カナダで2人、僕と息子が歩く道

離婚してシングルファザーになった著者がカナダで息子を育てる生活日記

メランコリックドライブ

1月27日、火曜日。

 

長男は体調不良で学校を休んだ。

 

 

前日9時過ぎまで遊びまわってるのだから

風邪をひいても仕方ないのだが...。

 

 

夕方から息子の歯医者。

 

 

自宅から約40分離れたところにある

日本人経営の歯医者まで車で行く。

 

 

離婚してからまともな外出はこれで2回目だ。

 

 

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通い慣れたいつもの道。

 

 

いつも歯医者に行くときは、

家族4人で一緒だった。

 

 

帰りにモールに寄ったり、日本食を買いに行ったり。

 

 

一緒にご飯を食べて帰ることもあった。

 

 

歯医者が終わり「モール寄っていく?」と聞いたら、

「いい」と答える息子。

 

 

今度友達と行くからモールの名前だけ教えてほしい、と。

 

 

モールの名前を伝えると、

「(そこは)昨日行ったからそっちのモールじゃない」

と言う息子

 

 

電車で一時間以上かかるのに、

こんなところまで遊びに行ってたとは...。

 

 

いくら友達と一緒とはいえ、

まだ小学生の息子がこんな遠くまで

遊びに来てたとは知らなかった。

 

 

 

すっかり暗くなり

寄り道をすることなく帰路につく。

 

 

静かな車内。

 

 

後部座席に座っている息子は、

物音ひとつ立てない。

 

 

歯医者からの帰りの車内は

いつもにぎやかだった。

 

 

次男が見ているDVDの音。

日本食屋で買ったおやつを食べる音。

 

 

その横で長男がゲームをする音。

 

元妻が子供たちの相手をする声。

 

 

でも....もうその音は聞こえない。

 

 

暗い車内の静けさが、

孤独と悲しみを刺激する。

 

 

通い慣れたいつもの道。

 

 

4人だった車内は2人になった。

 

 

「もうこの道を4人で走ることはない」

 

 

そんなことを考えて

メランコリックな気持ちになる。

 

 

普通に生活してるだけなのに

なんでこんなにしんどいんだろう?