このブログでは過去に何度もコロナ関連の記事をあげてきましたが、
東京オリンピックに関することは一度も言及しませんでした。
僕はオリンピックを見るのが大好きですが、
今回ばかりはさすがに難しいんじゃないかと思ってました。
どうやら今月中には結論が出るようですが、
個人的見解としては「中止」が濃厚であるように思えます。
今日はそのあたりについて思うところを書いていきます。
東京オリンピックが中止だと思う理由
①人の移動
ずいぶんまえの記事でも書きましたが、
コロナで一番の問題は人が移動することです。
コロナは自然発生的に生まれるものではないので、
まったく感染者がいない地域であれば、
どんなに人の移動があっても問題ありません。
そこにウィルスを持った外部の人間が入ってくるから、
一気に感染が広がってしまうわけです。
今世界の国ではロックダウンしている地域がたくさんあります。
無観客で開催するにしても、
選手やスタッフは国と国を行き来することになり、
万が一感染した場合は自国にウィルスを持ち込む可能性があります。
もちろん、日本出国前に検査はするのでしょうが、
完全に防ぎきるのは難しいでしょう。
もし彼らによって日本からウィルスが持ち込まれたとしたら、
ロックダウンで不自由を強いられている人はたまったもんじゃありません。
せっかく自分たちが我慢して感染を抑えていたのに、
その苦労が無駄になるからです。
選手やスタッフも批判の対象になるのは嫌でしょう。
カナダでもすでに出場を辞退している選手がいるらしいです。
②大会の運営
オリンピックの開催に際して医療体制の整備ばかりが取り上げられますが、
大会の運営について議論されることはほとんどありません。
僕はどちらかというと、
こちらの問題の方が深刻ではないかなと考えています。
「大会の運営」とは選手の中に感染者が出た場合にどうするか?ということです。
もし選手の中に一人でも感染者が出た場合、
その人と一緒に試合した他の選手たちは濃厚接触者になる可能性があります。
仮にその人が決勝進出していた場合、
本人が希望しても棄権せざるをえないでしょう。
最悪の場合は、その競技自体キャンセルになりかねないわけです。
要するに大会そのものが成り立たず、
運営がグダグダになるかもしれないということです。
まとめ
日本政府は完全に舵取りを間違えましたね。
経済を回すことを気にしすぎて、
アクセルを踏みすぎてしまったのがまずかったですね。
人々の危機意識が希薄になったり、
形ばかりの緊急事態宣言で抑止力が弱かったり。
もう少し徹底していれば、
感染拡大は防げたかもしれません。
それにしてもネット上で「コロナは風邪」とか言ってた人は、
この件に関して完全だんまりですがどうなったんでしょうね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。