英語ビジネスレベル最短への道 海外移住・海外就職ブログ

延べ5000時間以上英語の勉強に費やした僕が英語の上達法やマインドセットをシェア。現在カナダ在住。3つの国に移住した経験を活かし、海外移住・海外就職に役立つ情報を発信中。Sponsored by PronunciationPro,Lingoda.com,Grammarly,italki

Amazonでベストセラー!海外3カ国に移住した著者による海外移住マニュアルはこちら。

【海外移住】海外在住者に一生付きまとうストレスとは?

日本で生まれ育った我々にとって、海外に住んでいてストレスを感じることはたくさんあります。

 

大抵の場合、文化や考え方の違いが原因でストレスを感じます。

 

僕もそのことが原因でたくさん失敗してきました。

僕の失敗談についてはまた後日ブログを書きたいと思います。

 

文化の違いなどによるストレスは、時間が解決してくれることがほとんどです。

要するに「慣れる」ということです。

 

日本は寛容性の低い国民性なので、小さなことでも許せなくなる気質があります。

でも、その気質も海外に長く住んでいる間に徐々に変わってくるので、

自然と他人を許せるようになってきます。

 

【海外移住】海外在住者が地味にストレスを感じること

f:id:Apollojustice:20190806092011j:plain

 

ストレスの感じ方は人それぞれです。

同じ出来事でもストレスに感じる人もいればいない人もいます。

 

だから、今日お話しする内容がすべての海外在住者にあてはまるわけではありません。

 

ただ、人によっては一生付きまとうストレスになりかねない深刻な問題です。

 

その問題とは「自分の名前」です。

 

僕たちが外国人の名前を正確に呼べないことがあるように、

外国人にとっても日本人の名前は読みづらいものです。

 

国によって名前の呼び方が違う

 

ベトナムシンガポールにいた頃は、「名字+さん付け」で呼ばれることがほとんどでした。

 

カナダに来てからは、ファーストネームを呼び捨てで呼ばれるのが普通になりました。

 

それは別にいいのですが、僕の名前は英語のスペリングには存在しないアルファベットの並びになっているので、ほぼ100%間違った発音で呼ばれます。

 

時々電話がかかってくる際に名前を呼び間違えられるぐらいなら別にイラっともしません。

 

でも職場の人間とは毎日顔を合わせることになるので、

毎回間違った発音で呼ばれるとさすがにイライラしてきます。

 

日本でも変わった名前の子供が「いつも間違えた名前の読み方をされる」と嘆いていることがありますが、その子供の気持ちがよくわかります。

 

カナダで最初に働いた会社は日系の会社で、

同僚も日本人ばかりだったのでこの問題に関してストレスを感じることはありませんでした。

 

取引先と会ったり電話したりすることも頻繁にありますが、

毎日顔を合わせるわけではないので、そこまで気になりませんでした。

 

でも、毎日会う同僚に名前を間違えられるのは嫌なので、

日系企業を退職し、外資系企業に転職する際にイングリッシュネームを使うようにしました(Apolloではありません)。

 

その後いろいろ仕事を転々としましたが、

どこの職場でも本名は使わず、イングリッシュネームで呼ばれていたので、

ストレスは感じませんでした。

 

今の職場でも基本的にはイングリッシュネームで呼ばれていますが、

データ上の名前が本名のままなので、たまに本名を間違った発音で呼ばれることがあります。

 

しかも、上司がブリーフィングのときに間違った名前の呼び方をするので、

それが同僚に伝染してしまい、一時期ほぼ全員から間違った呼び方で名前を呼ばれていたことがありました。

 

さすがにイライラしてきたので、上司に「名前の呼び方が間違ってるからイングリッシュネームで呼んでくれ」とお願いし、それでほぼ問題は解決しましたがいまだに数名間違えた呼び方をしてくる人がいます。

 

名前を間違えられるというのがここまでストレスに感じるというのは、

経験してみて初めてわかりました。

 

日本人は圧倒的にイングリッシュネームを採用している人が少ない

シンガポールは3つの民族が混在する国ですが、そのマジョリティは中華系です。

そしてその中華系のほぼ100%が本名とは別にイングリッシュネームを使っています。

 

カナダに住む中国系の人たちもほぼ全員イングリッシュネームを持っています。

 

韓国人も全員ではありませんが、イングリッシュネームを持っている人が多いです。

 

しかし、日本人でイングリッシュネームを持っている人はあまりいません。

 

日本人の中には本名をもじって愛称にしている人が結構います。

KazuとかNobuとかはたくさんいますね。

 

日本人は中国系や韓国人よりも、イングリッシュネームを使うことに対するメンタルブロックがあるようです。

 

あなたも自分の愛称があったり本名を正確に呼んでもらえるなら、

わざわざイングリッシュネームを採用する必要はありません。

 

ただ、誰も正しくあなたの名前を発音できないのなら、

一生ストレスを感じ続けることになるかもしれません。

 

子供には外国人が発音しやすい名前を

うちの息子はシンガポール在住時に生まれました(誕生は日本ですが)。

 

当時から「子供には外国人が呼びやすい名前を付けよう」と妻と話をしていました。

 

うちの息子の名前は漢字1字で呼び方もとてもシンプルです。

 

ただ、英語のスペリングが実際の発音とリンクしないため、微妙に違う発音で名前を呼ばれています。

 

僕の名前も息子の名前もアジア人は正しく発音できます。

ただ、英語ネイティブの人達は正しく発音できません。

 

そのことを知らなかったので、息子には悪いことをしてしまったと感じています。

 

もし、あなたが海外で出産するのであれば、

子供の名前は外国人が呼びやすい名前にするのがいいと思います。

 

日本人にとっては発音しやすくても、外国人にとっては正確に読めないスペリングもあるので注意が必要です。

 

そうしないと自分の子供は一生間違った呼び方をされることになってしまいます。

 

名前とは自分だけのアイデンティティです。

それを間違えられるという痛みは大きいです。

 

あなたも自分の名前を間違って呼ばれることにストレスを感じるようであれば、

イングリッシュネームを採用することをおすすめします。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。