カナダで2人、僕と息子が歩く道

離婚してシングルファザーになった著者がカナダで息子を育てる生活日記

情けない父親

離婚して子供と離れた父親は皆こんな感じなのだろうか?

 

気分が沈んでいて、子供のことを考えるたびに涙が出てくる。

考えても仕方ないのにね...。

 

息子(長男)は涙を見せない。

 

ぼくなんかよりも彼のほうがずっと悲しいはずなのに。

 

カナダに戻ってきて最初の夜、息子の部屋からすすり泣きの声が聞こえた。

彼が泣いている姿を見た(聞いた)のはその一度だけだ。

 

母親や弟と離れ離れになって悲しくないはずなんてない。

 

でも彼は決してそんなそぶりを見せない。

 

強がりなのかわからない。

もともとあんまり泣かない子だったけど。

 

 

父親のぼくはいつもメソメソしてばかり。

本当に情けない父親だ。

 

本当は彼も家族4人で笑っている未来を望んでいたに違いない。

その未来は永遠に手に入らなくなってしまったけど。

 

「離婚して本当に正解だったのか?」

 

いつも、そんなことを考えている。