カナダで2人、僕と息子が歩く道

離婚してシングルファザーになった著者がカナダで息子を育てる生活日記

夏の終わりに

珍しく朝から不機嫌な息子。

 

全然起きてこないので8:20頃に彼を起こしにいった。

(学校は8:30からなのだが....)

 

「起きてよ。時間やで」

 

と優しく体をゆすると、「んー!!」と怒ったような声をあげる。

 

「今日は銀行で待ち合わせだからね」

 

と言うと「わかってる!」と不機嫌に答えた。

 

まあ起きたならいいか、ということでリビングに戻ってくると、iPadで動画を見ている音が聞こえる。

 

学校が始まる時間になっているのにのんきなものだ。

 

「ジム行ってくるからちゃんと学校行くんやで」

 

と言い残して部屋を出る。

 

ジムから戻ってくるとEスクーターがなくなっていたので、ちゃんと学校に行ったようだった。

 

今日は息子の銀行口座を作るためのアポがある。

 

学校終わったら銀行に直行しないとアポに間に合わない。

迎えは必要ないとのことだったので銀行で待ち合わせにした。

 

日本でもらったお年玉やお小遣いをカナダドルに換えて、お金を貯めたいから口座を作りたいらしい。

 

新しいEスクーターを買うためと言っていたが、実際はオンライン決済するためのデビットカードが欲しいだけかも。

 

手続きしてるときもちゃんと受け答えしている姿を見て、彼の成長を感じずにはいられなかった。

 

もう12歳だし、あと数年で僕がいなくても生きていけるようになるだろう。

 

夏の終わりに感じる日差しはとても心地よく、まるで2人の明るい未来を照らしているかのようだった。