今日の記事の内容はネイティブの英語が問題なく聞き取れる人に向けたお話です。
初心者のうちは英語を聞き取ることが精いっぱいだと思いますが、
ある程度のレベルに達するとリスニングはまったく問題なくなります。
通常リスニングというのは相手の言っていることを理解するために行いますが、
英語上級者であればそれだけで完結させるのはもったいないです。
リスニングを使ってスピーキング力アップにつなげることができるからです。
もしあなたが英語上級者でなかったとしても、
今日お話しすることを意識するだけで、
スピーキング力がアップするはずです。
英語上級者のリスニング術(リスニングでスピーキング力を高める裏ワザ)
最速で上手な英語が話せるようになる方法
ここからお話しする内容は、
基本的に対話の相手がネイティブスピーカーの場合に限ります。
ネイティブスピーカーでなくてもこの方法は使えますが、
自分の英語レベルによって効果が薄いもしくはまったくない可能性があります。
その方法についてお話しする前に、
英語が上手に話せるようになるコツは何だと思いますか?
それは「英語がうまい人(=ネイティブ)を真似すること」です。
海外で長年英語を使って仕事をしているにもかかわらず、
英語レベルがほとんど上達していない人がいますが、
それは完全我流で英語を話そうとしているからです。
自分の頭で文章を組み立てて話そうとするから、
ネイティブが使うような言い回しが出てこないのです。
例えば、「そうこなくっちゃ」を英語にすると、
Now you're talking!
となります。
この英語の文章を自力で作るのは不可能に近いですよね。
どこをどうすればNow you're talkingになるのかわかりません。
でもネイティブがそのフレーズを使っているのを真似するだけなら、
こういうフレーズも簡単に話せるようになるわけです。
ネイティブの話す英語には「役に立つ言い回し」が数多く存在します。
それらの表現を真似することができれば、
我流で英語を話すよりも英語が上手に話せます。
日本の英語教育の洗脳に侵されてしまっていると、
文章は自分で考えないといけないという意識が強くなりますが、
一番上達が早いのはネイティブの表現をそのままパクることです。
リスニングするときに「○○」に意識を向ける
リスニングをするときは「相手が何を話しているか」に意識が向いています。
英語初心者のうちはそれでもいいですが、
問題なく英語が聞き取れるようになったのであれば、
内容理解のためだけのリスニングはもったいないです。
リスニングをするときは「相手の使う表現や言い回し」に意識を向けてみてください。
表現や言い回しに意識を向けていると、
「なるほど、そうやって表現するのか」
とか
「そのフレーズ使えそうだな」
みたいな言い回しがたくさん見つかります。
それらを覚えてしまえば、
自分もネイティブと同じような英語が使えるようになるというわけです。
まとめ
※動画解説ではこの記事で説明していないようなこともお話ししています。
リスニングをするときは内容理解だけでなく、
相手の使うフレーズにも意識を向けてみてください。
スピーキング力アップにもなるので一石二鳥です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。