英語ビジネスレベル最短への道 海外移住・海外就職ブログ

延べ5000時間以上英語の勉強に費やした僕が英語の上達法やマインドセットをシェア。現在カナダ在住。3つの国に移住した経験を活かし、海外移住・海外就職に役立つ情報を発信中。Sponsored by PronunciationPro,Lingoda.com,Grammarly,italki

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教育が充実している国ランキングTOP10

昨今では、将来への不安と子供の教育のために海外に移住する日本人が増えています。

 

教育というのは人生を左右する大きな要因の一つであるため、「どういう環境で教育を受けるか」ということは極めて重要です。

教育ひとつで人生が180度変わるといっても過言ではありません。

 

僕自身カナダに移住を決めたのも、「子供の教育を考えたから」という理由が大きいです。

 

これからの国際社会で生き残っていくためには、世界で通用する人材になる必要があります。

 

そのためには子供の教育を真剣に考えなければなりません。

 

今日は海外サイトの情報をもとに「教育が充実している国ランキング」をご紹介したいと思います。

 

※ただしビザの問題があるため、ランキングに登場する国に自由に移住できるわけではありません。

 

 

www.apollosblog.com

 

 

 

日本の教育システムの問題点

日本の教育システムについて少々厳しいことをいいます。

読んでいて不快な思いをされる方は、ブラウザを閉じて退出されることをおすすめします。

 

これからご紹介するランキングには日本も登場します。

 

ただし、このランキングは「教育=お勉強」という切り口で算出したランキングであるため、いわゆる人生教育としての教育ランキングではありません。

 

日本の教育は、「言われた(指示された)ことを淡々とこなす人間を量産する」教育システムです。

 

戦後の焼け野原から経済復興するためには、「指示されたことに黙ってしたがい、黙々と作業する人間」が大量に必要でした。

 

そのおかげで日本は、世界第2位の経済大国に上り詰めることができたわけです。

 

ただ教育システムは当時から変わっていないせいで、自立的に考え行動する人間が育まれなくなってしまいました。

 

島国で鎖国をしていた歴史の影響で、多様性に対しての柔軟性が極めて低い国民性です。

 

集団意識が強く枠からはみ出ることを悪とする思想は、個性を表現することを否定し、絶対的な(暗黙の)価値観に従って生きることを人々に強要することになってしまいました。

 

www.theloablog.com

 

 

言い方は悪いですが、サラリーマンを大量生産するための教育システムが日本の教育です(サラリーマンがダメだというわけではありません)。

 

子供のころから「夢に生きることなど不可能」だという洗脳を受け、

サラリーマンとして生きることが無意識のうちに当たり前になっています。

 

景気が良かったときはその生き方が通用していましたが、

昨今の大手企業を見ていても、もはやサラリーマンとして生きることは決して安定ではないことがわかるはずです。

 

時代は変わっているのに、日本の(生き方)教育は昔と変わらないままです。

 

日本では1つの企業に定年まで勤めるのが当たり前になっていますが、

欧米諸国では1つの会社にずっと在籍し続ける人はほとんどいません。

 

1つの会社に依存するということはある意味リスクだからです。

 

「自分の人生は自分でなんとかする」

 

子供のころから育まれた自立性があるから、会社の業績が悪くなっても慌てることもないし、起業することに対する心理的ハードルも低いです。

 

小さい頃から、世界中から移民してきた子供たちと接するのが当たり前になっているので、多様性に対する柔軟性も高いです。

 

そのため絶対的な価値観を強要されることもなく、個人の自由を尊重する生き方を推進しています。

 

今の日本が殺伐としているのは、個人の時代になっているのに人々が自由に生きることができていないことが原因です。

 

1つの価値観に縛られた人々は心の余裕を失い、自立性が育まれていないので将来に不安を感じる人が続出しています。

 

肯定して伸ばす教育よりも、否定して横並びの人間を作る教育。

 

僕自身も社会人になってから数々の否定を受けてきて、

人間不信になったことがあります。

 

僕が日本で働きたくないと思ったのも、そういう文化が本当に嫌だったからです(今ではその出来事も感謝できるようになりましたが)。

 

欧米人は本当に人をよく褒めます。

否定しているところを見たことがありません。

 

だから、職場の雰囲気も明るいし、心に余裕があるので他人にも優しくできています。

 

日本人は本当に人を褒めるのが下手です。

否定するだけの教育は、自信の喪失や自己否定につながりむしろ逆効果です。

 

日本の教育システムが変わらないことには、この問題が解決することはないでしょう。

 

あと個人的に思うのは、社会人になってから勉強する人の数が世界と比較しても極めて低いのも問題だと思います。

 

これは学校教育で「勉強」を教えるだけで、「勉強することの大切さ」を教えることができなかったのが原因でしょう。

 

これからの社会では、自己投資をして自分を磨いていった人だけが生き残っていく時代になります。

 

形だけでまったく学問を探究しない大学も、日本が国際社会から遅れをとることになった大きな原因の一つでしょう(学生時代に部活ばかりで、ほとんど勉強しなかった自分が言えた口はありませんが)。

 

日本の英語教育も問題点だらけです。

 

 

www.apollosblog.com

 

 

教育が充実している国ランキング

f:id:Apollojustice:20190925082511j:plain

 

 前置きが非常に長くなりましたが、世界で教育が充実している国ランキングをご紹介します。

 

いろいろウェブサイトを検索してみたのですが、サイトによって情報は微妙に違っています。

 

つまり、「何をもって教育が充実しているか」は捉え方によって違うということです。

 

ここでは複数のサイトの情報をご紹介します。

大抵は似通っていますが、若干順位に違いがありますので総合的に判断してもらうのが良いと思います。

 

ちなみに日本のサイトだと「フィンランドが世界一」だと言っているサイトが一番多かったです。

 

Top 10 Best Countries for Education

 

www.topteny.com

 

1位:ロシア

2位:カナダ

3位:日本

4位:イスラエル

5位:アメリカ

6位:韓国

7位:イギリス

8位:ニュージーランド

9位:フィンランド

10位:オーストラリア

 

このランキングは、全人口における大学の学位取得率をベースに作成されたランキングです。

 

Top 10 countries with the best education sytems in the world for 2019

 

www.master-and-more.eu

 

1位:イギリス

2位:アメリカ

3位:カナダ

4位:ドイツ

5位:フランス

6位:オーストラリア

7位:スイス

8位:スウェーデン

9位:日本

10位:オランダ

 

 US news World and reportの情報をベースに作成されたランキングです。

 

Top 20 Best Education Systemes countries in the world

 

eblogfa.com

 

1位:日本

2位:韓国

3位:イギリス

4位:シンガポール

5位:ロシア

6位:フィンランド

7位:カナダ

8位:オランダ

9位:アイルランド

10位:イスラエル

11位:中国

12位:ニュージーランド

13位:ノルウェー

14位:ベルギー

15位:ドイツ

16位:デンマーク

17位:エストニア

18位:アメリカ

19位:フランス

20位:ポルトガル

 

他のランキングとはずいぶん違う順位となりました。

かなりアジアよりのランキングです。

 

驚くべきはアメリカが18位であることです。

どうやら高校の卒業率と幼児教育に問題があるようです。

 

ちなみに、シンガポールは人材育成に力を入れているので教育が充実しています。 

 

www.apollosblog.com

 

まとめ

この年になって感じるのは、「もっと勉強しておけばよかった」ということです。

 

若いうちに勉強に投資した時間と労力は、その後大きなリターンになって返ってきます。

 

これから日本国内だけでビジネスを完結するのは難しい時代になっていきます。

 

いち早く海外の文化や教育を取り入れることで、国際社会に遅れをとることもなくなり、自立的で自ら人生を切り開いていくような人間に成長することができます。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。