このブログは英語というよりは英会話を学んでいる僕の体験談やおすすめの勉強法を紹介しています。
そのためあまり文法などについて記事を書くことはないのですが、今日はGetという単語について掘り下げてみたいとおもぃます。
会話の時にいちいちGetの用法について考えることはありませんが、文章を読むときだったり、試験などにも活用いただけると思いますので、よければ参考にしてください。
今日は受験生必見ですよ!!
Getは矢印
英単語の中には意味を覚えるのではなく、概念として理解しておいたほうがいいものがあります。
例えばHaveとかGetとかそういう単語です。
もちろん意味を一つ一つ覚えるのもいいと思いますが、どういう概念かだけを理解しておけば、後はその理屈を応用するだけなので特に意味を覚えなくても文章が理解できるようになります。
これは僕のオリジナルな考えですので、人によっては違うと思われるかもしれません。
その点だけ事前に了承お願いします。
Getという単語には様々な意味がありますが、その概念は「矢印」です。
Getの一番代表的な意味として「手に入れる」というものがありますね。
I got this food at the grocery store.
スーパーでこれを買ったという意味ですが、このGot(get)はthis foodに向けられています。
I got →this food at the grocery store.
This foodに手が伸びてる感覚がわかりますでしょうか?
実はGetには手に入れるとは逆の意味もあります。
Can you get me the salt? (塩取って)
この場合矢印で表現するとするならばこんな感じです。
Can you get me ←the salt?
同じGetという単語でも矢印の向きが変わることによって、意味は正反対になります。
It's getting dark(暗くなってきた)
これも→darkのような感じでdarkに向かっているような感覚で考えれば、「~になる」という意味がわからなくても訳せますよね。
It got sick yesterday(昨日風邪ひいた)
これも→sickと表現でき、sickに向かっている(なろうとしている)感覚でとらえることができます。
Can you let me know how to get to the station?(駅に行く方法を教えて)
駅に向かって矢印が伸びている感じがイメージできますよね。
I can't get the door open.(ドアが開かない)
これはThe door→openのような矢印で表現できます。
I got him to fix this computer.(彼にこのコンピューターを修理させた)
これはHim→fix the computerと表せます。彼をコンピューターの修理の方向へ向かわせる=彼にコンピューターを修理させる。
このように単語を概念でとらえることができると、いちいち個別に意味を考える必要はありません。
ただ冒頭でも話をしたように、英会話の際はいちいちこんなこと考えませんので、試験で文章を読む機会のある方向けの解説でした。
今日は以上です。
いつもブログを読んでいただきありがとうございます。