英語ビジネスレベル最短への道 海外移住・海外就職ブログ

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国に依存するリスク ~ボーダレス化が進む国際社会~

今日の記事では日本の現状について少々辛口の記事になります。

もし、読んでいて気分が悪くなるようでしたら、早めにブラウザを閉じることをお勧めします。

 

決して日本や日本に住む方々を批判するつもりはありませんので、

その点だけ事前にご理解いただくようお願いします。

 

日本にいると、どうしても自分の国を客観的に見ることができなくなります。

 

今日お話しするような外側から見た日本の姿を知ってもらうことで、

日本が将来どうすればよくなっていくかを考えるきっかけになればと思います。

 

 

 

世界一仕事が嫌いな国「日本」

先日僕のメインブログで「世界一仕事が嫌いな国日本」という記事を書きました。

 

www.theloablog.com

 

この記事の中で触れている通り、日本はありとあらゆるランキングで軒並み最下位になっています。

 

Japan as number oneと呼ばれていたのは遠い昔の話で、

経済レベルも中国に追い抜かれ、一人当たりのGDPは東南アジアの小国シンガポールより劣っています。

 

さらに少子高齢化が進み労働人口が減る一方で、

国民への負担は大きくなるばかりです。

 

日本で成功した経営者たちが海外に進出するようになったのは、

彼らはいち早くこの情報を入手したからです。

 

普通に暮らしていたらこういう情報が入ってくることはありませんが、

自分でビジネスをしているとこういった情報が飛び込んでくるようになります。

 

もはや日本人だけを相手にするビジネスは、縮小の一途をたどるしかありません。

外国人を相手にせざるを得ない時代がやってきたのです。

 

経済の悪化にさらに拍車をかけるのが、

富裕層の国外進出です。

 

富裕層が日本からいなくなるということは、

それだけ税収が減るということです。

 

もし、イチロー選手や松井選手があのまま日本でプレイし続けていたら、

いったいどれほどの税金を納めることになったでしょうか?

 

古い価値観を捨てる

 

 

日本は島国で鎖国をしていた歴史もある関係で、

外部から新しいものが入ってくることに対して、

非常に強い嫌悪感や拒否反応を示します。

 

新しい価値観に対する柔軟性が低いのが、

日本人の特徴です。

 

僕がまだシンガポールにいたころ、

シンガポールではLCCが猛威を振るっていました。

 

当時日本でLCCと言えばジェットスター(オーストラリア線)ぐらいしかなく、

エアアジアやその他LCCがこれから日本に進出しようとしていた時期です。

 

僕は旅行業で働いていたこともあり、

「日本人はLCCに対して拒否反応を示すだろうな」

と考えていました。

 

その予想は見事的中し、「安い航空会社は危ない」

などのネガティブキャンペーンが広まった結果、

エアアジアは日本から撤退することとなりました(その後再進出)。

 

しかしそれから数年経って、

日本でもLCCは当たり前のように利用されるようになっています。

 

しかし、LCCが日本に進出した当時から、

海外では当たり前のようにLCCが利用されていたのです。

 

ただ、日本にいる人はその状況を誰も知らないので、

「安い航空会社=危険」という情報だけが先行してしまい、

LCCが浸透するまでに時間がかかりました。

 

日本は単一民族の国なので、

外国人が移民してくることに対して否定的です。

 

しかし、外国人が移民してくることは、経済の活性化にもつながるのです。

 

シンガポールの人口550万人のうち、180万人は外国人です。

外国人が自国で働き、経済活動をすることで経済が潤います。

 

資源がないシンガポールは、「人こそ資源である」という考えのもと、

低い法人税などを採用することにより、海外から多くの企業を誘致することに成功しました。

 

その結果、あの小さな国があそこまで発展することができたのです。

 

カナダも国土は広いですが、人口はお隣のアメリカの10分の1程度しかいません。

 

少ない人口で先進国の経済レベルを維持するためには、

物価が上がらざるを得ません。

 

カナダがアメリカよりも全体的に物価が高くなっているのはそのためです。

 

カナダも海外からたくさんの移民を受け入れています。

 

もし、カナダが海外からの移民を拒否し、

自国民だけで国を維持していこうと思ったならば、

経済は停滞し、国民の負担は増える一方だったでしょう。

 

日本人は外国人が入ってくることを嫌がりますが、

移民を拒否するということは、経済衰退の道を選択するということです。

 

時代の過渡期はチャンス

今は時代の過渡期です。

 

グローバル化という言葉が出てきて久しいですが、

これからの時代はボーダレス化と呼ばれる時代になっていきます。

 

つまり、自分の国籍に関係なく、

世界中の人々が様々な国で暮らす時代がやってくるということです。

 

日本にも世界中からたくさんの人がやってくるし、

日本人も世界の国々で暮らすようになっていきます。

 

英語を勉強しておけば、日本にやってきた外国人を相手にビジネスができるようになります。

 

だから、今は英語を勉強している人にとってチャンスなんです。

 

まだ、ほとんどの人は英語を学ぶ重要性に気づいていません。

今のうちに英語を磨き彼らに先行することで、

会社に雇われることなく、自分で生きていく力を身に付けることができるようになります。

 

国に依存するリスク

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これからの時代は1つの国に依存することはリスクです。

 

「1つの国でしか生きていけない」ということは、

その国に依存せざるを得ないことになります。

 

その国がダメになってしまえば、

自分もその煽りを受けることになります。

 

それは日本だけに限った話ではありません。

 

今海外で暮らす日本人も、自分の住む国が今後どうなっていくかわからないのです。

 

特にワークビザなどで働いている人は注意が必要です。

 

ある日突然政府が「外国人に労働許可は出しません」というお触れを出せば、

有無を言わさず強制帰国となります。

 

冒頭の記事で紹介したとおり、今の日本の在り方が変わらない限り、

今後経済は縮小していくことは目に見えています。

 

そういう状況でも生きていけるように、

自分でお金を稼ぐスキルを身に付けたり、

海外で暮らすなどの選択肢も視野に入れておくのが良いです。

 

そうすることで、国に依存せず自分の身を自分で守ることができます。

 

日本人は危機感を感じていませんが、

世界はものすごいスピードで変化しています。

 

積極的に海外の情報にアクセスするようにしてみてください。

 

これからは個人が自立して生きていくことが求められる時代になっていきます。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。