英語ビジネスレベル最短への道 海外移住・海外就職ブログ

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【実は異常事態】コロナウィルスを見くびらないほうがいい

先日カナダで実質的な国境閉鎖が始まったとお話ししましたが、

現在は政府の指示で集会の禁止や飲食店も営業をストップしている状態です。

 

前回の記事はこちらです。

 

 

www.apollosblog.com

 

 

現在は春休み中でもともと学校はお休みですが、

月末から学校が始まる予定だったのに休校指示が出たため、

学校が始まる時期の目途は立っていません。

 

シンガポールも国境閉鎖が始まったと先日の記事でお話ししましたが、

続々と国境を閉鎖し始めている国が増えてきています。

 

日本はまだそこまでの対応はできていないみたいですね。

 

そもそも初動の対応が後手後手になってしまったから日本で感染が拡大し、

世界の国々から入国拒否を食らっているという自覚を政府はもったほうがいいです。

 

マスメディアの報道と違和感

コロナウィルスが発生するよりもずいぶん前に、

僕はこのブログでとある記事を投稿しました。

 

www.apollosblog.com

 

この記事でも書いていますが、昔ニュースになった「鳥インフルエンザ」に関する報道と、それに反応する人々にとても違和感を感じていました。

 

当時、海外の人がマスクをしている映像が繰り返しニュースで報道されていました。

 

あたかも「海外の人はみんなマスクをしていますよ(だからそれぐらいヤバいです)」とでも言わんかのように。

 

それに反応した人々がマスクを買占めるようになり、

店頭からマスクが消えるという事態が発生しました。

 

僕が違和感を感じていたのは、どのテレビ局も「全く同じ映像」を流していたことです。

 

「その映像しか持ってないのか?」と思わずにはいられないぐらい、どのテレビ局も同じ映像を使っていて、それを何度も何度も繰り返し放送していました。

 

何度もそんな映像を見せられたら恐怖を感じてマスクを買いに走るのは当然の心理です。

 

コロナウィルスが発生した初期の頃にマスクが売り切れたのも、

鳥インフルのときと同じことが繰り返されていることが原因です。

 

別ブログの記事になりますが、海外では「コロナウィルス対策にマスクは効果がない」という記事を投稿しています。

www.specializedblog.com

 

この記事で引用しているニュースに「マスクがコロナウィルスに効果があるという証拠はない」という旨の記述があります。

 

結局、日本のマスメディアの偏向報道によって、人々が情報に翻弄されてしまったということです。

 

思考停止し、マスメディアの言うことをそのまま鵜呑みにしてしまっているということです。

 

日本のテレビはこのような「断片を切り取ってあたかも全体であるかのように思わせる」テクニックが抜群にうまいので、その情報に扇動されてしまう人が出てくるのは理解できます。

 

上記記事にも書いていますが、僕は当時「それほど騒ぐほどのことかな?」とすごく疑問に思っていました。

 

なぜなら大騒ぎしている割に死者がほとんど出ていなかったからです。

 

その後しばらくして「鳥インフルで死者が出た」という情報が流れました。

 

その情報を見てますます恐怖におびえる人々。

 

上記記事にも書いていますが、当時の僕は「普通のインフルエンザだって死者ぐらい出るやん」と思っていました。

 

でも当時僕と同じような違和感を唱えている人は誰もいませんでした。

 

「コロナウィルスは大したことない」は本当か?

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コロナウィルス騒動が少し落ち着き、鳥インフルのときの僕と同じように

 

「普通のインフルだって死者が出ているんだから、

コロナウィルスなんてビビるほどのことではない」

 

という情報を発信している人が増えてきました。

 

名のある情報発信者も同じようなことを発信している人がたくさんいます。

 

確かにコロナが発生した初期は「感染=死亡確定」みたいなイメージがあったので、

「さすがにそれはビビりすぎだろ」と僕も思います。

 

鳥インフルのときにあんなことを言ってた自分が

こんなことを言うのもどうかと思いますが、

この「コロナウィルスなんてインフルエンザと大して変わらないから心配いらない」という情報発信については、ちょっとどうなのかな?と思う部分があります。

 

本当に大したことないなら、

なぜ国境閉鎖や学校休校、飲食店営業禁止にする国が多数存在するのでしょうか?

 

なぜWHOはパンデミック宣言をしたのでしょうか?

 

SARS鳥インフルのときだって、ここまでひどい状況ではなかったはずです。

 

世界には我々の想像を絶するような天才たちがいます。

そんな人が「大したことないただの風邪」にここまでの対応をするでしょうか?

 

WHOで働く人々は、我々一般人なんかよりもよっぽどコロナに対する知識が豊富です。

 

もちろん知識豊富な情報発信者よりもです。

 

そんな天才の彼らがパンデミック宣言をするのだから、

これはよほどのことであると考えるほうが自然だと思いませんか?

 

国境閉鎖や営業禁止をしている国の偉い人たちも、

そういう対応によって「経済にどれだけマイナスな影響を及ぼすか」ぐらいは当然理解できているわけです。

 

そこまでのリスクを冒してでも、「感染拡大を防ぐ」ことのほうが重要だと思っているということです。

 

コロナウィルスをみくびらないほうがいい

一番恐ろしいのは「コロナウィルスなんて大したことない」という部分だけを曲解した人々が、他人との接触を避けずにいつも通り行動してしまうことです。

 

「どうせインフルと変わらないんだろ?」

 

と思っているから、ためらうことなく人々が密集するエリアに繰り出していく可能性は十分に考えられます。

 

でもよく考えてください。

 

実際に世界で数千人の人々が亡くなっているんです。

 

「でもそれって高齢者ばっかりだろ?」

 

と思うかもしれませんが、高齢者だろうが亡くなる人が多数いるということは、

状態次第では若い人でも亡くなる可能性があるということです。

 

それになにより、「自分は大丈夫だから」といってウィルスに感染してしまった人によって、お年寄りや小さい子供の感染が広がり死亡者の数が増えてしまうことだってあるのです。

 

「自分は大丈夫だから」という身勝手な理由で、

他の多くの人々の命を奪うことになってしまうかもしれないということです。

 

感染者の数が増えれば増えるほど、終息までに時間がかかります。

 

終息までに時間がかかれば、それだけ経済に与えるインパクトも大きくなるということです。

 

実際に海外の国々では多数の労働者がレイオフ(解雇)されています。

 

だから、軽々しく「コロナは大したことない」なんて発信してほしくないのです。

 

そして、その情報を曲解して断片的に受け取り、

さらに感染拡大を招くような事態は絶対に避けてほしいのです。

 

あなたは大丈夫でもお年寄りや小さい子供たちは大丈夫じゃないです。

 

ひとりでも多くの人にこの声が届くことを願っています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。