英語の勉強に膨大な時間を投資しているのに、
一向に英語スキルが上達しないのはなぜでしょうか?
それは自分に必要のないことまで勉強していることが原因です。
英語学習を始めるときに「何をやるか」を考える人は多いですが、
「何をやらないか」を考える人はほとんどいません。
実は「何をやるか」よりも「何をやらないか」を決めることのほうが、
何倍も重要なのです。
すべての英語学習者にとってのゴールは、必ずしも「ネイティブスピーカーになること」ではありません。
500ページある教科書のすべてを学ぼうと思ったら、
とてつもない時間がかかります。
しかし、その中の50ページだけが自分に必要なのであれば、
少ない時間でマスターをすることは可能です。
多くの人は500ページすべてを学ぼうとします。
だから時間がかかるし、上達を感じにくいのです。
この記事では最短最速で目標達成する英語勉強法を、
3つのステップに分けて解説します。
最短最速で目標達成する3ステップ英語勉強法
STEP1:ゴールを設定する
まず一番最初にやるべきことは「ゴールを設定する」ことです。
これをやらないと英語学習の無間地獄にはまることになります。
英語を学ぶのには必ず何かしらの理由があるはずです。
最終的にどうなりたいのかを明確にすることによって、
自分に必要なものが見えてくるようになります。
通訳になりたい人とビジネスで英語を使いたい人では、
学ぶ内容も質もまったく違うものになりますよね。
「英語を学ぶ理由はTOEICで高得点を取って転職に有利になるためだ」
というゴールを持っているなら、
英会話を学ぶ必要はまったくないわけです。
ゴールを設定するときのポイントは、
- 最終的なゴールを設定する
- 短期的なゴールを設定する
この2点です。
例えば、最終的なゴールが「英語通訳になる」というものであれば、
1年後、3か月後の自分がどうなっている必要があるのかという
短期的ゴールを設定します。
ゴールはあくまでも暫定のものなので、
途中で軌道修正が入っても問題ありません。
通訳になろうと思ったけど、やっぱり英会話教師になりたいというのであれば、
そのときに再度目標設定を変更すればいいだけです。
STEP2:現在地を把握する
ゴール(目的地)が決まっても、今自分がどこにいるのかわからなければ、
どうやってゴールにたどり着くかを導き出すのは難しいですね。
ゴール設定をしたら、次は現在地すなわち現状を把握することが必要になります。
ゴールと現在地の間のギャップが、
目的地にたどり着くためのプロセスです。
このステップ2が必要なのは、
次のステップ3を明確にするためです。
STEP3:今やるべき行動を決める
ゴールと現在地がわかると、今とるべき行動が見えてきますよね。
最終的なゴールがあまりにも遠すぎるのであれば、
現状と短期的ゴールの間のギャップを浮き彫りにしてもいいです。
例えば、最終的なゴールが「英語通訳になる」ことで、
1年後のゴールが英検1級だったとします。
現在英検3級なのであれば、
半年後には英検2級に受かっておきたいところですね。
そう考えると、半年後に英検2級をとるために必要なプロセスが見えてくるはずです。
ここで重要なことは、「必要なプロセス以外のことは絶対にやらない」ことです。
たくさんのことをやればやるほど、エネルギーが分散してしまいます。
まとめ
英語学習をするときに目標設定をする人は多いですが、
短期的ゴールを設定しなかったり、自分の現在地を把握していないことがほとんどです。
自分にとって必要なプロセスだけに絞り込むことにより、
一点集中で圧倒的な効果をもたらすことができます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。