので、本人としてはかなり勉強したつもりになっているのに、実際はほとんど身に付いていないわけです。
そして、翌月にまた新しい本を5冊購入して...。
お金も5倍かかりますね。
勉強は量よりも質
勉強は量よりも質です。
1時間ダラダラ勉強して何も覚えていないよりも、
10分間集中して1つの表現を完璧にマスターしたほうが、
結果として効率が良いことがあります。
もしあなたが僕と同じようなタイプでなかなか成果が出ていないようであれば、
1冊の本だけを集中的に勉強してみてください。
それこそ、その本に書いてある表現をすべて暗記するぐらいのレベルです。
いざというときに英語が出てこないのは、
その言い回しを中途半端にしか覚えていないからです。
ぼくもまだまだできていませんが、
少しずつ改善していきたいと思います。
こればかりは性格の問題なので簡単ではありませんけどね。
あなたもぜひ取り組んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。