カナダで2人、僕と息子が歩く道

離婚してシングルファザーになった著者がカナダで息子を育てる生活日記

幸せは、時に人を傷つける

ぼくは仕事でSNSを使っている。

 

あまり積極的には利用していないが、それでもまったく運用しないわけにはいかないので、毎日投稿するぐらいのことはしている。

 

そうすると、見たくなくても他人の投稿を目にすることになってしまう。

 

自分の子供との日常を綴った投稿。

次男と同じぐらいの年齢の子供だったりする。

 

その発信を見るだけで、ぼくの心はえぐられる。

 

本人はよかれとおもって投稿しているのだろう。

誰かを傷つけようとする意図は全くないに違いない。

 

そういうことってあるんだ、と改めて気づかされる。

 

自分の幸せが別の誰かの心を傷つけることがあるんだ、と。

 

もちろん発信者に罪はないし、その行為を咎めるべきではない。

 

見たくなければ見なければいいだけ。

意図せず目にすることがあったとしても、それは自分の責任なのだ。

 

自分が勝手に見て、勝手に傷ついているだけ。

 

大事なものを失って不幸になったのは自分のせいなのだ。

 

 

SNSは得よりも毒のほうが多いと思う。

 

正直何が面白いのかいまだに理解できないが、それでも使わざるをえないのがつらいところ。

 

そういう発信を見るたびに傷がえぐられる。

 

この傷が癒えることはあるのだろうか...。