これから少子高齢化が深刻化し、
経済がどんどん縮小していく世の中。
食いっぱぐれないためには「お金になるスキル」を身に着ける必要があります。
いろいろ資格もあると思いますが、
個人的におすすめなのは「ビジネス英語」です。
ビジネスレベルの英語を使いこなせる人は少ないので、
このスキルを身に着ければ引く手あまたでしょう。
ひとつ注意が必要なのがTOEICのスコアは関係ないということです。
TOEICのスコアが高くても、
実務レベルの英語を使えなければ意味がありません。
もしあなたが英語を勉強している、
もしくはこれから勉強しようと思っているなら、
試験英語ではなくビジネス英語を学ぶことをおすすめします。
これからビジネス英語が必要になる理由
日本はこれから少子高齢化が深刻化します。
若者と高齢者のバランスが大きく崩れるだけでなく、
日本全体の人口もどんどん減っていきます。
人口が少なくなると経済が縮小します。
たくさん人数がいればそれだけ消費活動も活発になりますが、
「人数が少ない=お客さんが少ない」ということになるからです。
つまり、今は安泰な企業も徐々に経営が傾いていくということです。
単純に労働者が減って彼らの負担が増えるというだけの話ではありません。
そもそも日本経済そのものが危うくなるということです。
もちろん今すぐにというわけではありません。
人口が減っているのに同じ生活レベルをキープするのは難しいです。
人口(=お客さん)の数が減れば、
それだけ商品が売れなくなることになるからです。
商品が売れなければ会社の業績は悪くなります。
会社の業績が悪くなれば、
従業員の収入は減りさらに経済活動が停滞します。
このまま進んでいったら冗談抜きで日本はヤバいと思います。
この状況を打破する方法は2つ。
若い移民を海外から大量に受け入れるか、
外国人マーケットを相手にビジネスをすることです。
保守的な日本人がどこまで移民の受け入れを許容できるかですが..。
移民が大量に日本に入ってくれば、
彼らが日本で経済活動をしてくれます。
しかし、すべての移民が日本語堪能なわけではないので、
彼らとコミュニケーションを取るために共通の言語が必要になります。
それが英語です。
今の日本企業の多くは、
日本人相手のビジネスしかしていません。
もし世界中に住む人々を顧客にすることができれば、
仮に日本人の人口が減っても会社が傾くことはありません。
世界中の人々を相手にビジネスをしたければ、
当然英語スキルは必須になりますよね。
ビジネスレベルで英語を使いこなせる人が少ないからこそ、
ビジネス英語を身に着けることはチャンスなのです。
勉強嫌いな人でも英語が上達する勉強方法
「英語が必要なのはわかったけど、
勉強が嫌いで英語学習が習慣化しない」
こういう悩みを抱えている人は多いです。
というか大半の英語学習者はそうじゃないかと思います。
義務感で英語を勉強しているので、
先延ばしを繰り返してサボりがちになってしまいます。
もしあなたがそういう悩みを感じているのであれば、
英語を学ぶ目的を見つめ直してみてください。
大半の人にとって机に向かって勉強することは苦痛です。
人間は苦痛を避け短期的快楽を求める習性があるので、
つい勉強をサボってダラダラと過ごしてしまうものです。
しかし、これではいつまでたっても英語は上達しません。
そんな人におすすめの学習方法があります。
それが「音声学習」です。
音声学習のメリット
音声学習といっても英語のリスニングのことだけではありません。
英語の知識を学ぶときにも、
本ではなく音声を使うのです。
例えば僕はAmazonのAudibleで、
英語学習法に関するオーディオブックを販売しています。
英語のリスニングのためだけに音声を聞くのではなく、
勉強そのものに音声を取り入れるということです。
音声学習の手段はいろいろあります。
- ラジオ
- CD
- ポッドキャスト
- オーディオブック
音声学習には様々なメリットがあります。
①聞いているだけだからラク
例えば机に向かって勉強したり、
Youtube動画を見て英語を勉強する場合、
本や画面に集中する必要があります。
こういう勉強は疲れますよね。
だからこそ勉強に苦痛を感じて、
英語学習が億劫になるわけです。
「よしやるぞ」と意気込んで机に向かって勉強できる人は、
よほど意志が強いか自己コントロールができる人だけです。
集中力を必要とする勉強は疲れるので、
「めんどくさい」と感じてやらなくなってしまいます。
音声学習なら聞いているだけなので、
疲れることはほとんどありません。
「机に向かって英語の本を読む」のは苦痛ですが、
「スマホにイヤホンさして音声聴くだけ」ならラクじゃないですか?
本を読むのが嫌いで勉強が苦手な人も、
音声を聞くだけならできるのではないでしょうか?
②ながら聞きができる
音声媒体の最大のメリットは、
ながら聞きができることです。
通勤中や運転中、掃除洗濯をしているときなど、
何かをやりながら学習することができます。
本を読んだり動画を見たりする場合は、
基本的にながら作業はできません。
ながら聞きができるということは、
スキマ時間を有効活用できるということです。
忙しいサラリーマンの人でも、
通勤中やお風呂に入っているときなど、
ちょっとしたスキマ時間を有効活用できます。
③反復学習しやすい
学んだことを定着させるためには、
反復学習が不可欠です。
一度勉強しただけではすぐに忘れてしまうからです。
( エビングハウスの忘却曲線参照)
同じことを何度も勉強するのって大変ですよね。
本を読むとなったら尚更です。
本を1冊読むのに2時間かかるとしたら、
反復学習するとさらに2時間必要になります。
そう考えると、勉強に対して苦痛を感じるはずです。
音声は「ただ聴いているだけ」なので、
そういう心理的ハードルはかなり低いです。
イヤホンを耳にさして再生ボタンを押すだけなら、
「めんどくさい」と感じる人は少ないでしょう。
音声は何度も繰り返し聞くのがカンタンなので、
反復学習に非常に効果的です。
「聞き流し」は意味ない
音声学習は聴くだけなのでラクといいましたが、
聞き流しをしましょうという意味ではありません。
聞き流しは効果がありません。
聞き流している音はただの雑音にしかすぎません。
それが英語の場合なら尚更です。
音声を聴くだけでいいですが、
意識はちゃんと耳に向けるようにしましょう。
まとめ
今音声媒体の市場は急速に拡大していますが、
これからますます音声学習の重要性が高まっていくでしょう。
日々の生活に忙しく勉強する時間がない人こそ、
音声学習を積極的に取り入れるべきです。
本を読むのが苦手な人も音声聴くだけならできると思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。