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英語・英会話 上級者向けリスニング力上達の秘訣

今日のブログは中級者から上級者に向けたリスニングの上達方法についてシェアしていきたいと思います。

 

レベルとしては「教材や英語ニュースで話している内容はほぼ完璧に聞き取れるが、Sitcomや映画になると聞き取りができない」という人が対象です。

 

リスニングできない理由

 

リスニング力をあげるための方法については、過去にいくつか記事を書いておりますので、よろしければそちらも読んでみてください。

 

以前に公開した記事の中で「リスニングができないのは、自分でその音を出すことができないから」という風に説明をしました。

ある文章を聞いた時に「使っている単語や表現は単純なのに、聞き取りができない」理由は、自分がその言葉に対して想定していた発音と実際の発音に差があるためです。

 

そのためカタカナ英語を話している限り、ネイティブの英語を完璧に聞き取ることはできません。

ここまでは以前のブログで紹介した内容です。

 

リスニングに関して勘違いされているのが、「単語を覚えれば聞き取れるようになる」ということです。

確かに知らない単語は何度聞いても聞き取れるようにならないので、語彙を増やすことはリスニング力をあげるひとつの要素であることは間違いありません。

 

しかし英語を完璧に話すネイティブですら、聞き取りができないことがあるのです。

だから英語のレベルが高いからといって、完璧に聞き取りができるようになるというわけではないのです。

 

アメリカ英語を話す人にとって、スコットランド人は「何を話しているのかさっぱりわからん」とよく聞きます。

 

どちらも英語がネイティブの国です。僕たちに置き換えるならば、「お互いに日本語で話しているのに、相手が何を言っているのかまったく理解できない」という状態です。

 

では、なぜネイティブスピーカーなのに聞き取りができないのか?

その理由は「自分のデータベースの中にない発音だから認識できない」からです。

 

このブログにも書きましたが、僕自身も同じ経験があります。

イギリスのマンチェスター出身の同僚の話す英語がまったく聞き取れず、落ち込んだことがあります。

そして、オーストラリアやニュージーランドの同僚の英語にもかなり苦戦した経験があります。

 

これは僕の「発音データベース」の中にアメリカ(カナダ)英語しか入っていないからです。

だから、彼らの話す英語の発音が認識できなかったのです。

 

リスニング力をあげるにはデータベースを増やす

教材やニュース英語を聞き取れるのであれば、あなたはその発音のデータベースをすでにもっているということです。

 

でもSitcomで話されているような、砕けた英語の発音に関するデータベースがありません。だから、どんなに教材で勉強したり、ニュース英語をたくさん聞いたりしても、Sitcomの英語を聞き取れるようにはなりません。

 

リスニング力アップの秘訣は「データベースを増やし、慣れること」です。

 

僕たちはネイティブの話す英語だけでなく、非ネイティブのゴリゴリになまった英語も聞き取れないことがあります。

ネイティブが彼らの英語を理解できるのは、普段から世界中の人と接していて「ゴリゴリになまった英語に慣れているから」です。

 

僕が以前地域コミュニティの提供する英語レッスンに参加したとき、韓国人のおじいさんが話していることが、ほぼ何を言っているかわかりませんでした。

しかし、講師の先生はその内容を理解できていたのです。それは、韓国人のアクセントに慣れているからです。

でも、そんな先生もベトナム人の強烈なアクセントには免疫がなかったらしく、ベトナム人の話す内容は理解できていませんでした。

 

もしあなたが上級者レベルで、Sitcomの英語聞き取りに苦労しているのであれば、とにかくその発音のパターンに慣れて、データベースを増やすことです。

Sitcomでは省略や不明瞭な発音というが、頻繁に出てきて登場人物によって癖が違います。だから、1つだけ発音パターンを覚えても完全に理解できるようはなりません。

 

いかに多くのパターンの英語に触れあうかがリスニング力アップの鍵です。

 

アメリカ英語を完璧に聞き取りたいあなたにおすすめの教材

リスニングを訓練するためには、発音練習が必要不可欠になります。

なぜなら自分で出せない音は聞き取れないからです。

 

こちらの記事でおすすめの発音練習・矯正ができる教材を紹介しています。

世界中の英語学習者が利用している再現性の高い教材なのでおすすめです。

 

www.apollosblog.com

 

 

 

 

今日は以上です。

 

いつもブログを読んでくださりありがとうございます。