英語ビジネスレベル最短への道 海外移住・海外就職ブログ

延べ5000時間以上英語の勉強に費やした僕が英語の上達法やマインドセットをシェア。現在カナダ在住。3つの国に移住した経験を活かし、海外移住・海外就職に役立つ情報を発信中。Sponsored by PronunciationPro,Lingoda.com,Grammarly,italki

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【実証済み】「なりきる」と英語がうまくなる

※今日ご紹介するメソッドはマジで強力です。

 

最近英語を話す機会が少ないので、英語がどんどん下手になりつつあります。

 

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 今と昔を比べると、「数年前、バリバリ仕事をしていたときのほうが圧倒的に英語がうまかった」ということに気が付きました。

 

いったいこの数年の間に自分に何が起こったのか?

そして、当時の自分はどのようにして英語を話していたのか?

 

「これらのことが解明できれば、また昔の自分のように英語が話せるようになるのではないか」ということで、いろいろ自己分析をしてみました。

 

そこで気が付いたことは、当時の自分が無意識のうちにやっていた「あること」ができなくなっていたことでした。

 

英語のスピーキングにはメンタル面が関係する

実は英語を上手に話すためにはスキルや知識だけでなく、メンタルが大きく関係しています。

 

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この記事には僕の体験談がつづられています。

 

当時自分の英語力に自信満々だった僕は、ネイティブと一緒に仕事をするようになって自分の英語力(特にリスニング)の自信を失ってしまいました。

 

「英語がわからない」という恐怖は、「自分は英語が下手である」という自己イメージを作ってしまうことになったのです。

 

一度その自己イメージができてしまうと、なかなか立ち直ることができません。

 

英語で会話をすることを避けるようになり、以前の自分なら簡単に喋れていたこともスムーズに話せなくなりました。

それによってさらに自信を失い、「自分は英語が下手である」という自己イメージがより強化されることになってしまいました。

 

このメンタルブロックの威力は絶大です。

 

本当に簡単な英語も聴き取れなくなるし、話せなくなります。

 

一時期に比べるとだいぶましになってきましたが、昔英語でバリバリ仕事をしていた自分の自信はいまだに取り戻せていません。

 

英語がうまかったときの自分が無意識にやっていたこと

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僕の英語遍歴に大きな影響を与えた人物がいます。

 

それはシンガポール時代の日本人の同僚です。

 

彼は中学生の時にシンガポールにやってきて、ESLクラスで英語を1から学び、今では非常に流暢な英語を話せるレベルにまで上達しました。

 

シンガポール人のような変なアクセントもないし、言い回しも洗練されていて、僕は彼の英語に非常に刺激を受けました。

 

彼は僕よりも年下でしたが、彼の話す英語に意識を傾けては、使えそうな表現を盗んでいました。

 

彼の口調を真似するようになったので、今でも僕の話す英語は彼の口調の名残が残っています。

彼になりきって英語を話すと、不思議と英語がスラスラと出てくるようになりました。

 

数年前バリバリ仕事をしていたときの僕は、英語を話す直前に「英語がうまい自分」が自分に降りてきている感覚を何度も感じたことがあります。

 

英語を話すときに、「英語がうまい自分」になりきってから話していたのです。

 

そうすると、何も考えなくても英語がペラペラ話せるようになるのです。

 

観光施設でチケット販売の仕事をしていたときも、お客さんを接客する直前に「英語がうまい自分」が降りてきた感覚を何度も味わいました。

 

あれから数年たち、今の自分には「英語がうまい自分」が降りてくる感覚もなければ、「シンガポール時代の同僚になりきる」感覚はも取り戻せていません。

 

モデリング

ビジネスの世界の有名な成功法則として、モデリングというものがあります。

 

モデリングとは、自分がなりたい人物になりきって思考したり行動したりすることです。

大抵の場合は、尊敬する人物や憧れている人物をモデルにします。

 

このモデリングの力は絶大です。

潜在意識レベルから成功者のマインドに書き換えられるため、

「まったく別の人間に生まれ変わる」ぐらいの効果があります。

 

英語がうまかったときの僕が無意識にやっていた、「なりきる」という意識もこのモデリングと同じ効果があったのだと思います。

 

モデリングをするときのポイント

このモデリングの威力は絶大なので、ぜひあなたも試してみてください。

 

僕の経験上、モデルにする対象はネイティブスピーカーではなく、英語がうまい非ネイティブスピーカー(日本人である必要はない)にしたほうが効果が大きいように思います。

 

モデルとなる相手を見つけたら、まずはその人の口調から真似します。

慣れてきたら、英語を話す前にその人に「なりきる」感覚を感じてから会話を始めます。

 

感覚なので説明が難しいですが、別の誰かが憑依してくるような感覚です。

 

そのときの自分の自己イメージは「英語がうまい人」になっています。

そうすると、潜在意識はあなたを英語がうまい人として認識するようになります。

 

僕が英語が話せなくなったのも潜在意識が関係しているように、

英語が話せるようになるのも潜在意識が深く関係しています。

 

モデルが見つからない場合

とはいえ、身近にモデルとなる対象がいない場合もあります。

 

そういう方は、Youtubeで「この人英語うまいな」という人を見つけるのがおすすめです。

先ほども言いましたが、非ネイティブスピーカーで英語がうまい人が良いです。

 

それはなぜかというと、ネイティブスピーカーだと自分とかけ離れすぎた存在であるため、なりきる感覚を感じにくいからです。

 

「目標年収1億円」と頭で思い描くと、「無理だろ」という心の声が聞こえてきますよね?

 

その心の声が潜在意識です。

 

同じように、ネイティブスピーカーになりきろうとすると、「全然ネイティブじゃないじゃん、自分」という心(潜在意識)の声が聞こえてくるので、なりきった感覚を味わえないのです。

 

より自分に近い存在のほうがなりきるのは簡単です。

だから、非ネイティブで英語がうまい人をモデルにするのがいいんです。

 

まとめ

英語のスピーキング能力には、潜在意識やセルフイメージが大きく影響を及ぼします。

 

「私は英語が下手である」というセルフイメージをもっていると、

その通りの人物として振舞うことになるので、一向に英語がうまく話せるようになりません。

 

かといって、英語が下手な自分が「英語がうまい」というセルフイメージを持つのは無理があります。

 

だから、モデリングを使って別の人物になりきることが有効なんです。

なりきっているときの自分のセルフイメージは、「英語が下手な自分」ではなく、「英語がうまい○○さん」です。

 

そうすると、潜在意識は「英語がうまい○○さん」を現実として認識するようになるため、あなたは英語がペラペラ話せるようになるのです。

 

ぜひ試してみてください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。