英語ビジネスレベル最短への道 海外移住・海外就職ブログ

延べ5000時間以上英語の勉強に費やした僕が英語の上達法やマインドセットをシェア。現在カナダ在住。3つの国に移住した経験を活かし、海外移住・海外就職に役立つ情報を発信中。Sponsored by PronunciationPro,Lingoda.com,Grammarly,italki

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英語が上達する方法 ものまねをしてみる

外国人と英語で会話するときに、意味を理解することだけに意識を注いでいませんか?

実はそれ、すごくもったいないことをしています。理由は後で解説します。

今日のブログはものまねをすることについて書いてみたいと思います。

 

意識のメカニズム

 

僕のメインブログの記事になるのですが、まずはこちらをご覧ください。

 

www.theloablog.com

 

意識には顕在意識(意識できる意識)と潜在意識(無意識)の2つがあります。

潜在意識とは全体の97%を占め、例えば心臓を動かしたり、呼吸をしたりと言う働きもすべて潜在意識によるものです。

歩くときにいちいち足の動かし方は意識しませんよね。それも潜在意識の働きによるものなのです。

 

そして外部からの情報が潜在意識に入る前にこのRASというフィルターが存在します。

このフィルターによって必要な情報と不必要な情報が選別されているわけなのです。

 

道を歩いているといろんな情報にあふれていますよね。

通行人の顔、服装、ビルの看板、車の音、話し声など。そして自分自身が地面に足をつけている感覚など、それらすべての情報を意識していたら、頭がパンクしますよね。

だから、RASによって不要な情報はカットされるのです。

 

例えばこの例でいうなら、車の色に集中していたら通行人の顔や看板の文字なんかは、視界に入っていても「見えていない」ですよね。

RASとはそういう働きをします。

願望実現には重要な働きを持ちますので、ぜひ覚えておいてください。

 

ただぼーっと英語を聞いていませんか?

英語で会話するときにも当然このRASが働いています。

外国人と英語で会話するときに、「話の内容を理解する」ことばかりに意識を向けていませんか?

 

「話の内容を理解する」のに意識を向けるのは当たり前でしょ、と思われるかもしれません。

もちろん、コミュニケーションですからそれも当然必要なことです。

 

ネイティブというのは完璧な英語を話す人です。つまり歩く教科書です。

 

話の内容ばかりに注力していると、「彼らがどんな言い回しをしているのか」という情報がRASによってカットされてしまいます。

会話をしているときに「へー、そういう風に言うんだー」と、言い回しや表現方法の方に意識を向けてみてください。

そのセンテンスは完璧に出来上がった英語ですから、その表現をそのままコピーするだけで上手な英語が話せるようになるのです。

 

なぜ海外に住んでいる人のほうが日本にいる人よりも英語がうまいのか

これは一般論ですから、必ずしもすべての人に当てはまるわけではありません。

日本にも英語を熱心に勉強している人はたくさんいますね。海外に住んでいる僕たちよりもよっぽど勉強している人はたくさんいます。

留学した人と日本で勉強を続けた人だと、留学した人のほうが英語が上手なケースが多いです。

 

英語を勉強した時間だけで考えるなら、日本で熱心に勉強している人のほうが英語が上手なはずです。にも関わらず海外にいるの人のほうが英語が上達するのはなぜか?

 

答えは前章で説明した通りです。

海外にいるとネイティブの生の完璧な英語を聞くことができるからです。

そして生の英語を浴びる量が日本にいる人に比べて圧倒的に多いからです。

 

一方で海外にいても英語が上達しない人もいます。結局日本語環境に染まってしまうというのが最も大きな原因ですが、日本語環境にいないにもかかわらず、いまいち上達しないのは、会話の時に「ネイティブの言い回し」に意識を注いでいないからです。

だからいつまでたっても自分の頭の中で考えた「自己流」の英語で話すことになってしまい、英語が上達しないのです。

 

ものまねをする

これからは英語の動画を見るときなどは、話し手のものまねをしてみてください。

ただ文章をリピートするのではなく、抑揚や発音、感情などもすべて真似します。さながらものまね芸人のように。

そうすることでより完璧な英語に近づくことができます。

 

ものまねをするメリットは英語のリズムを体で覚えることができるのと、発音練習になり、カタカナ英語の発音を矯正することができることです。

 

発音に関してはこちらの記事で解説しています。

 

www.apollosblog.com

 

印象に残ったものは記憶に残りやすい

物事を暗記するときのコツは、「印象づける」ことです。

無味乾燥な文章をノートの上で眺めただけでは、なかなか記憶に残りません。

 

例えば、試験勉強で歴史上の人物を覚えるとします。

教科書を読んで、ノートに書いて、問題集をといて、間違えて、やり直したにも関わらず、本番のテストの時にその人物の名前を思い出すことができないことがあります。

 

これは印象づけて記憶をしていないからです。

 

でもその時に自分の好きな俳優が大河ドラマでその人物を演じていたら、たぶん勉強なんかしなくても、その歴史上の人物の名前を覚えますよね。

それは「印象に残っている」からです。

 

動画などを見て、その人物の身振り手振りから話し方にいたるまでを真似することができれば、間違いなく印象に残ります。

ということは、話している内容も記憶に残りやすいということです。

 

英語は勉強をしているとあるタイミングで上達が頭打ちになります。

その時はネイティブの話している言い回しに意識を注いでみてください。

そして、それをそのままコピーしてください。

それができれば、自分で文章を考える必要なしに完璧な英語が話せるようになります。

 

今日は以上です。

 

いつもブログを読んでくださりありがとうございます。