今日は日常会話で非常によく使う表現をご紹介します。
会話というのはキャッチボールです。どちらかが一方的に話すのではなく、適度に相槌を入れないといけません。
英語で会話していて苦労するのが、「相槌がうまくできない」ということです。
「Yeah」とか「Uh-huh」だけでも成立しますが、そればっかり連呼していると話しても「この人、本当に話聞いてるのかな?」と思われてしまいます。
日本語でもそうだと思いますが、相槌とともに適度にリアクションがあったほうが会話が弾みます。
ただ、英語の相槌というのは難しいんです。なぜなら、瞬時に返さないといけないから。
頭の中でフレーズを考えてから口に出していたのでは間に合いません。
相槌を反射的に言えるようになるためにはトレーニングが必要です。
トレーニングといっても、体に染みつくまでアウトプットするだけです。
そうすることで、無意識のうちにその表現が出てくるようになります。
今日ご紹介する表現たちは、日常会話シーンで非常によく使いますがフレーズそのものはとても簡単です。
固まりで覚えてそのまま使えるものばかりなので、とにかく口に出してアウトプットする練習をしましょう。
「マジで!?」を表す英語表現
「マジで!?」とか「本当に?」と言った表現は、相槌の中でもトップクラスに使う表現の一つです。
「昨日○○だったんだよ」→「マジで!?」みたいな会話ってよくありますよね?
でも、もし「Yeah」とか「Uh-huh」とかしか相槌できなかったら、「昨日○○だったんだよ」→「へー」みたいな感じで、会話がシラけます。
特に欧米人は頻繁にジョークを言ってくるので、「マジで!?」みたいな表現を知っておくと非常に役に立ちます。
①Really?
これに関しては解説不要ですね。特に覚えなくても自然と話せる人が多いのではないでしょうか?
「マジで!?」というよりは「本当に?」といったニュアンスなので、フォーマルなシーンで使うこともできます。
②Are you serious?
「本気で言ってんの?」という意味の言葉です。
相槌表現としても使えますが、「本当ですか?」と相手に対して念を押したいときにも使える便利な表現です。
③Seriously?
これがもっとも「マジで!?」に近い表現ではないかと思います。Really?に飽きたらこの表現を使うようにしましょう。
ネイティブがよく使うナチュラルな表現です。
④Are you for real?
これも「マジで!?」を表す表現のひとつです。カジュアルな表現なので、ビジネスシーンなどでは使用を避けた方がいいでしょう。
For real?と短縮して使うこともできます。
⑤Did you?
「マジで!?」というよりは、「そうなの?」といったニュアンスですが、この表現もよく使います。
「昨日○○したんだ」→「そうなの?」といった会話シーンのときに使います。
トピックによっては「Is it?」というときもあります。
⑥Are you kidding?
「冗談言うなよ」的なニュアンスを持つ表現です。
相手がジョークを言ってきたときなどに使える気の利いた返しです。
⑦OMG
これは相槌だけに使う表現ではありませんが、相槌としても使えます。
めちゃくちゃよく使う表現なので絶対に覚えておきましょう。
ちなみにGodという単語を使うのはあまり良くないとされるため、「Oh my god!」という言い方をするネイティブは少なく、たいてい「Oh my gosh!」か「Oh my goodness!」という言い方をする人が多いです。
⑧(That's)Unbelievable!
「信じられないね」という意味を持つ表現です。ただ、相槌として頻繁に使うとかなり違和感があるので、ここぞというときに使うようにしましょう。
⑨No way!
直訳すると「ありえねー」という意味です。ネイティブがジョークを言ってきたときに、僕は大体この表現を使ってリアクションします。
会話がさらに盛り上がるのでおすすめです。
⑩That can't be true.
「そんなはずはない」という意味の表現です。どちらかというと普通の会話シーンで使う表現ですが、相槌としても使えます。
That's impossible.と言い換えることもできます。
まとめ
「マジで!?」とか「本当に?」というのは、ある意味会話シーンにおいて必須とも呼べる表現の一つです。
しかも、1人の人との会話の中で何度も使うため、バリエーションを持たせておかないと、会話が弾みづらくなります。
ちなみに日本語のように毎回毎回相槌をする必要はありません。それをやると逆に悪印象を与えますので気をつけましょう。