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ビジネス英語コーチングを再開しました!

英語が聞き取れなくて悔しい思いをしているあなたへ。

リスニングは悪魔です。

自分の英語力に一気に自信を喪失してしまう恐ろしさを持っています。

 

英語レベルが高い人ほどこの傾向が顕著です。

 

なまじ自分の英語力に自信があるだけに、

聞き取れなかったときのショックは大きいです。

 

このブログでは何度かお話ししましたが、

僕自身もリスニングが原因でトラウマを抱えることになりました。

 

自分の英語力に自信満々だった僕が、

「英語がわからない」、「英語が話せない」状態にまで落ちてしまいました。

 

そのダメージは大きく、半年以上もその症状は続きました。

 

今ではだいぶ立ち直りましたが、

未だにその傷跡は残っています。

 

あなたは英語が聞き取れなくて悔しい思いをしたことはありますか?

 

もしそうなら、あなたも僕と同じようにつらい思いをしているかもしれませんね。

 

でも大丈夫です。

 

英語が聞き取れないのはあなたのせいではありません。

 

 

 

英語が聞き取れなくて悔しい思いをした体験

 

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カナダでの経験

 

このブログでは何度か触れたことがありますが、

僕は以前、カナダのバンフにある観光施設で働いていました。

 

そこで働く同僚は世界中から来た人々でしたが、

中でも僕が苦戦したのはオーストラリア人とイギリス人です。

 

それまでカナダ英語ばかりに接してきた僕は、

ここで初めて「アクセント」というものの違いを知りました。

 

中でもイギリスのマンチェスター出身の女性の英語は、

かなりアクセントがきつく、カナダ人でも聞き取れないぐらいでした。

 

多分それだけなら、そこまで自信を喪失することはなかったと思います。

 

カナダを代表する観光地なので、世界中からツーリストがやってきます。

 

アメリカのお客さんでも訛りのある人は聞き取りに苦労したし、

ニュージーランド人はほぼ何を言っているのかわかりませんでした。

 

相手が非ネイティブなら、聞き取れなくてもヘコむことはありません。

 

なぜなら、「聞き取れないのは相手の英語に問題があるからだ」と思えるからです。

 

ネイティブと話す場合も、

「アクセントがあるのだから聞き取れなくて当然」

と頭ではわかっていても、実際に聞き取れないとやっぱり落ち込みました。

 

相手の「やれやれ顔」を見るとなおさらです。

 

あたかも「俺の英語が聞き取れないのはお前の英語レベルが低いからだよ」と言っているようでした。

 

潜在意識の持つ力は絶大で、

こういう経験がトラウマになると「英語が話せなくなる」のです。

 

シンガポールでの経験

トラウマにはなりませんでしたが、

実はシンガポールでもリスニングに苦戦した経験があります。

 

ベトナムからシンガポールに引っ越したばかりのとき、

荷物を運んでくれたドライバーから電話がかかってきました。

 

しかし、ほぼ何を言っているのか聞き取れず。

 

会社に初出社した日、電話対応を何件かしたのですが、

相手が何を言っているのかほぼ理解できませんでした。

 

I'm not sure.を繰り返すというなんとも情けないありさまでした。

 

当時は今よりも英語レベルは全然低かったですが、

それでも自分の英語力にはそれなりに自信があったわけです。

 

でも、シンガポールのこの経験の時は、

英語が聞き取れなくて悔しい思いをすることはありませんでした。

 

それは「シンガポール人がゴリゴリに訛っている」からです。

 

「聞き取れないのは彼らの発音が悪いから」と思っていたので、

落ち込むことはありませんでした。

 

例えばBird Parkという言葉を彼らが発音すると、

 

「バッパ」

 

のように聞こえます。

 

ネイティブスピーカーもシンガポール人の英語を初めて聞くと、

「何言ってるかわからない」ことがあるそうです。

 

彼らの英語は初心者には聞き取りやすいですが、

英語レベルが高い(ネイティブの発音に慣れている)人ほど、

聞き取りに苦労します。

 

リスニングが恐ろしい理由

リーディング、ライティング、スピーキング、リスニング。

 

この4つのスキルの中で、リスニングだけが唯一他者が介在するスキルです。

言い換えると、「自分の力だけでコントロールできない」ということです。

 

「スピーキングも話し相手がいるじゃないか」

 

と思うかもしれませんが、スピーキング力は100%自分の力でコントロールできます。

 

しかし、リスニング力は相手に依存するために、

自分でコントロールすることはできません。

 

「相手のアクセントがきつければ、

自分の英語力が高くても聞き取れないことがある」ということです。

 

このことを理解しておかないと英語が聞き取れなかったときに、「

自分の英語レベルが低いせいだ」と錯覚してしまいます。

 

英語が聞き取れるようになるためのコツとマインドセット

英語のリスニング力をあげる一番の方法は「発音を改善すること」です。

 

www.apollosblog.com

 

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 

ただ、ここでは発音改善についてではなく、

リスニングのときの心構えについてお話しします。

 

それは「全部の単語を聞き取ろうとしないこと」です。

 

試験英語のリスニングのトレーニングをしている人にありがちですが、

1語1句逃さず聞き取ろうとしてしまいます。

 

その方法だと単語にフォーカスしてしまっているので、

「全体として何を伝えたかったのか」を把握することができないことがあります。

 

英語はただのコミュニケーションツールです。

 

「何が言いたいのか」がわかればいいだけであって、

すべての単語を聞き取る必要はありません。

 

ネイティブの話す英語は、ほぼ発音しない単語(Unstress Words)もあります。

 

www.apollosblog.com

 

「すべての単語を聞き取ろう」という姿勢だと、

Unstress Wordを聞き取れなかったときに、一気に会話が理解できなくなります。

 

英語はリズム言語なので、すべての単語を聞き取らなくても意味が分かります。

 

単語をすべて聞き取ろうとするのをやめて、

「全体として何を伝えようとしているのか」

に意識をフォーカスしてみてください。

 

リスニングは「慣れ」

先ほど僕のシンガポールの体験談をお話ししましたが、

「英語聞き取れない問題」は時間が解決してくれました。

 

リスニングは「慣れ」で聞き取れるようになります。

 

自分のデータベースにない音だから聞き取れないだけで、

そのパターンを覚えてしまえば聞き取れないことがなくなります。

 

非ネイティブの人々の話す英語が聞き取れないのは、

彼らの話す英語が難しいからではないですよね。

 

自分の知っている発音パターンと、彼らの発音が一致しないから聞き取れないだけです。

 

イギリス英語の発音が苦手なら、とにかくイギリス英語に慣れることです。

 

ネイティブでも聞き取れない!?

「リスニング力と英語レベルは直結しない」ということを、

このブログでは何度かお伝えしてきました。

 

その理由はさきほどお伝えしたとおり、他者が介在するからです。

 

最後に、英語が聞き取れなくて悔しい思いをしているあなたにプレゼントです。

 

「ネイティブスピーカーでも英語が聞き取れないことがある」

 

それを証明してくれる動画です。

 

 

 

 

これを見ればあなたも自信が出てくるのではないかと思います。

 

 最後まで読んでいただきありがとうございます。