以前にGetの用法について解説しました。
文法や語句の用法を理屈で理解することはダメではありませんが、それはどちらかというと試験向けの学習法であり、英会話のシチュエーションではあまり役に立たないというかむしろ足を引っ張ることがあります。
僕たちが日本語を話すとき、特にビジネスシーンなどに置いて正しい敬語を使おうとすればするほど、ぎこちない不自然な日本語になり、言葉に詰まったりすることがあると思います。
日本語で会話をする時に「何について話すか」を考えることはあっても、「どのように日本語を使うか」ということについては考えないと思います。
本来言語とはそういうもので、英語も同じです。いちいち会話の時に文法や語句の用法なんか気にしていたら、会話のスピードについていけませんよね。
小さな子供が言語を身に着けるとき、ノートに書いて頭で覚えるのではなく、周囲の大人の会話を聞いて、それを真似することでなんとなく覚えていくと思います。
ですからあまり文法などを深堀りして考えすぎる必要はなく、本質だけ理解していればあとはそれを応用するだけです。
今日は理屈ではなく、本質的に文法を学べるおすすめの本を紹介します。
ちなみにこの本の中にGetについての解説もありますが、僕がブログに書いているものとはまったく別の説明になっています。
1億人の英文法
一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)
※楽天リンクは記事下にあります。
大西泰斗さんは僕が日本にいた時に、NHKの英語の番組をされてました(今もしてるのかな)。
この本は難解な語句の用法を理屈ではなく、イメージでとらえるような形で解説してくれています。
Getの記事の時に書きましたが、英単語を覚える時に語句の意味を個別に覚えるのではなく、その語句の持つ概念を理解することであらゆる用法に応用できるようになります。
この本はそのようなアプローチで書かれた本です。
ページ数が多いですが、イラストなどを利用してわかりやすく説明してくれています。
ちなみに昨日僕が解説した仮定法については記載されていません。
受験勉強をしている学生の人にもおすすめです。
文法は難しく考えるのではなく、いかにシンプルに考えるかということが上達の秘訣です。
ある程度のレベルになった人で今一度基礎を身に着けたいのであれば、ぜひ一読してみてください。
今日は以上です。
いつもブログを読んでくださりありがとうございます。
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