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バンクーバー(郊外)で雪が降ると...

昨晩から今朝にかけてバンクーバー(郊外)では雪が降りました。

 

この地域はあまり雪が降らないと言われています。

そのため都市部エリアではスノータイヤの着用も必須ではありません。

 

バンフに住んでいた頃、バンクーバーに引っ越すと現地の日本人に話したら、

 

バンクーバーは雨ばっかりだよ」

 

とよく言われました。

 

実際に住んでみると思ったよりも雨の日は少なく、

雪もほとんど降らないので快適でした。

 

バンフはカナディアンロッキーに位置する街で、

標高が1500メートルぐらいあります。

 

そのため、9月から雪が降ることもあり、

冬になるとマイナス30℃を下回るぐらいの極寒の地でした。

 

当然降雪量も多いです。

 

当時は今と違って屋外に車を停めていたので、

毎朝車に積もった雪を払いのける作業と、

ガチガチに凍ったフロントガラスを専用の道具でガリガリやるのが日課でした。

 

マイナス30℃にもなると車のエンジンがかからなくなります。

 

そのため、車の前方にBlock Heaterと呼ばれるコンセントのようなものがついています。

 

そのプラグを駐車場にあるコンセントにさしておくと、

エンジンが冷えずに済むというものです。

 

↓これ

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出典:Wikipedia

 

前日にうっかりワイパーのスイッチを切るのを忘れて、

フロントガラスに積もった雪の重さに耐えきれず、

ワイパーのブレードが外れてしまったことが2回あります。

 

ただ、豪雪地帯だということもあって、

行政の対応も非常にスムーズです。

 

朝起きるとすでに雪かきがされていて、

高速道路も常に凍結防止剤が蒔かれています。

 

地域住民も雪には慣れっこです。

 

バンクーバー(郊外)で雪が降ると...

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 バンクーバーの人々は雪に慣れていません。

 

バンフに住んでいた頃、出張でバンクーバーに来た時に数年に1度と呼ばれる大雪が降りました。

 

その時に衝撃的だったのが、

車のドライバーが車を乗り捨てていく光景でした。

 

雪道を運転する自信がないから、路上に車を放置してどっかにいってしまうのです。

そういう車があちこちにありました。

 

去年、僕が住んでいる地域でも結構な量の雪が降りました。

 

豪雪地帯に住んでいた自分からすると別に大した雪ではありませんでしたが、

普段雪に慣れていないこちらの人々は運転もままなりません。

 

ある日、息子を学校まで送っていくと、

いつもたくさん停まっている他の車が一切ありませんでした。

 

学校にも人がいる気配がありません。

 

「何の連絡もなしに休校することはないだろう」

 

と思い込んでいました。

 

その日は学校から何の連絡もありませんでした。

 

保護者が利用しているアプリ(子供の学校での様子がみれる)にも、

何の通知も来ていません。

 

豪雪地帯に住んでいた僕たちからすると、

雪が降ったぐらいで学校が休みになるなんて考えられなかったのです。

 

でも、待てど暮らせど誰も来ません。

(1組だけそれらしき親子がいた)

 

その後、ネットでいろいろ検索したら、

「本日○○市の学校はすべて休校します」

という情報が市役所のホームページで見つかりました。

 

さすが自己責任の国(悪い意味ではない)。

 

学校からわざわざ各家庭に連絡することはなく、

休校かどうかは自分で調べなさいということらしいです。

 

 一つ勉強になりました。

 

来週も雪が降るらしいので、

「学校が休みにならないかチェックしないとな」

と思っています。

 

雪が降っただけで学校が休みになるなんてうらやましすぎる。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。