コロナ給付金は海外在住者も対象となるのかということについて、
先日こちらの記事を書きました。
海外在住者も支給対象となると、
該当人物の特定(照会)や給付金の受け渡しが大変だろうな、
と思っていたら案の定給付金の支給はなしになったらしいです。
こちらのサイトにその旨が記載されています。
このサイトの冒頭部分に以下のような記述があります。
日本政府は9日の閣議で、新型コロナウイルスの緊急経済対策として支給される1人10万円の「特別定額給付金」について、海外在留邦人は給付対象外とする答弁書を決定した。
前回の記事を投稿してからわずか数日後に決定が覆ったことになります。
まあ住んでいる国もそれぞれだし、
海外在住者すべてに給付金を支給しようと思ったら、
確認作業だけでも膨大な時間と労力が必要になるから仕方ありません。
「在住国から援助があるから給付金の支給はなし」という議論について
海外在留邦人にコロナ給付金を支給すべきかどうかということはとりあえず置いておいて、「在留国からの援助があるから給付金の支給はなし」という議論についてちょっと言いたいことがあります。
在留国からの援助がもらえるかどうかは、
住んでいる国にもよるしビザステータスにもよります。
外国人には一切支援をしない国もあれば、
永住権保持者など一部条件を満たした人のみ受給可能な場合もあります。
経済的に困窮している国などは、
給付金の受給はまず期待できないでしょう。
「アメリカは在留邦人にも給付金を支給している」
という指摘がありますが、
その事例を一緒くたにして
全世界の海外在留邦人も同じと考えるのはいかがなものかと思います。
ちなみにカナダは「コロナによって失職した場合」は受給対象となりますが、
そうでない場合は受給資格はありません。
自分の身は自分で守る時代
海外在住者は在留国からも支援してもらえないし、
日本からの援助ももらえません。
今後も同様の出来事が起こったら、
同じ状況になる可能性は高いです。
そうなったときにお金に困ることのないように、
自分の力で稼ぐ力を身に付ける必要があります。
自分の力で稼ぐことができれば、
会社や国に依存しなくても生きていけるようになります。
コロナウィルスは時代に大きな変化をもたらしました。
会社に雇われて守られた環境で働くというのは、
もはや安定と呼べない時代に突入したのです。
コロナウィルスのような出来事が起こり、
会社の業績不振で仕事を失った場合、
あなたは収入を確保することができるでしょうか?
突出したスキルや実績を持っていなければ、
不景気の環境下で再就職先を見つけるのも難しいでしょう。
本当の安定とは「自分の力で生きていく力を身に付けること」です。
「日本人なんだから日本政府は海外在留邦人を助けるべきだ」
と主張するのは大いに結構ですが、
それって結局その場しのぎでしかありません。
また同じようなことが起こったら、
結局お金に困ることになるでしょう。
もっと根本的なことから解決しなければ、
いつまでたっても会社や国に依存しないと生きていけなくなります。
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まとめ
過ぎたことを悔やんでも仕方がないので、
今はとにかく前を向いて、
自分にできることを一つずつこなしていくしかありません。
今行動を起こして人生を切り開くか、
何もせずに現状にしがみつくのか、
どちらでも自由に選択することができます。
ただ一つ間違いなく言えることは、
今行動を起こせば「あの経験があってよかった」と
思える日が必ずやってくるということです。
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