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IELTSスピーキングの勉強法・対策・スコアアップのコツ

※本記事の最後に、IELTSスピーキングのスコアアップに役立つスペシャルなご案内があります。

 

今日はIELTSのスピーキングに関する記事です。

 

IELTSは日本人にはあまりなじみがありませんが、

海外の企業や大学、公的機関などで

英語能力の指標として採用されている試験です。

(TOEICが通用するのは日本ぐらいです)

僕も2017年にカナダで永住権を取得する際に受験しました。

(Overall6.5, Reading8.0,Writing6.0,Speaking6.5,Listening6.0)

 

当時の僕は自分の英語力に自信があったので、

ロクに勉強もせずに受験しました。

 

イギリス英語の発音が苦手なので、

リスニングは苦戦しました。

 

今回のメイントピックであるスピーキングも、

攻略法があるなど露知らず、

聞かれた質問にただ答えればいいと思っていました。

 

もし事前に攻略法を知っていたら、

もう少し点数は良くなっていたと思います。

 

僕はカナダに住んでいるので、

頻繁に海外からの情報を入手しています。

 

この度IELTSの専門家からスピーキングテストの、

スコアアップのコツや対策などを教えてもらったので、

その情報についてシェアしたいと思います。

 

 

IELTSとは?

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IELTSは英語の4大科目である、

 

  • リーディング
  • ライティング
  • スピーキング
  • リスニング

 

の4つで構成されています。

 

スコア制の試験となっており満点は9.0です。

 

前述した通り、海外の大学や企業・公的機関などで、

英語能力を測るための指標として採用されています。

 

カナダだけでなく、イギリスやオーストラリアの永住権を取る際も必要になるようです。

 

今後海外進出も考えるのであれば、

TOEICよりもIELTSを受験することをおすすめします。

 

IELTSがおすすめな理由

IELTSがおすすめな理由は、

世界的に通用する資格であるというだけでなく、

英語の総合力が身に付くということです。

 

TOEICの試験ではスピーキング力を鍛えることはできません。

マークシートなのでライティングスキルも不要です。

 

TOEIC高得点なのに英語がまったく喋れない人がたくさんいるように、

TOEICでは英語の総合力は身につきません。

 

読み書き中心の学習スタイルのままでは、

英語が話せるようにはならないのです。

 

日本の英語教育は読み書き中心の学習です。

 

それでは英語が話せるようにはならないとわかっているのに、

なぜか読み書き中心の英語試験が推奨されているのです。

 

IELTSはスピーキングが鬼門

日本人が一番苦手とするのは英語のスピーキングです。

 

リーディング・リスニング・ライティングは、

机上の勉強だけでもなんとかハイスコアを取ることはできます。

 

しかし、スピーキングだけは既存の英語学習法では、

絶対に上達することはありません。

 

IELTSの中でスピーキングが鬼門なのは、

IELTSスピーキングに特化した教材が少ないのも原因の一つでしょう。

 

攻略方法があるにもかかわらず、

その情報を発信している人はほとんどいません。

 

IELTSスピーキングの仕組み

IELTSスピーキングは3部構成になっています。

 

Part1では一般的な質問(General Questions)が聞かれます。

 

Part2ではトピックカードを引いて、

そのトピックに関連した質問に答えます。

 

Part3ではPart2のトピックについて、

さらに深掘りした質問に答えます。

 

IELTSスピーキング対策・スコアアップのコツ

IELTSのスピーキングを受講する上で、

絶対に覚えておいた方がいいことがあります。

 

①本当のこと(真実)を語る必要はない

②話の内容よりも表現やボキャブラリの方が重要

 

僕は受験当時両方知りませんでした。

そのため、聞かれた質問にただバカ正直に答えることしかしていなかったのです。

 

IELTSは面接ではないので、

真実を語る必要はありません。

 

もし「好きなスポーツは何ですか?」と聞かれて、

サッカーが好きではかったとしても「サッカー」と答えていいのです。

 

本当のことを話すとうまく英語にできないのであれば、

ウソでもいいから話しやすいテーマを選んだほうがいいです。

 

IELTSのスピーキング試験では話の内容は点数と関係ありません。

 

それよりも「文法が正しいか」や

「高度な英語表現を使いこなしているか」が重要なのです。

 

「わからない」と言いたいときも、

I don't knowばかり言っていたら高得点は臨めません。

 

「わからない」と一口に言っても、

 

I have no idea.

I'm not quite sure what it is.

I don't remember exactly when it was.

It's not something I've ever considered.

It's up in the air.

 

といった感じで様々なバリエーションがあります。

 

質問に対して「わからない」と答えるから減点になることはなく、

このような「複雑な表現」を使うことでスコアアップにつながるのです。

 

メモを取るときのコツ

IELTSスピーキングでは、

Part2でメモをとることができます。

 

トピックカードを引いた後、

1分間のメモタイムが与えられます。

 

ほとんどの人はここで、

「何を話すか」ということについてメモを取ります。

 

しかし、前述した通り、

IELTSスピーキングで重要なのは「内容」ではなく「表現」です。

 

つまり、「何を話すか」をメモするのではなく、

「どういう表現を使うか」をメモするのが良いのです。

 

IELTSスピーキングには「型」がある

IELTSスピーキングでは論理的に話すことも重要です。

 

話が飛び飛びになって論理破綻してしまうと、

相手に内容が伝わりづらくなります。

 

「論理的に話すのが苦手」という人は、

スピーキングの型があるのでそれを使ってみてください。

 

①POINT(要点)
②REASON(理由)

③EXPLAIN(説明)

④CONCLUSION(結論)

 

①POINT(要点)

まず最初にテーマに対する自分の意見を話します。

 

I would say that most Japanese people can't speak English well.

(ほとんどの日本人は英語を話すことができないと思います)

 

②REASON(理由)

①の根拠となる理由を説明します。

 

I guess the main reason why they can't speak English is that they don't hardly ever learn English conversation at school.

(その理由は学校で英語の会話についてほとんど学ぶことがないからです)

 

③EXPLAIN(説明)

②を補足するような説明を追加します。

 

It is because entry exam for university in Japan mostly consists of reading and writing.

(それはほとんどの大学の入学試験が読み書き中心の英語だからです)

 

④CONCLUSION(結論)

最後に結論を話して締めます。

 

In conclusion, Japanese people need to learn more about English speaking.

(結論として、日本人はもっと英語のスピーキングを学んだ方がいいと思います)

 

英語のスピーキングが苦手でも高得点を取る方法

多くの日本人がそうであるように、

ひょっとしたらあなたも英語のスピーキングが苦手かもしれません。

 

「自分はスピーキングが苦手だから、

IELTSで高得点を取るのは難しい」

 

ともしあなたが考えているなら安心してください。

 

英語が苦手な人でも、

IELTSスピーキングで高得点を取ることは可能だからです。

 

IELTSで聞かれる質問にはある程度パターンがあり、

それに対する受け答えもテンプレートがあるからです。

 

そのテンプレートをそのまま覚えるだけで、

ネイティブのような高度な英語が話せるようになります。

 

テンプレート表現を暗記するだけなので、

英語センスはいっさい必要ありません。

 

僕がイギリスのIELTSのプロから教えてもらった、

テンプレート表現をまとめたコンテンツを作りました。

www.udemy.com

 

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