ぼくは仕事でSNSを使っている。
あまり積極的には利用していないが、それでもまったく運用しないわけにはいかないので、毎日投稿するぐらいのことはしている。
そうすると、見たくなくても他人の投稿を目にすることになってしまう。
自分の子供との日常を綴った投稿。
次男と同じぐらいの年齢の子供だったりする。
その発信を見るだけで、ぼくの心はえぐられる。
本人はよかれとおもって投稿しているのだろう。
誰かを傷つけようとする意図は全くないに違いない。
そういうことってあるんだ、と改めて気づかされる。
自分の幸せが別の誰かの心を傷つけることがあるんだ、と。
もちろん発信者に罪はないし、その行為を咎めるべきではない。
見たくなければ見なければいいだけ。
意図せず目にすることがあったとしても、それは自分の責任なのだ。
自分が勝手に見て、勝手に傷ついているだけ。
大事なものを失って不幸になったのは自分のせいなのだ。
SNSは得よりも毒のほうが多いと思う。
正直何が面白いのかいまだに理解できないが、それでも使わざるをえないのがつらいところ。
そういう発信を見るたびに傷がえぐられる。
この傷が癒えることはあるのだろうか...。