カナダで2人、僕と息子が歩く道

離婚してシングルファザーになった著者がカナダで息子を育てる生活日記

少しだけ心を開いた実家でのひととき

ブログをリニューアルして1本目の記事。

 

今はまだ日本にいて、今実家でこの記事を書いている。

 

この後実家を出発して、妻の実家がある大阪に向かう。

そしてその数日後にはカナダへ戻ることになっている。

 

実家には3泊した。

 

ぼくの両親は孫たちの訪問を快く迎えてくれて、少しでも楽しんでもらおうとあちこち連れて行ってくれた。

 

 

 

 

長男はあまり興味を示さず、どこにいってもつまらなそう。

 

青山剛昌記念館や水木しげる博物館も入場して10分ほどで見終わるぐらい、ろくに展示も見ずにズカズカと進んでいった(海外に住んでいてこれらのアニメを知らないのもあるが)。

 

こちらが親に申し訳なくなるぐらいだ。

 

それでも海(クルーズ船飛鳥見学)は楽しかったと言っていた。

 

実家にいても他の人と積極的に交流することはしない。

花火をやっても参加しない。

 

最初に帰ってきたとき、皆が口をそろえて「別人かと思った」と言っていた。

 

それは息子が身体的に成長したというのもあるが、何よりも性格が変わってしまったのが大きい。

 

去年帰省したときは、活発でやんちゃな感じだった長男が、不愛想で無表情でまるで子供とは思えないほどだったからだ。

 

皆で集まっていても(兄家族もいる)すぐにどこかへ行こうとするし、ぼくや両親が話しかけても簡単な返事しかしない。

 

それでも寿司やうなぎ御膳は食べてくれたので、その点は良かったと思う。

 

3泊したのもよかったかもしれない。

 

日にちが経つにつれ、少しだが心を開いてコミュニケーションできるようになったから。

 

両親の働きかけも大きい。

 

次男も実家を楽しんでくれてよかった。

 

おもちゃがいっぱいあったし(少し年下のいとこがいる)、おじいちゃんおばあちゃんともたくさん交流できた。

 

中一になる彼らのいとこが最後に「バイバイ」といったとき、長男は少しだけ笑顔で「またね」と言った。

 

実家に帰ってくる前から、きっと一緒に遊ぶのを楽しみにしていたのだろう。

 

いとこは学校や塾があり、平日の滞在だったので少ししか一緒に遊べなかったが、きっと楽しいひとときだったのだろう。

 

また来年も帰ってこよう。

 

今年以上に楽しい思い出を作ってあげたい。