英語ビジネスレベル最短への道 海外移住・海外就職ブログ

延べ5000時間以上英語の勉強に費やした僕が英語の上達法やマインドセットをシェア。現在カナダ在住。3つの国に移住した経験を活かし、海外移住・海外就職に役立つ情報を発信中。Sponsored by PronunciationPro,Lingoda.com,Grammarly,italki

なぜ英会話の時に英語が出てこないのか?その理由は○○で話そうとしているから

先日英語学習者(主に初心者)の英語に対する悩みアンケートを見る機会がありました。

 

その中でダントツに多い悩みは以下の2つです。

 

  • 英語が聞き取れない
  • 会話の時に英語が出てこない

 

アンケート全体の悩みの9割はこのどちらかもしくは両方でした。

 

英会話をするときに英語がスムーズに出てこないのは理由があります。

 

その理由を理解しないまま英語の学習をしても、

喋れない自分に対する失望が大きくなるだけです。

 

英語が出てこないのはあなたの英語レベルが低いからではありません。

 

英語が出てこないのは英語レベルのせいではありません。 

 

TOEIC高得点者は英語レベルは高い(はず)です。

にもかかわらず、会話になるとからっきし喋れない人がたくさんいるからです。

 

だから、英会話のときに英語が出て来なくても、

「私は英語ができない人間なんだ」と落ち込まないでください。

 

今日の記事を読んでいただくことで、

「なぜ英語がスムーズに出てこなかったのか」が理解できるはずです。

 

 

 

英会話の時に英語が出てこない理由

英語の知識は豊富にあるのに実際会話をするとなると、

まったくと言っていいほど英語が出てこない人がいます。

 

その理由はいくつかあります。

 

  • ①英語は難しいというメンタルブロック
  • ②正しく話さないといけないという誤解

 

これらの思い込みが強い人ほど、英語で会話をするときに話せなくなる傾向が強いです。

 

しかし、今日お話ししたいのはこれらの理由ではありません。

 

英会話の時に英語が出てこない本当の理由、それは....

 

頭で(考えて)話そうとしているから

 

です。

 

僕たちは受験科目として英語を習ったせいか、

英語=頭で考えて話すものだと思っています。

 

言語は体で覚えるもの

 

以前このブログで「僕は英語の調子のいいときは無意識でペラペラ話せるのに、

調子の悪いときは頭で考えてしまうのでスムーズに英語が話せないことがある」とお話ししたことがあります。

 

これも頭で考えて話そうとしていることが原因です。

 

かつての僕のように机上学習がメインの人は、

このような経験をする可能性が高くなります。

 

本来言語とは「頭で覚えるもの」ではなく、「体で覚えるもの」です。

 

頭で考える割合が大きいほど英語が出て来なくなります。

英語がペラペラ話せるときは無意識でも英語が出てくるからです。

 

「そんなの嘘だ」と思う人も多いかもしれません。

 

例えば、うちの息子は6才ですが英語をペラペラ話します。

でも彼は英語の勉強は一切したことがありません。

 

英語に関する知識なら、日本の一般的な英語学習者のほうが圧倒的に上です。

 

もし言語が頭で覚えて話すものなら、

息子のような小さな子供が流暢に英語を話すのは不可能なはずです。

そして、一般的な英語学習者の人のほうが英語を流暢に話せるはずです。

 

でも、現実はそうではありませんよね?

 

そもそも英語を「勉強」すると思っているところに問題があるんです。

 

言語はStudyするものではなくLearnするものです。

 

体で習得すると反射的に言葉が出てくる

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日本語に置き換えて考えてみましょう。

 

あなたが日本語を話す時、頭で考えて言葉を発していますか?

 

この問いに関しては「そうです」という人もいれば、

「そうではありません」という人もいるはずです。

 

そもそも日本語を意識しながら話しているかどうかなんて考えたことがないですからね。

 

スピーチなどの場合は日本語であっても頭で考えて話すことがありますが

基本的に母国語は無意識で話しています。

 

例えば、タンスに小指をぶつけたらあなたは何といいますか?

 

「痛っ!」

 

って言いますよね?

しかも痛みを感じるのとほぼ同時にです。

 

では、火にかけているヤカンにうっかり触ってしまった場合はどうですか?

 

「熱っ!」

 

って言うはずです。

これも熱いという感覚を感じるのとほぼ同時です。

 

つまり、言葉というのは反射的に出てくるものなのです。

 

これを英語に置き換えてみるとどうでしょうか?

 

タンスに小指をぶつけて痛かった

「痛いって英語で何て言うんだろう?」

「PainfulかなOuchかな」

「でもこのシチュエーションでPainful!と叫ぶのはおかしいからOuch!かな?」

 

みたいなことを頭で考えていたら、

英語なんてスムーズに出てきませんよね?

 

例えば外国人があなたに話しかけてきて、

 

Are you Japanese?

 

と聞かれたとします。

 

あなたは即座に「YES!」と答えることができるはずです。

 

それは「YES」という言葉を使うのに慣れているからです。

だから頭で考えてなくても反射的にYESが出てくるのです。

 

でも、この問いに正確に答えるなら本来はこう答えるべきです。

 

Yes I am.(もしくはI amだけ)

 

あなたは即座にYes I amが出てきますか?

おそらくほとんどの人は出てこないはずです。

 

先日見た英語コーチと呼ばれる人でも即座に出てきていませんでした。

 

Yes I amなんて中学校1年生で習う初歩中の初歩の英語です。

 

こんなに簡単な英語なのに出てこないんです。

 

それは英語を体で覚えていいないからです。

だから反射的に返答が出て来ず、頭の中で英語の文章を組み立てる時間がかかるのです。

 

僕はベトナムシンガポールで英語を使って仕事をしてきました。

自分で言うのもなんですが、英語レベルにはかなり自信がありました。

 

そんな僕がカナダに来て困ったこと、それは...

 

How are you?と聞かれたときにI'm good.が即座に出てこなかったことです。

 

英語でバリバリ仕事をしてきた僕ですら、

こんなに簡単な言葉が出てこなかったのです。

 

反射的に返事を返せるようになるまでに2か月ぐらいかかりました。

 

というのも、ベトナムシンガポールも英語であいさつするときに、

How are you?と尋ねる文化がないからです。

 

How are you?と聞かれたときにI'm good.Thanksと返すことに慣れていません。

 

だから、カナダにきてスーパーでレジの人にHow are you?と言われても、

 

「あ....あ、えーと、I'm good!」

 

みたいな感じになるんです。

 

英語が無意識に出てくるようになる方法

イマージョン(Immersion)

 

まだ脳みそが十分に発達していないのに、

小さな子供ですら英語をペラペラ話せるのは、

英語を浴びているからです。

 

言い換えると、英語を体で覚えているということです。

 

先ほどもお伝えしたように、英語を体で覚えると反射的に言葉が出てくるようになります。

 

英語を浴びるのに一番いい方法はイマージョン(Immersion)を使うことです。

 

www.apollosblog.com

 

海外の大学に留学した人(語学学校の留学生ではない)が英語がペラペラになるのは、

英語環境にどっぷりつかっているからです。

 

彼らは英語を学ぶことが目的でなかったとしても、

講義が英語で行われていて、同じクラスの人々もネイティブスピーカーが多いので、

必然的に英語を浴びることになるからです。

 

語学留学生の英語が上達しないのは、

学校で数時間英語を学ぶだけで、学校が終わったら日本人同士でつるむからです。

 

もしくは外国人と友達になったとしても、

その人も大して英語がうまくないので下手な英語を浴びるだけだからです。

 

 

アウトプットを習慣化する

 

そして、体で覚えたことは忘れにくいという特徴があります。

 

一度自転車に乗れるようになったら、

何年も乗っていなくても自転車に乗れますよね?

 

それと同じ理屈です。

 

英語で話そうとするときに思わずど忘れをして言葉が出てこないのは、

英語表現を頭で暗記しているからです。

 

僕はバンフの観光施設(アメリカ企業)で働いていたとき、

チケット販売の仕事をしていました。

 

同僚のネイティブたち(カナダ人、イギリス人、オーストラリア人)などは、

お客さんとまず初めに会話をするときに、

 

Hi, How's it going?

 

と切り出していました。

 

僕はこの表現はカジュアルな表現なのでビジネスシーンでは使わないと思っていたのですが、若い子が普通に年配のお客さんにも使っていたので僕も真似するようにしました。

 

何度もこの表現を使っていると、

日常生活で知り合いに出会ったときも反射的に、

 

Hi, How's it going(man)?

 

って言葉が出てくるのです。

 

僕はシンガポールで働いていたときに、

前日学んだ英語表現を翌日意図的に使うようにしていました。

 

同僚や取引先と会話をする際に、少しでも使えそうなシチュエーションがあったら、

半ば強引にでもその表現を口に出すようにしていました。

 

そういうことを繰り返しているうちに、

何も考えなくてもその表現が出てくるようになったのです。

 

まとめ

とはいえ、最低限の基礎知識は必要になるので、

まったく英語をわからない人はある程度単語や文法を学ぶ必要があります。

 

あなたがある程度の英語の知識があるのなら、

体に染みつくまでその英語表現を使うことです。

 

そうすると、実際の英会話シーンで反射的に言葉が出てくるようになります。

 

英語=頭で覚えるものという固定観念を捨ててください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。