英語ビジネスレベル最短への道 海外移住・海外就職ブログ

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老後の海外移住で気を付けること

ネット検索をしていると、

「老後に海外移住したい」という希望を持っている人が

思いのほか多いことに気が付きます。

 

「余生をのんびり海外で過ごす」

 

という響きはとても魅力的に聞こえます。

 

僕は老後の海外移住は否定しませんが、

若いころに海外移住するのに比べて

気を付けないといけない点が多々あります。

 

若いころはとにかく勢いで海外移住するのが良いですが、

老後の海外移住は慎重になったほうがいいと思います。

 

 

 

老後の海外移住で気を付けること

 

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①十分な資金が必要

短期ビザ(観光ビザ)にせよ、リタイアメントビザにせよ

移住先の国で働くことができないので、

潤沢な資金を確保しておく必要があります。

 

日本からの年金は海外にいても受給可能ですが、

滞在国によっては日本と同等もしくはそれ以上に生活費がかかることもあります。

 

収入がまったくない状態で海外移住をしてしまうと、

現地での生活に困窮する可能性があるので、

資金を十分に確保しておくかか、

年金以外の収入の柱を作っておいたほうがいいいと思います。

 

②病院に行くのが大変

老後は病気にかかりやすかったり、病院に行く機会が増えます。

 

国によっては保険料が高いなどの問題もありますが、

何よりも言葉の壁が一番苦労すると思います。

 

アジアには日本人医師や通訳が常駐しているような病院もありますが、

時間外などは現地の医師しかいないことも多く、

最低限自分でコミュニケーションをとる必要があります。

 

 

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特に英語が通じない国などは苦労するかもしれませんね。

 

③食事が口に合わない

アジアに住んでいたころは感じたことがありませんが、

カナダに住むようになってからは、

食事に関して困ることがよくあります。

 

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やっぱり日本で生まれ育った自分としては、

日本食が一番口に合います。

 

食事は毎日するものなので、

日本食レストランが少なかったり、

日本の食材が確保しづらい地域に住むと、

結構苦労するかもしれません。

 

➃適応力・柔軟性が落ちている

年齢が上がるにつれ、

環境への適応力や柔軟性が落ちてしまいます。

 

20代で海外移住をした僕ですら、

日本と現地との文化や習慣の違いに

ストレスを抱えることがよくありました。

 

日本で暮らした期間が長ければ長いほど、

「こうあるべき」という価値観が強固になります。

 

その価値観を持ったまま海外で暮らすと、

日常生活でストレスを感じることが

増えてしまいます。

 

 

必ず現地を下見すること

僕は以前このブログで、

 

「海外移住するならとりあえずどこでもいいから、海外就職の実績を作ること」

 

という記事を書きました。

 

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ただ、老後の海外移住に関しては、

しっかりと現地の下見をしたうえで

渡航先の国を決めるのが良いと思います。

 

一番いいのは短い期間でもいいので、

実際に暮らしてみることです。

 

実際に住んでみないとわからない問題点というのは、

たくさんあります。

 

ある人にとっては相性の良い国であって、

別の誰かについては相性が悪いということもあります。

 

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見聞きした情報だけで渡航先の国を決めてしまうと、

現地で暮らしてから思わぬ苦労をしてしまうかもしれません。

 

自分は大丈夫でも、

自分のパートナーが馴染めない可能性だってあります。

 

 

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若いころに比べて行動力も落ちているので、

軌道修正も難しくなります。

 

老後と言わず今すぐに行動すべし

僕個人の見解ですが、

 

「若いころに海外で暮らして、晩年を日本で過ごす」

 

のが絶対にいいと思っていますし、

僕自身もそうするかもしれません。

 

海外で暮らすというのは非常にパワーがいります。

 

不便なことも多いし、

日本で当たり前にできることが

海外では簡単にできなくなります。

 

仮に「老後を海外で暮らしたい」と考えていたとしても、

若いうちから現地で生活の基盤を作っておいた方が、

後から楽になると思います。

 

年齢を重ねれば重ねるほど、

決断力や行動力が低下します。

 

日本での何不自由ない暮らしを捨てて、

重い腰をあげて海外移住をするというのは、

思った以上に難しいです。

 

「いつかきっと」と考えているうちに、

その「いつか」が訪れないまま

人生が終わってしまうこともあります。

 

若いうちは失敗してもリカバーしやすいです。

 

老後と言わずに今すぐ行動を起こしましょう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。