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英語面接 海外就職編⑤ 日本人が知らない「Reference」という採用プロセスの重要性

順番が前後してしまいましたが、今日はReference(リファレンス)について解説してみたいと思います。

 

Referenceは簡単に言うと「裏づけ」や「紹介」のことです。

レジュメに記載してある企業で本当に働いていたのか、働きぶりはどうだったのか、ということを証明できる人たちのリストのことです。

 

だいたいは前職の上司などをリファレンスとして提出します。

だからできる限り良好な関係で退職したほうがいいです。険悪な関係で退職してしまうと、応募先にネガティブな情報を伝えられてしまうかもしれないからです。

 

ですがリファレンスは必ずしも元上司である必要はありません。

社内の人間を紹介するのが嫌であれば、取引先の人間でも構いませんし、友人でも大丈夫です。

ただし、企業にとって友人はかなり信頼性の低いリファレンスになる(友人は口裏を合わせる可能性がある)ため、基本的には仕事関係の人間をリファレンスとして提出するのが好ましいです。

 

リファレンスはその人物の役職、名前、連絡先などを記載して企業に提出します。

面接が終わった後、採用の見込みのある人間のリファレンス先に連絡をし、問題がないようであれば、採用が決定します。

 

リファレンス先として記載した人物に対しては、事前にリファレンスにした旨を伝えておいたほうがいいでしょう。突然連絡が来たら迷惑な場合もありますので。

 

事前にリファレンスを準備しておくことも可能です。

僕はSeasonalの外資系企業の契約を終了した際、上司にリファレンスを書いてもらいました。

 

退職前に、上司に自分のパフォーマンスや働きぶりなどを書面にしてもらいます。

そしてそのリファレンスをレジュメやカバーレターと一緒に企業に送ります。

リファレンスは自分の実績の裏付けをしてくれる書面であると言えますので、

普通にレジュメとカバーレターだけを送るよりもより説得力が増します。

 

日系企業に応募する場合にReferenceの提出を求められることはほとんどありません。

(それとは別に就労証明書 Record of employmentというものを求められる場合がありますが。特にアジア)

 

日系企業を退職し外資系企業に転職する場合は、上記で説明したリファレンス書面を作成してくれない可能性があります。

日本にはリファレンスの文化がありませんので、どのように書いたらいいかわからない上司もいますし、英語力が十分でないため嫌がる上司もいます。

 

面接に行く前にリファレンスになってくれる人物を見つけておきましょう。

 

今日は以上です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。