カナダで2人、僕と息子が歩く道

離婚してシングルファザーになった著者がカナダで息子を育てる生活日記

次男とつくった作品

 

先日発売されたオーディオブックの新作。

 

 


人生について、考えた: たいせつなものを失って考えた、生きる意味や幸せのこと

 

今まで50冊以上出版してきたけど、

ぼくにとって特別な1冊。

 

 

表紙の写真は次男と過ごした最後の日に公園で撮影したもの。

 

 

今でもこの写真を見ると涙が出てくる。

 

 

次男の存在をコンテンツという形で残しておきたい。

それがこの写真を選んだ理由だ。

 

 

離婚はぼくの人生で一番つらい出来事だった。

 

 

いや、離婚そのものよりも、愛する次男と離れ離れになることが何よりもつらかった。

 

 

人生どん底を経験したことがあるけど、

その時より何倍も苦しい。

 

 

そして、その苦しみは今でも続いている。

 

 

今でも彼の残したものたちは

片づけることができないまま。

 

 

ぼくはこの作品を次男との共作だと考えている。

 

 

彼が人生について考える機会をくれたから。

 

 

彼が大人になったとき、

このオーディオブックを聞いて、

人生について考えるきっかけになったら嬉しい。