先日発売されたオーディオブックの新作。

人生について、考えた: たいせつなものを失って考えた、生きる意味や幸せのこと
今まで50冊以上出版してきたけど、
ぼくにとって特別な1冊。
表紙の写真は次男と過ごした最後の日に公園で撮影したもの。
今でもこの写真を見ると涙が出てくる。
次男の存在をコンテンツという形で残しておきたい。
それがこの写真を選んだ理由だ。
離婚はぼくの人生で一番つらい出来事だった。
いや、離婚そのものよりも、愛する次男と離れ離れになることが何よりもつらかった。
人生どん底を経験したことがあるけど、
その時より何倍も苦しい。
そして、その苦しみは今でも続いている。
今でも彼の残したものたちは
片づけることができないまま。
ぼくはこの作品を次男との共作だと考えている。
彼が人生について考える機会をくれたから。
彼が大人になったとき、
このオーディオブックを聞いて、
人生について考えるきっかけになったら嬉しい。