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willとbe going toの違いと使い分け

willとbe going toはどちらも未来を表すときに使うと学校で習ったと思います。でもその時に、明確な使い分けまで習った人は少ないのではないでしょうか?

 

「どちらも未来を表すからどっちでもいいんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、この2者には明確な違いがあり、しっかりと使い分ける必要があります。

 

ちなみにこの2つだけでなく「現在進行形」で未来を表現することもできます。その場合はbe going toとほぼ同じニュアンスです。

 

その場で決めたものはwillを使う

be going toは予定(~するつもり)を表すのに対し、willは「その場で決めたこと」を表します。

 

この2つは置き換え可能なシチュエーションもありますが、基本的にはまったく別ものとして扱います。

 

例えば靴屋に買い物に行ったとします。

この時に以下の例文で違いを考えてみます。

 

I'll(will) take these shoes.

 

この例文のようにwillを使って表現する場合は「(よし決めた)この靴を買います」というシチュエーションになります。

 

I'm going to buy these shoes.

 

be going toで表現する場合、その意味は「この靴を買うつもり(なんだ)」となります。

 

前者が「店員に靴の感想を聞かれた後の返答」で、後者が「店に友達と行って目当ての靴を見つけたとき」というのがイメージできますね。

 

Willは意志を表す

 

Willという単語そのものの意味は「意志」です。

ですから助動詞の意志も同じようなニュアンスがあります。be going toも「~するつもり」と訳すので意志があるように感じますが、これは日本語のアヤで本質的な意味は「予定」です。

さきほど紹介した靴屋の例文でも、I'll take these shoesという文は「これを買う」という意志が感じられると思います。

 

Willを使った最も有名な例文があります。

 

Will you marry me? (結婚してくれますか?)

 

これはbe going toで表現すると不自然ですね。「私と結婚するつもりですか?」というニュアンスになってしまいます。

 

「結婚するかどうかをその場で決めてほしい」からWillを使います。そして「結婚します(か)」という意志も感じられると思います。

 

Can you marry me?でだと日本語訳したら「結婚してください」になるから問題なさそうですが、英語でCan you marry me?と言ったらあきらかにおかしいですよね。

 

Willやbe going toは会話でも頻繁に登場する表現です。

しっかりと使い分けを覚えておかないと、不自然な会話になってしまうので注意が必要です。

 

ちなみに会話のときbe going toはgonnaと省略することが多いですが、書くときはgonnaとは書きませんのでお気を付けください。

 

今日は以上です。

 

いつもブログを読んでくださりありがとうございます。