英語ビジネスレベル最短への道 海外移住・海外就職ブログ

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独学でバイリンガルになるには「興味」か「必要性」を見つける

日本語環境で生まれ育った大人が、英語のバイリンガルになることは可能なのでしょうか?

 

答えはYESです。

 

日本語環境で生まれ育ったのに、大人になってから英語がペラペラになった人はたくさんいます。

 

彼らはなぜ英語が話せるようになったのでしょうか?

もちろん、必死に勉強したという人もいるでしょう。

 

しかし、勉強して語学を習得するというのは苦痛が伴うため、

マスターするのに時間がかかる、もしくは高確率で挫折するかのどちらかになります。

 

もし、あなたにお子さんがいらっしゃるなら、英語学習は早いうちから始めたほうがいいです。

 

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しかし、今からでも英語をマスターするのは遅くありません。

 

もっとも確実に、もっとも最速で英語をマスターする方法は、「勉強」ではなく、「興味」か「必然性」を見つけることです。

 

独学でバイリンガルになるには「興味」か「必要性」を見つける

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日本語という言語は外国人にとって「極悪レベル」と呼ばれるぐらい、難解な言語といわれています。

 

にもかかわらず、日本語がペラペラ(ネイティブレベル)の外国人はたくさんいますよね。

 

彼らにとって日本語習得は、おそらく我々が英語を習得するよりも難易度は高いはずです。

 

どうしてでしょうか?

 

その背景には「興味」もしくは「必然性」があるからです。

 

興味を見つける

 

外国人が日本語がペラペラになる理由、そして日本人が英語が話せるようにならない理由は、「日本のエンターテイメントが充実しているから」です。

 

日本のエンターテイメントは世界トップクラスです。

 

アニメ、ゲーム、バライエティ番組など、諸外国のそれと比較すると比べ物にならないぐらいレベルが高いです。

 

「日本のアニメが好きだから日本語を勉強している」という外国人は本当に多いです。

僕自身の体験でも何人も会ったことがあります。

 

「好き」というモチベーションのパワーはすごいです。

義務感で行う勉強とは吸収力が雲泥の差です。

 

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いろんな国のテレビ番組を見ましたが、言葉の問題抜きにしても「つまらない」です。

 

これが日本と逆転していたらどうでしょうか?

 

日本の娯楽がクソつまらなくて海外のエンターテイメントがめちゃくちゃ面白かったとしたら、英語を必死に習得してでも見てみたいと思うようになりませんか?

 

これは、外国人にとって日本語を学ぶ十分すぎるぐらいの動機になるんです。

逆に日本人にとっては、海外のエンターテイメントに触れる理由がありません。

 

勉強=苦痛です。

義務感でやっているからパフォーマンスも上がりません。

 

まずは自分の好きなことを掘り下げて、その好きなことに英語を関連付けていくのがいいと思います。

 

仮にあなたのめちゃくちゃ好きなことがフランス語でしか触れることができないのなら、おそらくあなたはフランス語をマスターすることができるでしょう。

 

興味が強ければ言語の難易度は関係ありません。

だからこそ、「極悪レベル」の日本語がペラペラな外国人が多いんです。

 

必要性の強制力を借りる

留学して英語が話せるようになる人と、全然話せるようにならない人がいます。

 

その違いはなんだと思いますか?

 

僕の見解から言わせてもらうと、「語学留学」をした人の大半は英語が話せるようにならず、「大学留学」をした人は高確率で英語がペラペラになっていると思います。

 

その違いは必然性です。

 

留学して語学学校に通う人の英語の必然性は高くありません。

 

英語が話せなくても単位を落とすこともないし、日本人もたくさんいるので日本語だけで十分生きていけるからです。

 

正直、日本で英会話スクールに通うのと大差ないと思ってます。

 

大学留学は現地(ネイティブ)の学生と同じ授業を英語で受けます。

英語がわからなければ授業の内容を理解することはできないし、

単位を落としてしまうので、卒業にも大きく影響します。

 

つまり、英語が話せる(理解できる)ようにならないと生きていけないということです。

 

語学学校に留学した人が英語を話せるようになるには、「意志の力」が必要です。

一方で大学留学した人は「環境の力」を借りて、英語を習得することができます。

 

このブログの初期のころに記事を書きましたが、

意志の力というのは非常に弱いです。

「サボりたい」という欲望に簡単に負けます。

 

欲望に勝つことができるのは「環境の力」です。

家で勉強するよりも図書館で勉強するほうがいいのはそのためです。

 

環境=必然性です。

 

外国人が日本で暮らしていくのであれば、日本語を習得する必要があります。

なぜなら多くの日本人は英語が話せないので、英語だけでは生活に支障をきたすからです。

 

だから、必然的に日本語を身に着ける必要があり、意志の力を使わなくても日本語が話せるようになるのです。

 

あなたの身近にある「英語を話さないといけない必然性」を見つけてみてください。

英語通訳のボランティアでもいいでもいいと思います。

 

「英語で5分間スピーチして」と言われて断れなかったら、必死に勉強してなんとしてでも英語で5分間スピーチできるようにしますよね。

 

「断れる=やらなくてもいい」からできるようにならないんです。

 

海外在住の日本人が英語が上手にならないのは、

日本語環境で暮らせるので、英語を話す必然性が低いからです。

 

バイリンガルになりたいならネイティブスピーカーと話す

僕が今まで世界中の人たちと英語で会話をしてきた中で感じたのは、

非ネイティブと英語で話しても大して上達しないということです。

 

シンガポールは英語が公用語で英語をペラペラ話しますが、

ネイティブスピーカーではありません。

 

非常に簡単な表現を使いまわす能力には長けていますが、

ネイティブのような洗練された言い回しをすることはほとんどありません。

 

ネイティブが使うような洗練された表現を使うと、

場合によっては通じないこともあります。

 

話す相手のレベルが高くなければ、自分自身の英語もそれほど上達しません。

 

僕がこのブログで再三再四「ネイティブと話すことが重要」と話しているのは、

そういう実体験に基づいているからです。

 

日本には数多くのオンライン英会話サービスがありますが、

そのほとんどはフィリピン人の講師がメインです。

 

もしあなたが最短最速で英語上達したいのであれば、

最初からネイティブスピーカーの講師を選択した方がいいです。

 

このブログで紹介したオンライン英会話サービスはこちらです。

 

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まとめ

 

幼いころから英語環境にいなかったからと言って、バイリンガルになることができないということはありません。

 

ただ、「勉強」によってバイリンガルレベルになった人は少数派だと思います。

 

英語と関連付けられた興味もしくは必然性を見つけることができれば、

意志の力で勉強しなくても英語が話せるようになります。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。