カナダで2人、僕と息子が歩く道

離婚してシングルファザーになった著者がカナダで息子を育てる生活日記

I think it's self-explanatory

毎週やっているカウンセラーとのセッション。

 

今日は「印象に残っている出来事を3つ書く」という内容で、上記の画像に写っているのは長男が書いたもの。

 

 

①BanffからSurreyに引っ越した時

②はじめてスマホをもらったとき

③両親が離婚したとき

 

当たり前だけど、両親の離婚は彼にとって大きな出来事だった。

 

表題のSelf-explanatoryとは「説明不要」という意味。

 

センシティブなテーマなので、ぼくから直接息子に聞く機会がなかったが、カウンセラーを通して彼の気持ちを聞くことができた。

 

「両親はいつも喧嘩ばかりしていたから静かになってよかった」

 

彼はそう言っていた。

おそらく建前ではなく本音だと思う。

 

Acceptableとも言っていたので、離婚という出来事を受け入れることはできているのだと思う。

 

その心を聞くことができて安心した。

 

ちなみにぼくは

 

 

①子供が生まれた時

②(長男が)初めて学校に行った日のとき

③家族旅行

 

の3つだった。

 

「家族旅行はどこが印象的だった?」

 

と聞かれ、毎年旅行に行っていたので何と答えようか考えていると、「Seatle」と長男が口を開いた。

 

Surreyに引っ越してきた翌年(2018)、車でアメリカのシアトルまで行ったのだ。

 

行きの国境付近で渋滞にはまり、妻がトイレを我慢できなくなって携帯トイレに用を足すというハプニングがあったが、それを抜きにしても非常に印象的な旅行だった。

 

特にシアトルの水族館に行ったのは良い思い出。

 

そのときに買ったニモ(カクレクマノミ)のぬいぐるみは、今でも長男が大切に持っている。

 

希望に満ち溢れていたあの頃。

まさかこんな結末になるとは思ってもいなかったな。