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【大ピンチ】カナダも入国制限を開始!コロナウィルスで売り上げ前年比50%減の旅行業は今年が正念場。

コロナ騒動は収まるどころかますます拡大する一方です。

 

カナダでも買い占め騒動が起こっており、

トイレットペーパーはどこも売り切れになっています。

 

(引きこもるから消耗品を買い占めるという意図なのであれば、

なぜ他の消耗品も買い占めない?と思う僕はひねくれものでしょうか)

 

この一連の出来事で(特に日用雑貨を扱う)小売店は大きく売り上げを伸ばしたでしょう。

 

トイレットペーパーを製造している会社も今回の件でかなり儲かっているはずです。

 

一方で深刻な大打撃を受けている業界もあります。

 

www3.nhk.or.jp

 

おそらく最も売り上げに影響が出たのは旅行業界ではないでしょうか?

 

NHKニュースによると売り上げは前年比50%減だそうです。

 

 

 

カナダもついに入国制限を開始!

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www.cbc.ca

 

CBCニュースによるとカナダもついに入国制限を始めたようです。

 

カナダ国籍、永住権保持者、外交官、カナダ国籍の近親者、フライトクルー、アメリカ国籍以外の人達に対して入国制限がかけられるようです。

 

症状がある人に関しては国籍を問わず入国禁止という措置もとるようです。

 

先日Facebookを見ていたらシンガポール時代の上司が投稿していましたが、

シンガポールも入国規制を始めたそうです。

 

コロナ後の旅行業界について考えてみる

 僕もかつて旅行業界で長年働いていた身として、

業界のこれからについて考えてみたいと思います。

 

9.11やSARSなど過去にも同様の危機が旅行業界にはありましたが、

以前と大きく違う点は国内旅行も売り上げが下がってしまっているという点です。

 

海外旅行の売り上げが不調でも国内でカバーできればなんとかなりますが、

今回は国内旅行も大幅な売り上げ減となってしまっています。

 

大手であればあるほど損害は大きくなるでしょう。

 

いくら体力があるとはいえ、大量のスタッフを抱え膨大なランニングコストのかかる大手旅行会社こそ苦しいのではないかと思います。

 

騒動が終息したとしても、世の中が不景気だと売り上げを回復させるのが難しいのも懸念事項です。

 

旅行は必ずしも生きていくために必要なものではないので、

景気が悪くなれば当然旅行者の数も減ります。

 

今回の騒動が長引けば業界地図も変わるかもしれませんね。

 

終息まで時間がかかればかかるほど大手は収支のマイナスが大きくなります。

 

逆に個人で旅行業を営んでいる人などは、

自宅でビジネスをしているのでコストはほぼかからないでしょう。

 

貯金があれば食いつなげるし、最悪アルバイトをすることもできます。

 

大変なのは旅行会社だけではありません。

 

旅行業界というのは関わっている業種が多岐にわたります。

 

バス、電車、飛行機、レストラン、観光施設、ホテル、土産屋、ガイドetc...。

 

 これらの業種にも大打撃が出ています。

 

もしこれらの業種で倒産が相次げば、東京オリンピック前に終息したとしてもインバウンドの受け皿が足りなくなるなどの問題も考えられます。

 

需要と供給のバランスが崩れてしまうということです。

 

せっかく需要が回復しても供給が追い付かなければ、

業績を回復するチャンスを失ってしまうことになります。

 

AI化がさらに加速する

旅行会社だけではありませんが、今回のコロナ騒動でAI化がさらに加速するのではないかと思います。

 

今回のようなことが起こった場合、企業は多数の従業員を抱えるだけの余裕はなくなります。

 

できるかぎりランニングコストを削減するために、

AI化を進める企業が増えるのではないでしょうか。

 

Youtube市場が熱くなる

テレビの広告費をYoutubeの広告費が追い抜いたというニュースがありましたが、

今回の件でさらにYoutube市場が熱くなることは間違いありません。

 

景気が悪くなれば広告費がカットされます。

 

そうするとテレビCMのような高額の広告を出せる余裕のある会社は減り、

テレビよりも安価でCMの出せるYoutubeに広告を出す企業が増えてくるでしょう。

 

それによってYoutubeの広告費が高騰するでしょうが...。

 

Youtubeに動画を投稿するのは無料でできるので、

プロモーションのためYoutubeに参入してくる企業も出てくるかもしれません。

 

付加価値のある会社が生き残る

旅行業界で長い間働いていて感じるのは、

どこの会社も同じようなツアーばかり販売しているということです。

 

奇をてらったツアーは売れないので、

売れ筋の王道ツアーばかり販売する理由は十分に理解できますが、

みんなそれをやっているのでまったく差別化ができていないように思います。

 

どこの会社で旅行しても内容がほぼ同じなのであれば、

よほどその会社に愛着がない限りは価格が安い会社を選ぶでしょう。

 

これからの時代は付加価値の出せる会社が生き残る時代です。

 

付加価値=差別化です。

差別化=選ばれる理由です。

 

まとめ

 

旅行業界にとって今年は正念場となりますが、

みんなで力を合わせて乗り切ってほしいと思います。

 

入国制限が始まったことで、

カナダに来る予定だった留学生やワーホリの人たちにも影響が出ていると思います。

 

1日も早い終息を心から祈っています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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